The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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很久以前羊肉串

自宅近くのショッピングモールに羊肉の串焼きがいただける店“很久以前羊肉串”がオープンしました。中国国内に何店舗も展開しているチェーン店で、ここの羊肉串が大好きなんです。まさか自宅近くにできるとは思わず、いつオープンするかと楽しみにしていました。

店内の作りは他店舗と変わりません。なぜか青色のジャージで統一された店員さんのコスチュームも同じです。相変わらずテキパキ動いているので、別店舗で働いていた人たちなのかもしれません。

テーブルにはコンロが備え付けられ、ここで店員さんが焼いてくれます。串には歯車が付いていて自動でクルクル回ります。焼き加減も店員さんが判断してくれるので、客は何もしなくて構いません。

ここの羊肉は内モンゴル自治区にある「フルンボイル大草原」の最高の仔羊を使っているんだそうで、本当に柔らかくておいしいです。日本だと羊肉のにおいが苦手だという方も多いですが、臭みは全く感じません。よその羊肉串は大量にスパイスをかけるところが多いですが、ここはそのままでも十分おいしくいただけます。

人気店でしかも予約もできないとあって、どの店舗も結構並びます。オンラインで順番待ちの整理券は発券できるんですが、いつもどのタイミングで発券しようか迷うんですよね。あまり早く発券しすぎると店に到着する前に順番が来てしまって無効になっちゃいます。かといってのんびりしすぎると結局店舗に到着して長く待つハメになっちゃうし。今後は自宅にいながら順番待ちして、自分の番号が近くなったら店へ……なんてこともできちゃいそうです(^^)。

北京緑道

今日は土曜日ですが仕事でした。

夜になっていざ退勤しようとしたら……外が明るい。今年の夏至は6月21日だったので昼の時間は短くなりつつあるはずですが、まだまだ長いですね。1日中ずっとオフィスで座りっぱなしだったので、いつもなら地下鉄で帰宅するところ自宅まで歩くことにしました。職場から自宅まで歩くと大体1時間。お気に入りのラジオ番組を聴きながら歩くと意外とあっという間です。

職場から自宅まで「東二環」という道路沿いを歩くんですが、最近「北京緑道」という散歩道が整備されました。どうやら北京市政府の施策のようです。単に「東二環」沿いを歩くだけだと単調な景色しか続きませんが、こちらの緑道なら緑の中をクネクネ歩くので変化があって飽きません。

同じ名前の違う場所

帰宅していると自宅の最寄り駅の改札前で草細工を作っている男性を見かけました。もしかして売っているのかな。草を使ってバッタのような形をした虫を作っていました。

この風景を見て何だか懐かしくなりました。と言うのも、私が留学していた15年前は北京の至る所でこんな人たちを見かけたからです。例えばカフェでコーヒーを飲んでいると突然肩をトントンとされ、おじいさんやおばあさんが工芸品を売りつけてくるのです。ライトがぴかぴか光るコマのおもちゃなんかを見せてきてね。今は全然いなくなりましたけど。

あとは物乞いも見かけなくなりました。例えば地下鉄に乗っていると、中年の痩せ細った男性が這ってくるのです。どうやら脚に障害があるようで、小銭の入った缶をジャラジャラいわせながら金を求めてきます。ほかにも老夫婦がカラオケで歌っているパターンや、小さい子どもを連れた母親というパターンもありました。子どもがね、座席に座る乗客の前にひざまずいてペコペコ頭を下げて「お金を恵んでください」と言ってくるんです。これが何とも言えない気持ちになるので、私はいつも親子の物乞いが来たら目をつぶって寝たふりをしていました。

いろいろ思うことはあったものの、北京は人間くさい街だったと思います。あんなにいた物売りや物乞いの人たちはどこに行ったのでしょう。私は今「北京」という同じ名前の、別の場所に住んでいると思って暮らしています。

モールのイベント

私が住んでいるマンションのそばにショッピングモールがあるのですが、ここ最近の人出がすごいです。どうやら何かイベントが始まったのがきっかけのようで、週末になると溢れんばかりの人になります。ただ何のイベントなのか、さっぱり分かりません。

写真はモールから地下鉄の駅に繋がる連絡通路を撮影したものです。壁一面に“奇迹之旅”(奇跡の旅)と書かれた広告が張られていて、出退勤の際にここを通ると朝から晩までこうして写真を撮っている人がいるのを見かけます。何のイベントだろう?と広告を見ても「モールの会員登録を行った方はくじ引き1回のチャンス」とか「会員様で1日に○○元のお買い物をした方にはノート1冊プレゼント」と書いてあるだけで、なぜ写真を撮っているのかますます分からなくなります。

調べてみると、どうやらシンガポールの歌手・林俊傑(リン・ジュンジエ/JJ Lin)が北京でコンサートを開くのに合わせたイベントのよう。私は全然気にしていなかったのですが、モールには期間限定のコラボショップやカフェもオープンしているようで、ここ最近の賑わいはそれが理由のだったみたいです。私が見たのはモールとコラボした販促キャンペーンだったんですね。

歌手の写真や名前を出さないのは何かの戦略かな。私みたいな門外漢はさっぱりですが、少なくともファンは分かっているからいいのか。とにかく何のイベントがはっきりしてすっきりしました。

中国の塩むすび

北京のセブンイレブンに行くと新商品のおにぎりが並んでいました。

その名も“稻香盐饭团”。“稻香”は漢字のとおり「稲の香り」、つまり米が炊けたときの香ばしい香りを指しています。“”は日本の漢字で書くと「塩」。“饭团”(飯団)はおにぎりという意味ですから、“稻香盐饭团”で「香ばしい塩むすび」といったところでしょうか。

日本のコンビニでも塩むすびを売っていますよね。具が入っていないので、米の本来の味が楽しめます。あとはおかずを別に食べるときにも、塩むすびなら味が邪魔をしません。私もわざと具の入っていない塩むすびを買うことがあります。ついに中国にも塩むすびが上陸しましたか。

気になって買ってみました。で、ガッカリ。全然おいしくありません。米はパッサパサ、食べているとポロポロしてきます。食べきるのも苦痛で、残してしまいました。これでは日本のコンビニおにぎりのクオリティーの足下にも及びません。

まあ、一応フォローしておくと、中国のコンビニって食品の配送が冷蔵に限られているんですよね。ごはんって冷蔵しちゃうとパサパサになってしまいます。だから中国のおにぎりは必ず温めないと食べられた味じゃないんですけど、その点、日本のコンビニおにぎりってそのままでも米がふわふわです。中国と違って常温輸送できるからという事情はありますが、いや、それ以上に企業努力が大きいように思います。中国では温かい米でもひどいことはままありますから*1

References
*1最近は改善されたように思いますが、私が15年前に北京に留学していた頃の中国の米はひどかったことを思い出します。まあ、安い学生食代で食べていたからかな。
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