The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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夕方に北京散歩

今日の北京も暑かったー、おそらく35度を超えたんじゃないかな。外に出るなという意味なのだと思って昼間は家にこもり、たまっていた洗濯物などを済ませました。

ただ夕方くらいになるとソワソワしてきちゃうんですよね。外に出ていないということは一日全く歩いていないわけで、ものすごく体に悪いことをしている気分になってくるのです。今の北京は午後6時くらいならまだ明るいので、カメラを持って少し散歩することにしました。

夕方になったとはいえ、まだモワッとした蒸し暑さを感じます。そんな天気もあって自宅の近所には腹を出した「北京ビキニ」のおっちゃん、中国語では“膀爷”と言います。ほかにもオレンジ色の服を着た“环卫工人”(清掃作業員)も。みんな廃品回収みたいな作業をしていました。こんなに暑いのにお疲れさまです。

こちらのおばあちゃん、顔が真っ黒に日焼けしていました。地方から出て来た方なのかな、何かがたくさん入った袋を台車に載せて運んでいました。

あら、ここにも“膀爷”のおっちゃん。確か地下鉄5号線の「張自忠路」駅の入り口で撮った写真です。結構人の行き来が多い場所でしたが人目を憚らず上半身裸でベンチに寝転がってくつろいでいます。中国らしい風景ですね。

ちょっと散歩するつもりでしたが、北京ウォッチングをしながら歩いていると「王府井」(ワンフーチン)にまで来てしまいました。歩き始めた地点から距離にして約6キロメートル、歩数は1万歩超え。これだけ歩けば少しは運動になったかな。

こちらは王府井にある「北京市百貨大楼」というデパートです。ライトアップされてきれいでした。確か午後7時半過ぎでしたが、王府井はそれでも大勢の観光客で賑わっていました。子どもたちが夏休みに入っているので地方から観光に来た人たちが多いのかもしれません。

こちらは王府井書店。私は高校生のときに初めて北京を訪れましたが、ここで書籍をたくさん買ったことを思い出します。

さすがに自宅まで徒歩で戻る元気はなかったので、王府井から地下鉄で帰ることにしました。いざホームに入ると、いつも電車の時刻表が表示されているモニターに見慣れぬ文字が。

7月20日至21日,北京最高气温将超过35℃,请各位乘客加强防护,如您在车站或乘车时突感身体不适,可及时联系工作人员寻求帮助。

7月20日から21日にかけて、北京では最高気温が35℃を超える見込みです。乗客の皆さまには、熱中症対策をしっかり行うようお願い申し上げます。駅や車内で体調が優れないと感じた場合は速やかに係員にお知らせいただき、助けを求めてください。

やはり35度を超えていたのかもしれません。こんな案内を出して注意を呼びかけるくらいですから、ひどい暑さだったんですね。夕方まで待って出てきたのは正解だったかもしれません。

夜の巷を徘徊する

日本では3連休の中日……なんでしょうけど、私は昨日(土曜日)も仕事だったし、明日(月曜日)も仕事。と言うことで、夕方までしっかりとのんびりさせていただきました。けれど動いていないとそれはそれで不安になるもので、夕方からカメラを片手に散歩をすることにしました。

散歩のゴールはショッピングモール「ソラナ」。身重の妻は公共交通機関を使って来てもらい、モールで合流することに。

亮馬河がきれいにライトアップされていました。

優雅に釣りを楽しんでいる人たちの姿がポツポツ。何度もここのブログに書いていますが、私が留学していた頃の亮馬河は汚かったです。さらに前はもっと汚かったらしく、特に臭いがすごくて亮馬河付近の通行を避ける人もいたそう。それを考えると、こうして川べりで釣りを楽しむのは隔世の感でしょうね。さすがに釣った魚は食べないでしょうけど。

家を出てから1時間ほどでショッピングモール「ソラナ」に到着しました。この時点で午後7時半頃でしたが、まだまだ賑わっています。

先に到着していた妻と合流。けど「ソラナ」は特に見ることなく、後にしました。中国のショッピングモールって、なぜこうも「購買意欲」が沸かないんでしょうね。どの店も単調なショールームみたいな感じで、買いたい!買い物をしたい!という気持ちに全然なれません。

夕食は散歩の途中、亮馬河沿いに見つけた「八剣伝」に来ました。言わずと知れた日本の焼き鳥居酒屋チェーンです。私の実家(岡山)の近所にも店舗があって、数年前に亡くなった祖母が好きでよく行きました。調べてみると大阪が発祥なんですね。

それはそうと、この店は日本の「八剣伝」と同じとこが経営しているんでしょうか?それとも中国によくある名前だけ「パクッた」パターン?調べてみると、どうやら日本でチェーン展開する会社が経営している正真正銘の「八剣伝」で、2023年9月時点で北京には2店舗あるようです。

メニューを見てみると、おお、日本の「八剣伝」にありそうな料理がたくさん載っています。日本の「八剣伝」は大衆居酒屋というか、飲み物も料理も安めの価格設定ですが、比べると北京の「八剣伝」はちょっぴりお高め。とは言え北京の日本式居酒屋ならこんなもんでしょう、といった感じです。自家製だという「つくね」は大変おいしかったです。あと「八剣伝ギョーザ」、ちょっぴりチープな焼きギョーザなんですけど(笑)ああ「八剣伝」のギョーザってこんな感じだったと思い出させてくれる味でした。

店内にも席はありますが、この時期は川沿いのテラス席でいただくことができます。いやあ、このオシャレな雰囲気の中で「八剣伝」の焼き鳥をいただくギャップがたまらない。まして涼しくなったので本当に気持ち良かったです。今日の散歩の一番の収穫はこの店を見つけたことですね。

けど北京の冬は、とてもではありませんけど屋外で食事なんてできません*1。するとこんな気持ちの良い食事が楽しめるのはあと2か月ちょっと……というとこでしょうか。まあ、店内で食事をすれば良いんですけど、北京の短い秋が惜しく感じます。

References
*1寒いときはマイナス10度を下回ることもありますから。
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