The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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チャイナポップス

今日は日本人の同僚と飲み会、建国門にある日本式の居酒屋に行きました。なんちゃって日本料理店も多い北京で日本の味がいただけるとあって、うちの職場では御用達です。

飲んでいると、うちの老板*1が「そりゃあ歌を歌って発散させなきゃなあ」とか「あまり飲み過ぎると、このあと『歌』があるから」なんて言って、明らかにカラオケに行きたそう(^^;)。

今の時代、職場メンバーみんなでカラオケに行くのは「何とかハラスメント」にひっかかりかねないのかもしれませんが、私の職場はみんな歌うのが好きなので2次会は満場一致でカラオケに。職場の人と一緒にカラオケなんてコロナ禍を経て数年ぶりです。中国にもカラオケはありますが、日本の歌が少ないんですよね。うちの職場には中国語の歌を知らない人もいるので、日本のカラオケが歌える麦子店の「カラオケ一番館」に行きました。

それでも案の定、中国語の歌を歌うことに。私は任賢齊(リッチー・レン)の《對面的女孩看過來》を熱唱。すると「最近の歌手?」なんて言われてしまいました。ええー、うそーん!これ1998年リリースの歌ですよ。私が中国語を学び始めた頃は「知らない人はいない」くらいの歌だったのに、こんな感じなんですね。もしかしたら中国国内でも若い人だと知らないのかも。

それでも先輩と台湾版の花より男子《流星花園》の主題歌、庾澄慶(ハーレム・ユー)の《情非得已》を歌ったり、あとは老板と王菲(フェイ・ウェン)の《紅豆》を歌ったりして、ひと昔前の古き良きチャイナポップスで盛り上がりました。

 

References
*1中国語で“老板”(ラオバン)とは「ボス」という意味。中国に駐在する日本人の間では日本語を話しているときも自分の会社の上司を指して「うちの老板」(うちのボス)なんて言います。

北京ユナイテッドファミリー病院

今日は都合あって病院に行きました。娘の出産でお世話になった「北京ユナイテッドファミリー病院」(“北京和睦家医院”)です。

この病院に来ると、妻の妊婦健診に付き添ったときのことや、娘が生まれたときのことを思い出します。出産直後に妻が手術を受けることになったのも、ここでした。いやあ、あのときは本当に大変でした。当時のあれこれが胸に去来して、ちょっと泣けてきます。

ちなみに、病院にいるあいだ娘はずっとおとなしくしていてくれました。お医者さんにも「いい子ね~」と言ってもらえて、娘もなんだか得意げに見えます。いろいろなことがあったけれど、今こうして家族みんなが元気でいられることに、心から感謝です。

短い北京の春

先週、北京の道ばたでバラが咲き始めたという話を書きました。

北京のバラ
北京はこの季節になると途端に道ばたで花が咲き始めます。もちろん突然咲くはずもなく、これらは人為的に植えられたものです。最近だとバラを見かけることが増えました。日の沈んだ後に撮ったので少々見にくいですが、会社近くの道ばたにバラが植えられています。日本語では「バラ」と一括りに言いますが、中国語ではどうも言い分けているようです。日中辞典でバラと調べて大体出てくる“玫瑰”というのが1年に1度だけ咲く花。もうひとつ、“月季”というバラがあって、こちらは年に数回咲く四季咲きなんだそうです。最近北京の道ばたで見...

このときにアップした写真が日没後の味気ないものだったので、昼食を取ろうと外に出た際に改めて写真を撮ってみました。

色とりどりのバラが軒先に植えられています。これがおそらく“月季”という品種のバラなんだと思います。日本語では「コウシンバラ」(庚申薔薇)、干支の数え方で60日に1度巡って来る「庚申の日」になぞらえ、それほどたびたび開花するという意味から来ているようです。

まだ5月だというのに外を歩いていると汗ばんできます。今日は湿気もあって、不快指数も若干高く感じます。もしかしたら日本の今頃より暑いんじゃないかしら。ちょっと前まで卓上の湿度計では「Lo」*1と表示されていたのに、今日の数値は50%を超しています。北京の春と秋は短いと言いますが、いやあ、本当に短いです。

References
*120%未満になって測定不能の際に「Lo」と表示されます。

蘭州牛肉麺の開拓

いつも通っていた蘭州牛肉麺の店がなくなってからすっかり「牛肉麺難民」です。職場近くに蘭州牛肉麺の店は何軒かあるにはあるんですが、どこも味がイマイチ。やはり、私にはあの店の味が一番合っていたようです。

今日は初めての店「西部馬華」(“西部马华”)というチェーン店に来てみました。店内は明るくて清潔感があり、店員さんもみんなテキパキ働いていました。

店名の「馬華」というのは創設者の名前のようです。中国に住むムスリム人口の半分を占める回族には「馬」(マー)という名字の人が多いです。これはイスラム教の予言者ムハンマド(マホメット)をかつて中国では「馬哈麻」と呼んでいたために、あやかって「馬」としたそうです。

レジで注文したあと、麺を受け取るカウンターに行きます。そこでレシートを見せると、その場で小麦粉で作った生地を引き伸ばして麺をを作り始めます。それをササッと鍋に入れて湯がき、お椀に移すとスープとパクチーを加えて出来上がり。その手際よさはまさに職人技です。

私は牛肉麺のほか、3種類の“凉菜”とタマゴ(私が選んだのは目玉焼き)が付いたセットを注文。これで39元(約780円)でした。私の好きだった店の味には及びませんが、ここもおいしかったです。牛肉もたくさん入っていて食べ応えがありました。

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