日本から友人が訪ねてきてくれ、今日が観光の実質1日目です。だと言うのに、北京は滅多にない雨模様。こればっかしは私の雨男ぶりを嘆くしかありません。友人には申し訳ない限りです。
今日は雨天でも影響の少なそうな市内観光をすることにしました。で、向かったのが前門。昼食は前門大街にある炸醤麺(ジャージャー麺)の店、“方砖厂69号炸酱面”に行ってきました。
北京に何店舗かある、ミシュランガイドにも選ばれている店です。店名の“方砖厂69号”というのは“方砖厂胡同”(レンガ工場通り)の69番地に1号店があったということに由来します。何もわざわざ観光地の前門大街の店舗に来なくてもいいわけですが、少し時間が早かったからか並んでいる客が3、4組しかいなかったので入ることにしました。
注文したのは“我们的炸酱面”(日本語にすると「僕たちの炸醤麺」)という少し変わった名前の炸醤麺。具は全部で13種類用意されていて、もやし、きゅうり、セロリ、グリーンピース、にんじん、炒り卵、白菜、ねぎ……などなどがありました。
説明によると、まずは肉味噌の油だけを麺に加え、ほぐすんだそうです。その後に肉味噌を全部入れてグチャグチャに混ぜます。で、最後に具も加えて、さらに混ぜます。見た目はあまりにもあまりになりますが、よくかき混ぜないとおいしくありません。
さすがミシュランガイドに選ばれているだけあって、空前絶後のおいしさでした。肉味噌の味付けもさることながら、麺のコシが良いですねえ。日本の「ジャージャー麺」とは似て非なるこの和えそば、日本でも売れるんじゃないかなあ。
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