The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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10年ぶりの再会

今日は留学時代の友人と久しぶりに会って一緒に食事をしました。

その友人とは同じ日本人として同じ時期に北京に留学した仲です。最後に会ったのはお互いの就職が決まった頃に、彼の通う大学がある金沢に遊びに行った時じゃないかしらん。それが2013年の冬ですから、もう10年ぶりくらいになるんですね。

そんな彼も中国に駐在していて、蘇州住まい。北京出張の機会があり、私に連絡をくれたというわけ。いや、嬉しいですよね。私も二つ返事で快諾しました。

私の仕事の都合で少し彼を待たせることになってしまいました。

退勤してからシェアサイクルで約束の場所へ爆走。ここ最近の北京は「蒸し暑い」ので、着いた頃には汗がダラダラ。ひどい顔で10年ぶりの再会を果たすことになってしまいました……トホホ。

けど、久しぶりに会う彼は全く変わっていませんでした。と言うよりも10年前に戻ったかのよう。最近も会っていたような気がするから不思議です。けれどお互い色々と変化はあって、近況を報告し合ったり、思い出話にも花が咲きました。

今日も今日とて日曜出勤

今日は日曜日ですが出勤。いつも週末は休みですが、たまにこうして当番の日があるのです。ついこの前も日曜日に出勤したような気が?と思うと、ちょうど2週間前も当番でした。

うちの会社は今が人事異動の時期で、すでに1人が帰国しています。なのに肝心な後任がまだ来ていないんですね。実質、人員が1人少ない状態。というのが、中国政府からビザがまだ発給されていないのです。去年の私もまさにそんな感じでしたが、いつビザが手に入るのか皆目見当がつかない。本人も予定が立たなくて困っているでしょうし、北京の私たちも仕事が増えて負担です。

2週間前の当番の日は退勤してから職場近くのショッピングモールまで散歩しましたが、今日は何だか疲れちゃってそんな気力もなく、そそくさと地下鉄で帰りました。

帰宅すると、こんなニュースが。

中国政府は23日、シンガポールとブルネイに対するビザ免除措置を再開することを明らかにした。両国と日本の3カ国のパスポートを持つ人についてビザなしでの渡航を認める措置が、新型コロナウイルスの拡大を機に止まっていたが、日本だけを残して元の運用に戻ることになる。

朝日新聞デジタル(2023年7月23日)

以前ノービザについて書いたところですが、中国へ入国する際のノービザは日本以外にシンガポール、ブルネイについても認められてきました。これが日本だけを除いてノービザが再開するんですね。何だか、日本に対する当てこすりみたいにも感じてしまいます。

はぁ……日本人に対するノービザは当面復活しなさそうですね。これも早く復活させてほしいですが、とりあえず後任のビザ、早く出してください。

大雨の中、美容室に

今日の北京は朝から雨が降っています。結構な「本降り」で外出する気も失せそうなくらいですが……出かけました。というのが美容室で髪を切る予約をしていたからです。

特にスタイリストさんは指名せずに予約したのですが、ここ数か月ずっと切ってくれているお兄ちゃんが担当してくれました。白色のかりゆしウェアを着て行ったのですが、髪を洗いながら「その服、夏っぽくて素敵ですね」と言ってくれるなど、相変わらず気持ちの良い方です。

夏ということで今回は少し短めに。帰りの会計時、別の女性スタッフさんが「いつもご利用いただき、ありがとうございます」と言ってくれました。あら、覚えられていたのね(笑)。この美容室には半年通っていますが、この方からはまだ覚えられていないと思っていました。嬉しいような、恥ずかしいような?不思議な気持ちです(^^;)。

感謝する日本、歓迎する中国

私は公共交通機関のアナウンスが好きです。こうして中国に住んでいると、例えば地下鉄の車内アナウンスを聞いているだけでも文化や習慣の違いが感じられます。

例えば、日本は「感謝」、中国は「歓迎」の違い。

  • JR東日本をご利用くださいまして、ありがとうございます。
  • 東京メトロをご利用いただきましてありがとうございます。

日本はいずれも「利用してくれて、ありがとうございます」という感謝を表しています。一方、中国語の放送では「歓迎」を表します。

こちらの動画は北京地下鉄2号線の放送です。冒頭の部分では次のように言っています。

  • 乘客您好,欢迎乘坐地铁2号线列车。

日本語にすると「乗客の皆様、こんにちは。ようこそ地下鉄2号線の列車にご乗車いただきました」。日本の車内アナウンスのような「ありがとうございます」ではなく「ようこそ」を使っています*1。日本で「こんにちは!JR東日本にようこそ」と放送したら、まるでテーマパークのアトラクションに乗っているような気分になるでしょうね。

ほかに中国らしいな、と思うアナウンスは“文明乘车”(文明的に乗車しましょう)でしょうか。この場合の「文明」というのは日本語と少し違い、中国語では「マナーを守る」とか、そういう意味合いの方が強いです。つまり「マナーを守って乗車しましょう」というわけです。

文明乘车。使用电子设备时,请勿外放声音。爱心礼让,请把座位让给需要帮助的乘客。

マナーを守って乗車しましょう。電子機器を使うときにはスピーカーから音を出さないでください。思いやりを持ち、礼儀正しく振る舞いましょう。必要としている方に籍をお譲りください。

「スピーカーから音を出さないでください」というのが中国らしいですね。中国の地下鉄に乗ると大音量で動画を見たり、スピーカーから音を出して通話したりする人がたくさん見かけます。

ちなみに私が留学していた頃は「席を譲りましょう」という放送の前に“尊老爱幼是中华民族的传统美德”(年長者を敬い幼い子を愛するのは中華民族の伝統的美徳です)というアナウンスもありました。あまり日本で「民族の伝統的な美徳」なんて表現を聞かないので、当時は「お、おう……」と思っていましたが最近は聞かなくなりましたね。

そもそも中国は日本以上に「席を譲る」という意識については優れているように思います。わざわざ民族だとか伝統だとか言っちゃうとかえって「やらしく」見えちゃうと思うのですが、そういう考えこそ「日本っぽい」のかもしれませんね。

References
*1ちなみに北京でも終点の駅に到着するときには「ご利用いただき、ありがとうございました」と放送していたように記憶しています。

後海

今日の日中、用事があって「後海」に行きました。

びっくりするぐらいたくさんの観光客で賑わっていました。一緒にいた中国人の同僚に聞くと「8割は北京の人ではありません」と言います。地方から来ている観光客たちだというわけですね。

しかし今日は水曜日。平日なのにここまで賑わうの?と聞くと「みんな休みを取って来ているんです。そもそも子どもたちは夏休みですから」とのこと。でも中国の方々の「旅行にかける気合い」を思い返すと、分かる気もします(^^)。

オレンジ色の浮きがプカプカしていたので目をこらしてみると、泳いでいる方がいました。本当は遊泳禁止ですが、昔はそんな決まりはなかったので、近くに住む地元の人たちには夏になるとこうやって泳いじゃう人もいるようです。湖の中央らへんを泳いでいたので、そこそこ深いんじゃないかと思いますが、慣れているようでした。

ふと湖をのぞきこむと、たくさんの藻が見えました。けれど水自体は透明で澄んでいます。

私が中国に留学していたのはたかが十数年前ですが、それでも当時と比べて川や湖の水質は大幅に改善したように思います。あの頃はポイ捨てされたゴミが浮いていたし、変なにおいもしましたからね。当時であれば、とても北京の川や湖で泳ごうという気にはならなかったと思います。

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