9月11日(土) 入学式 & 日本料理 & 北京図書大廈

【 その1 】 【 その2 】

夜は北京で最も大きいと言われている、「北京图书大厦(北京図書ビル)」に行く。


馬が~~~~~!!馬がおる。日本で東京に馬がおったら、たまげるじゃろうなあ。


北京はたまにこういう清掃車が走りょうる。
ほんでも、よう見たらゴミを吹き飛ばしとるようにしか見えんのんじゃけどなあ…。下で吸い取りょんか?


北京で日本の地下鉄みたいにダイヤを組んだら、毎日遅延になってしまう!!というくらい、時間はめちゃくちゃ。

そういうことで、北京では次の地下鉄が来るまであと何分ですよーといった表記をする。
例えば写真の場合は「公益西桥(公益西橋)」行きの電車が1分後に来ます、という意味。

台湾や韓国と同じ。と、いうより3分ごとの電車が全部時刻表通りなのは日本くらいじゃないのかね?


こちらが「北京图书大厦(北京図書ビル)」。大きいー、うぉっしゃー、燃えて来たでー!!

さすが北京で最大と言われとるだけあって、品揃えがすごい。
何でもある!と言われとるくらい。しかーし、店員の接待マナーは良くないことで有名。

探している本をたずねても、「あっち」か「ほかの店員に聞け」くらいしか返事が返ってこん。中国に期待するんがダメなんか?


中国でもカシオの電子辞書はよく使われとるんねー。
ちなみに「一查知天下」は「ちょっと調べるだけで天下が分かる」という意味。


立ち読みしとる人がすごい。彼らの一体何割の人が購入していくんか。

外国語コーナーに行ったら、やはり日本語コーナーの人気は半端なかった。
中国の経済発展に伴って日本進出が重要視されよんか?韓国語に一人もおらんのに対し、日本語には10人くらい。

日本語のテキストを読んどったらマチさんから電話があって、日本語で話しょうたら立ち読みしとる人の視線がすごかった。
みんな必死に僕が喋りょんのを理解しようとしよんじゃろうなー。でも岡山弁なので、そう簡単には聞き取れませんよ。


大量の本を購入しようとレジの列に並んどったら、見知らぬおじさんから話しかけられる。

「君、『书友卡』(書友カード)は持ってるか?」

なに?書友カード?よう分からんかったから「持ってません」と言うたら、「じゃあ使いなさい」とカードを貸してくれた。
どうやら会員カードらしい。それを使うたら割引になるようで、確かに購入後にレシートを見たら割引されとった。

おじさんに「どうもありがとうございました」と返したら、「安くなったろう?」だって。

よう見ようたら、おじさん、他の人にも会員カードを貸しとった。なんでじゃろう、ポイントでも貯まるんかなあ?
とりあえず僕は安うなったけん、別にそれでええんじゃけど。


その後、お腹減ったーということで、近くにあった「麦当劳(マクドナルド)」へ行く。


奮発して「巨无霸(巨無霸)」のセットを頼む。何か分かる?ビッグマックよ。
日本と同じ内容で、日本の半分くらいの値段。いや、もしかすると半分を下回るかも?


持参したSONYのモバイルパソコンを使ってネットをしようたら、後ろを通る中国人がキョロキョロ見てくる。
中には立ち止まってじーっとのぞき込んでくる人も。こういうちっこいパソコンはまだ珍しいんかな?

それではー、今日買うた本を紹介!!


こちらは村上春樹の『1Q84』なり。もちろん中国語版じゃけど、値段は1冊で36元(約447円)。安いねー。


こちらは僕にとって思い出深い一冊。『はらぺこあおむし』なり。
中国語では『好哦的毛毛虫(お腹の空いた毛虫くん)』。

母さん曰く、僕は幼稚園に通いようた頃、何度借りとんなら!というくらいこの絵本を借りてきとったらしい。
じゃけんか知らんけど、ものすごく印象深い一冊。絵も独特で素敵。

ポールも小さい頃によく読んだよって言いようた。英語では『The Very Hungry Caterpillar』と言うらしい。
お値段は39.8元(約494円)。1Q84より高いのね。日本でも1200円くらいするよね。


こちらは『ぞうくんのさんぽ』なり。これもすごい覚えとるなーと思って、衝動買いしてしもうた。
中国語では『小象散步(小象の散歩)』。

他にも辞書や朝鮮語の学習本、中国語作文についての本などいろいろ買って、300元(約3426円)くらいだった。
多分同じだけ日本で買うとったら1万いっとったはず。本は安い。みなさん、本を買いましょう!

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