きょうは仕事で塩江町にあるホテルに行きました。

塩江町は高松市なのですが以前は独立した町で、徳島県との県境に近い山奥の温泉郷としても知られています。高松市街からは1時間くらいかかるところなのですが、台湾人や韓国人の宿泊客でいっぱいでした。

ホテルのロビーにいた方に台湾人かと思って話しかけると、上海の方。聞くときょう高松に到着したばかりだということです。今晩は香川県で宿泊し、あすの午前8時には大阪に移動してしまうとのことでした。高松空港は格安航空会社、LCCの春秋航空が就航しているので日本への入り口・出口の機能を果たしてはいるものの、すぐどこに行ってしまう傾向にあるようです。台湾や韓国の方には香川県を始め、四国が注目を浴びつつありますが、中国の方にはまだまだ東京や大阪のような大都市のほうが魅力的なのかも。

しかし塩江町は市街からは離れているものの空港には近いので、こうした「高松市街にまで出る用事はない」といった空港利用者には助かっているようです。一見、こんな山奥にも中国人が!と驚くのですが、そこにはそれなりの理由があるということですね。

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