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9月16日(水) ソウルの旅 二日目 【 その1 】 【 その2 】 【 その3 】 【 その4 】 今日も朝早ようから活動開始! 泊まっとったホテルの向かいにあった飲食店の掲げる看板。おばちゃん…あんた…。 韓国の店はどこも店主の顔写真を掲げる。 この看板には「모닝 외이드 방영(モーニングワイド放映)」と書いてあるけん、テレビ放送されたらしい。 これが放映されたものらしい。 ものすご笑いを堪えとったのに、母さんが「腕組みしとるし」って言うけん、それで我慢が吹っ切れて大爆笑。 韓国のおばちゃーーーーーーーん!!あんたら、ほんまおもろすぎるでーーーーーーー!! 韓国のアメ横って呼ばれとる、南大門市場(남대문시장/ナムデムンシジャン)に来る。 ここで朝ご飯にサムゲタンを食べようと思ったのだった。 この辺は日本人観光客ねらいみたいなお店が多いみたいで、「革安いよー」「見るだけー」「海苔食べて」「メガネ安く作れますよ!」など、結構お盛ん。先に食事をせんといけんけん、呼び込みに負けず、ぐいぐい進んで行く。 「完璧なニセモノあるよーー」 完璧なニセモノやこないわ!!!!!と、朝から爆笑の嵐。韓国すごすぎるぜ!!!!! 普通の高麗人参の写真を使えばええのに、なんでこんなエロイ人参にするんか!! またあったよ!韓国式看板。こちらはSBSの「트데이(トゥデイ)」という番組で放送されたらしい。 あらかじめ下調べしてきとったサムゲタンの店を探しとったら、こんな裏路地に入ってしまう。 ええーーー、ほんまにこんなとこでええんかーーー!? と、歩きょうたら見つけた。ソウルサムゲタン(서울 삼계탕)という店。 また母さん、おばあちゃんと、どうする?入るまいか?と二の足を踏んどったら店の中から店主のおばちゃん(と、いうよりおばあちゃん)が登場。僕らに入って欲しそうなんじゃけど、日本語が話せん。日本語メニューを見せて、ほれほれと誘う。 そしたら店の中で食事をしていたおばちゃんが口をもぐもぐさせながら出てきて、ペラペラと日本語で説明。 「普通のサムゲタンはねー、12000ウォン!半分のは7000ウォン!あなたたちはどれが欲しいの!?」 朝ご飯だし、ガッツリはいらん…と思って、半分で良いですとか言っとったら、それを店主のおばあちゃんに韓国語で伝える。 そしたら店主のおばあちゃん、分かった分かったとうなずいて、どうぞ店に入りなさいと言うてくれたけん、ほんならと店に入ることに。 むっちゃ狭い店じゃけど、庶民っぽさがあってええ!! さっき通訳してくれたおばちゃんは、ほんなら!!みたいな感じに出て行った。 察するに、この近くで同じように商売しようるんじゃろう。それで朝ご飯を食べに、ここに来とったに違いない。 こちらがサムゲタン(蔘鷄湯/삼계탕/サムゲタン)。初めてーーーー。 スープの中にドドンと鶏肉が入っとって、ご飯(餅米)も。高麗人参も入っとった。 店主のおばあちゃんが持ってきてくれたら、テーブルに置いてあった塩やコショウで混ぜて食べてねとジェスチャーで伝えてくれた。なるほど、食べてみると味が薄い。多分調理の段階では味付けがされとらんのかな。韓国の飲食店では、どこでも無料でキムチとか出してくれるけん、サムゲタンもキムチで味付けしてもええかもしれん。 生まれて初めてのサムゲタンを口にする自分。うほうほ。 おばあちゃんがお友達に韓国海苔を買いたいって言いようたけん、南大門市場で海苔を探す。 そしたら「きれいなお姉さん!」と呼び込む店が。ほんまうまいこと言いようるわ、と思うけど、ついつい見てしまう。 小分け用の袋が欲しいんですけど、って言うたら、店の人に「必要なだけ取ってください!」と言われる。 そしたら机とイス持ってきて、はいはい袋数えてーーって、うちの母さん、店員みたいになっとるし!!あはははは。 大量に韓国海苔を買うたら、店の人に「キミが荷物持ちね」と渡されてしまった。 は?お客に買うてもろうとってから、何を偉そうに言いよんなら!と思ったけど、親を大切にする儒教社会の教えかも知れん。なるほど尊敬。 商店街を歩きょうたら、朝ご飯の前に呼び込みしてきたお兄さんが「また通ったネ!」と話しかけてきた。 覚えとったんかい!!そんなあなたたちの商売魂に敬礼。 両替の「両」という文字の中の「山」の部分!なんだか、心もとないぞ! 相変わらず、すごいセンス。じゃけん、なんで天井から足なんな! 道ばたにポツンとあるパラソル。実はこれも両替商。 どうやら、この道ばた両替商は法的にはアウトらしい…。 客の前でご飯を食べるのってどうなん?と思うけど、それが韓国らしくてステキ。 【 その1 】 【 その2 】 【 その3 】 【 その4 】 |
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