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The time is gone, the song is over, Thought I'd something more to say.

Category: しごと (page 1 of 11)

地方創生という観点からの公共交通

仕事でおつきあいのある、四国財務局の方に地方創生に関するシンポジウムのお誘いをいただき、参加してきました。

対象としているのが若手の公務員ということで(ちなみに私は公務員ではありません)四国各県から参加者がいらっしゃいました。あまり詳しくないのですが、40代くらいまでは若手に入るそうで、私なんかよりもよっぽど年上のベテランっぽい方もいらっしゃいました。

私が興味深くお聞きしたのは、ことでん=高松琴平電気鉄道の真鍋康正社長のお話。公共の名の付く「公共交通」ですが、運営しているのは民間。どう考えても純粋な民間ではもたない、やっていけないのに、そこに行政との理解にギャップがあると指摘します。

その一例となっているのが両備バスが赤字31路線の廃止届を国に提出した問題。両備バスにとって主要幹線である西大寺線に低価格均一運賃の競合他社が全く同等の路線営業を申請し、それが認可される見通しとなったのです。そのため、主要路線が打撃を被る両備バスが健全な経営を続けるために輸送密度が低い路線を廃止せざるをえないとして、およそ40%もの路線廃止を届け出しました。

両備バスは民間ではあるけれども、公共交通の使命である「人々の足」として輸送密度が低い路線でも運行してきました。それなのに簡単に参入を許してしまえば、末端部のサービスを維持できなくなるのは明らかなはず。「完全自由化なら撤退も自由よ、それでいいの?」という一石を投じた問題だと思います。

真鍋社長はそうした観点からも、ことでんを「理想的な劇的復活」よりも「地道に地域のインフラを担う存在」として維持させるかが重要だと指摘していました。特に少子高齢化が進み、高齢ドライバーによる事故が多発している地方こそ公共交通が担う役割は大きいはずなのに、日本人の中にはどうしても「公共交通は都会のもの、地方はクルマ社会」という誤解があるとのこと。うーん、80になる祖母が今でも毎日のように車を運転する私としても考えさせられます。公共交通を巡る問題は会社と行政だけでなく、私たち一般市民も考えを改めていく必要があるように感じました。

シンポジウムに参加されている皆さん、本当に勉強熱心な方ばかり。6人の方が講演してくださったのですが、私は最後あたりで集中力が切れてしまっていました(笑)。とはいえ、貴重な機会をくれた四国財務局の方には感謝です。運営も本当にお疲れさまでした。

 

隔離されていた島へ

きょうから12月ですね。少し前までゴールデンウィークだったような気がするのに…

さて、きょうは仕事で大島に行ってきました。

大島青松園をご存じですか。

ハンセン病の国立療養所です。その昔、ハンセン病患者への差別や偏見が激しかったころ、患者たちはこうした療養所に隔離されていました。特に大島は瀬戸内海に浮かぶ島だったので、文字どおり「隔離」されていました。

今でこそハンセン病への理解は進みつつありますが、こうした差別・偏見があったという歴史を忘れないようにしないといけないと思います。

すごいぞ!瀬戸大橋

きょうは仕事で瀬戸大橋に行ってきました。

岡山県民の私にとって瀬戸大橋は鷲羽山から見た姿が印象深いのですが、香川県側から見るとこんな感じ。坂出北インターチェンジの近くの山のてっぺんにある「サン・アンジェリーナ」という結婚式場には展望台もあって、この瀬戸大橋の絶景を見ることができます。

きょうは瀬戸大橋のふだん行けないようなところをたくさん見させてもらいました。仕事に関連するので写真はお見せできないのですが、1枚だけ特別に…

ひゃーーー!!!という絶景、瀬戸大橋の塔頂から見た眺めです。

瀬戸大橋は来年4月で開通から30年を迎えます。私が平成元年(1989年)生まれで、瀬戸大橋開通は昭和63年(1988年)生まれ、私の1つ上のお兄さんです(^^)。本当にすごいものを日本人は作ったんだなあと感じます。いくら“内海”とはいえ、海をまたぐ橋を作ってしまうとは…

こんな山奥にも中国人が

きょうは仕事で塩江町にあるホテルに行きました。

塩江町は高松市なのですが以前は独立した町で、徳島県との県境に近い山奥の温泉郷としても知られています。高松市街からは1時間くらいかかるところなのですが、台湾人や韓国人の宿泊客でいっぱいでした。

ホテルのロビーにいた方に台湾人かと思って話しかけると、上海の方。聞くときょう高松に到着したばかりだということです。今晩は香川県で宿泊し、あすの午前8時には大阪に移動してしまうとのことでした。高松空港は格安航空会社、LCCの春秋航空が就航しているので日本への入り口・出口の機能を果たしてはいるものの、すぐどこに行ってしまう傾向にあるようです。台湾や韓国の方には香川県を始め、四国が注目を浴びつつありますが、中国の方にはまだまだ東京や大阪のような大都市のほうが魅力的なのかも。

しかし塩江町は市街からは離れているものの空港には近いので、こうした「高松市街にまで出る用事はない」といった空港利用者には助かっているようです。一見、こんな山奥にも中国人が!と驚くのですが、そこにはそれなりの理由があるということですね。

電車という公共スペース

きょうは後輩と一緒に仕事で坂出市に行きました。

瀬戸大橋を走って与島まで来ました。ものすごくいい天気で、気持ちよかったです。少しかすんでいたかな?でも青空は澄み切っていました。

一般の車両はパーキングエリア内であれば降りられるのですが、いわゆる与島の集落側に行こうとすると住民と許可された人しか通れないゲートをくぐっていかなければなりません。このゲートは特別なカードを挿入しなければならず、こうしたゲートは与島を始め、櫃石島、岩黒島と、瀬戸大橋が結ぶ計3つの島にあります。この3つの島、いずれにも降りることができるカードを「三島カード」と言って、住民以外だと警察を始め、郵便配達をする郵便局員や報道関係者など、限られた人しか持つことしかできません。

ちなみに住民たちが持つカードには「本人カード」と「世帯カード」があるそうです。本人カードとは、住民本人が持っているもの。世帯カードは島を出ていった家族が帰省するときに使うカードだそうです。かつては船に乗らないと本州、四国に行けなかった住民たち、瀬戸大橋ができてその生活は様変わりしたんだろうなあと感じます。

仕事を終え、後輩と別れて高松に戻ります。坂出駅まで送ってもらい、電車で帰ることにしました。

東京ではしょっちゅう乗っていた電車も香川で乗るのは新鮮です。思い返すと、電車という公共スペースは便利な空間だなと思います。東京で大学生をしていた頃、電車は貴重なスペースであり、また乗車時間は貴重なひとときでした。本を読んだり、ラジオを聞いたり。電車で毎日通学し、それが1か月たてばトータルの乗車時間は結構な長さになります。その間、ずっと読書をしていたなら通学時間だけで何冊の本が読めることか。

それが電車での通学・通勤のない地方だと、そうした時間が発生しないのが惜しいですね。ま、そんな偉そうに言う私も社会人になって東京に何度も出張に行きましたが、電車の中では専らグースカ寝ているかもしれません(^^;)。

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