8月8日(土) 真鍋島散策

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道無き道をてくてく歩きょうたら、なんとかジャーマにたどり着く。
中世の海賊城。破壊されて残っとらんけど、大きな石垣やこが残っとる。


NHKとRSK(山陽放送、岡山のTBS系列の放送局)の中継放送所。


そこから城山展望台へ向かおうとしたんじゃけど、写真で分かるように、もはや道がない…。
尾根伝いに行けるかと思ったけどブッシュが多くて道がわからず断念。無念…。


岩坪と本浦を結ぶ道沿いにある、八幡神社。行ってみましょう。


走り御輿はここから出発するらしい。


こんなところにもみおつくし…じゃなくて、電線看板が!!!!!
すぐそばの建物に「真鍋島水底線陸揚室」って書いてあった。


とこのはな公園。この付近は昔々に幽霊が出ると言われとって、「幽鬼の浜」って呼ばれとったらしい。
そんで慶長年間に住民の不安をなくすために「雪の浜」と言い換えるようになったとか。


ちょうど今晩、ここで夏祭りがあるらしく、いろいろ並んどった。
かき氷が100円!!!!!こういう祭りでは300円くらい取られるもんなのに、なんて良心的。

他にもフランクフルトが100円、焼き鳥3本で250円とか。ええの~~~~。


真鍋島には「マナコッチ」っていうマスコットキャラクターがおるんじゃけど、
その名前のついた「マナコッチハウス」っていうんがあった。島の観光案内所らしい。


そろそろ高速船の時間、ということでおばあちゃんたちと本浦港で待ち合わせ。

僕自身、真鍋島には行ったことがあっても全然記憶に残っとらんくらいじゃったけん、今回行けてほんまに良かった。
自分のおじいちゃんのふるさとを知ることができたことは、自分のルーツを知ることができたようで。

そして、真鍋島のいろんな人たちの温かいおもてなしを受けて、東京で今暮らしょうる僕も、何か教わった気がする。

自分のおじいちゃんが真鍋出身じゃないと、一生来んかったかもしれん、この島。
自分のおじいちゃんが真鍋出身でほんま良かった。

東京で同じ真鍋の血が流れとる、タケちゃんに会えたんも偶然に思えん。神様がそうしたんか?
岡山に住んどっても真鍋出身の人に会わんかったのに、なんで東京で出会うんな…。あまりにすごすぎでないんな?大切にせんといけん友達じゃ。



これはうちの家に残っとった昔の真鍋島の写真。

裏におじいちゃんの字で「36年」って書いてあったけん、昭和36年(1961)の写真。
ちょうど走り御輿をしようる。



こんな写真がうちには何枚もある。

おじいちゃんも僕が真鍋島行ったって言うたら、喜んでくれるかな?
死んでしまったおじいちゃんに会いたくなった、真鍋島からの帰り道なのでした。

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