The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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北京のバラ

北京はこの季節になると途端に道ばたで花が咲き始めます。もちろん突然咲くはずもなく、これらは人為的に植えられたものです。最近だとバラを見かけることが増えました。

日の沈んだ後に撮ったので少々見にくいですが、会社近くの道ばたにバラが植えられています。

日本語では「バラ」と一括りに言いますが、中国語ではどうも言い分けているようです。日中辞典でバラと調べて大体出てくる“玫瑰”というのが1年に1度だけ咲く花。もうひとつ、“月季”というバラがあって、こちらは年に数回咲く四季咲きなんだそうです。最近北京の道ばたで見かけるバラは“玫瑰”ではなく“月季”のほうで、日本語では「コウシンバラ」と呼ばれます。

このコウシンバラは北京の市の花に選ばれているので、この時期、北京市内の至る所で見かけます。どうやら今から初冬の11月頃まで咲き続けるようです。

「裏切り」の木

職場近くで鮮やかな濃いピンクの花を咲かせた木を見つけました。近付いて見てみたのですが、とても変わっています。というのが、木の幹に直接花を咲かせているのです。

この木自体の花でしょうか。それとも別の種類の植物がこの木に花を咲かせたんでしょうか。

私はこういう植物に本当に疎いんですが、今はスマートフォンで何でも調べられるから助かります。Googleレンズで画像検索したところ、これは「ハナズオウ」という花なんだそうです。もちろん、この木自体がハナズオウで、早春にはこうして木の幹に直接を花を咲かせるんだとか。こういう開花の形態をとる植物を「幹生花」というそうです。

中国原産の植物ですが、今では日本でも北海道から九州にかけて広く見られるとのこと(知らなかったのは私だけかもしれませんね)。

ちなみに西洋には同じ種類の「セイヨウハナズオウ」があり、「ユダの木」と呼ばれているそうです。ユダというのはイエス・キリストの弟子の1人。イエスを裏切り、後にそれを後悔して首吊りにこの木を使ったことに由来しています。だからハナズオウの花言葉は「裏切り」なんだそう。何だかおどろおどろしいですが、花は幹から咲く生命力の強さを感じさせ、とても健気です。

何の花かな

今日、日壇公園の近くを通りかかるときれいな花が咲いていました。

これは何の花かな。こういうときにおのれの植物に対するおのれの薄学を恥じずにはいられません。季節的に梅か、桃の花かしら。何の花かも分からないのに足を止めて写真を撮っちゃいました。

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