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9月15日(火) ソウルの旅 一日目

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おばあちゃんはボウリングをするんじゃけど、ボウリングの友人から韓国に安いショップがあると聞いたらしい。
肝心な店名は分からんのんじゃけど、東大門運動場にあるとか。


そこでやって来たんが、東大門運動場(동대문운동장/トンデムンウンドンジャン)。
以前野球場とサッカー場があったけん、運動場って呼ばれようるらしい。

ボウリングの店を探す、果てしない冒険が始まる…と思いようたら、いきなり一店舗発見。
入店するも、品数が少ない。それも値段を聞いたら、そんな安いというほどでもない。

おばあちゃんが同じくボウリングをするおじいちゃんにシューズを買って帰ってあげたいんじゃけど、うちのおじいちゃんは左利きプレーヤーじゃけん、左利き用のシューズが欲しいんじゃけど、無い。

店の人に「미안해요,생각해요.(ごめんなさい、考えます。)」と言ったら、優しく「네(は~い)」と言ってくれた。


他にボウリングの店はないんか?と探しょうたら、母さんが「ボウリングのピンがある!」と発見。
볼링프러스(ボウリンプロス)=ボウリングプラスというお店を発見。


しかし鍵が閉まっていて、そこには「외출중」の文字が。そこで自分の韓国語の知識、総動員。

「외」は「외국(外國)」の「)」
「출」は「출발(出發)」の「)」
「중」は「중국(中國)」の「)」

ってことは…「外出中」やんけーーーーーーーーー!!!!!
それも手書きで「식사중(食事中)」と丁寧に書いてあるのも、何とも言えん。


ここのボウリング用品店もそこまで大きくない。

通りすがりのおばさんに「잠깐만요, 이렇게 볼링 용품점 알아요?(すみません、こんなボウリング用品店知っていますか?)」と聞いてみる。この韓国語であっとんか知らんけど、そのときは無我夢中。

おばさんは首を振って、分からんわーという感じ。
うちのおばあちゃんも諦めムード。ううう…おばあちゃん、ごめんよ…。せめて店名が分かっとれば…。


てか、韓国に到着してから一度も両替をしていなかった。

早ようしとかんと、このままじゃ両替商も閉まって、夕ご飯が食べれん!ということで、両替商に。
この両替商あやしーーーーーーー!!でも僕らの前に欧米の人が両替しようた。

紙に値段を書いて、片言で日本円とのレートを聞いてみると…あららら?結構良いレート。
まあ、えっかーということで、ここの両替商でお金を替える。

ガイドさんから「両替が終わったら、目の前で自分自身でもう一度お札の枚数を数えて下さい!」と注意されとったけん、昔サティでレジをしとったおばあちゃんに数えてもらった。きちんと枚数があったけん、両替のおばちゃんに「감사합니다!(ありがとうございました!)」と言って、両替商を出る。


韓国はとりあえずロッテリアが多い!マックよりも多い!
さすがロッテ。ここのロッテリアは24時間やっとるらしい。日本のマックみたい。


歩き疲れたけん、ロッテリアに入って休憩。母さんとおばあちゃんはグレープジュースで、僕はチョコシェイク。
店内汚い…。机も拭けとらんで、ベタベタって感じ。持ってきとったウェットティッシュで拭いたにょ。


道端の靴下屋台。このセンスは何~!なぜ天井から足~!


それから夕食を食べるために明洞(명동/ミョンドン)にやって来た。
さすが、ものすごい賑わい。韓国の原宿って言われようるらしい。確かに似とるかも。


韓国に来てから「THE BODY SHOP」のパクリ疑惑で「THE FACE SHOP」っていう自然派化粧品のチェーン店があちこちにあった。
でも、ボディショップよりあっさりめで、日本にきたら人気でるかも。

店内に入って、BBクリームなんかを見たら、やはりお昼に行った免税店での値段が安かったことが判明。
ぬぉーーーーー!!免税店あなどれん。買っとって良かったね。


ポロ・ラルフ・ローレンも。ええなー、時間があれば見てみたかった。


おお!「FOREVER 21」まである。韓国はもうなんでもあるな。


それから明洞のIKKOさんオススメという、タレント・コスメティックという化粧品屋に来る。
店員さん、ものすご流暢な日本語使う。店にはビックカメラの日本地図カレンダー貼ってあるし!ここほんま韓国なん?


その店のすぐ外には屋台が。


屋台ではトッポッキやおでん(ぽいもの)を売りょうた。
買い食いしてみたいものだが、屋台の物はお腹を壊しますよ!とガイドさんに教えてもらっていたのだった。


夕食の焼き肉を食べに、明洞にある「豚豚村(돈돈촌/トンドンチョン)」に来た。

あらかじめクーポンやこ印刷して来とったんじゃけど、店の前まで来て二の足を踏んどったら店長さんらしき人が「どーぞ、どーぞ!」と店に誘い込む。まあ、口コミでも、そんな悪くなかったし、ええか~~と入店してみると、日本人だらけ!!!!!怖いんか、心強いんか、よう分からん。


すっかりお腹がすいていて、肉がほんまええにおい~~~~~~~~!!
店の人が焼いてくれる。大きい肉じゃけん、ハサミでちょきちょき。

ビールも韓国のメーカーの「マックス」って聞いたこともないビールを頼んだけど、中国の青島ビールよりはうまいと思う。


海鮮チヂミも頼んだ。

店員さんが結構忙しそうにしようるけん、自分たちで肉を焼きょうたら、不意に店員さんに、

「ひっくり返せ!焦げるだろ!」

と日本語で注意される。いきなりじゃったけん、はいはい、とひっくり返したけど、店員さん、あんた今命令形だったじゃろ!!!
あわてて店長みたいな人が出てきて、今やります、今やります、と肉をひっくり返す。

ううーん、この店はおいしかったけど、値段は「安く」はないし、とりあえず従業員に日本語禁止にするか、もうちょっと勉強させられ!!!
でもソウル一日目にして濃すぎる!!!ソウルすごいよ!!!明日からがもっと楽しみである。

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