The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

投稿者: ぼぼよる (4ページ目 (210ページ中))

ベビーベッド

先日注文していたベビーベッドが到着したので、今日組み立てました。

4つある面のうち1面だけ開けて、大人用のベッドにくっつけられるようにしました。

日本のベビーベッドは大きく分けて「レギュラーサイズ」と「ミニサイズ」とあって、日本で売っている赤ちゃん用の寝具はいずれかのサイズに合わせて作ってあります。ただ中国のベビーベッドにはどうやら規定ないようで日本の寝具を使おうとすると中途半端なサイズばかり。ようやく日本の「レギュラーサイズ」より気持ち大きいサイズのベッドを見つけ、購入しました。

ベビーベッドが家にやってくると、何だか気持ちも「いよいよ」という感じがしてきます。

たのしい宅飲み

今日は北京で働いている同業他社の方を家に招いて食事をしました。

いつか食事をしましょうと約束していた方で、ようやく実現。妻のお腹も結構大きくなってきたので、大事を取って外食はやめておくことにしました。お招きする方も実は同じマンションに住んでいるので家は家で都合が良いのです。で、食事の支度も今日は私が腕を振るうことに……といっても、メインは簡単に鍋ですけど。

鍋はキムチ鍋にして、具材にはラム肉や豆苗など中国っぽいものも用意してみました。あとは祖母直伝のポテトサラダやお刺身など……って、これだと元日に食べたのと同じメニュー(笑)。まあ、私が好きだからです。

品数はそこまで多くはありませんがテーブルいっぱいに並べてみました。小さい頃からお客さんが来るとテーブルいっぱいに食べきれないほどの料理が並んだんですよね。特に祖母がそういう人で、食べきれないほど料理を用意することが「おもてなし」だと考えていたように感じます。まあ、今日の私にとっては単にホストのメンツかもしれないですけど(^^;)。

でも「何だかお正月みたいですね」と言ってもらえたのは最高の褒め言葉でした。同じ仕事をしている方で苦労話が共通するもので話が盛り上がり、例によって時間があっという間に過ぎました。

34週の妊産婦検診

今日は妻の妊産婦検診に付き添い、病院に行ってきました。

こちらの病院はお願いすれば日本語通訳も付けてくれるのですが、通訳さんもたくさんいるわけではないので予約が混み合うときがあります。ということで、私が付き添うときは自分が通訳代わりに。とは言え、今日は医師の問診と助産師面談の2つを控えていたので、ノンストップで2時間喋り続けました。いやあ、クタクタです。

普段仕事で中国語を使いますが、医療現場では使う言葉が全然違いますね。例えば陣痛促進剤を使って出産を促すことを中国語で“引产”(引産)と言います。おそらく「出産を引き起こす」という意味から来ているんでしょうけど、これ、日本語だと何と言うんでしょう。分娩誘発?妊娠・出産を経験しなかったらおそらく知らないままであっただろう言葉にたくさん出会うので勉強になります。

渚のシンドバッド

タイトルはピンクレディーの有名な歌と同じですが、関連性はありません。どこかで予告編を目にして(どこで見たのか記憶にないのです、ツイッター……もといXかしら)いい雰囲気だなあ、見てみたいなあと思っていたらAmazonプライムビデオで公開されていることを知り、鑑賞しました。

【ネタバレがあります】

渚のシンドバッド(日本/1995年)

高校2年生の伊藤は、同級生で同じ吹奏楽部に所属する同性の吉田に思いを寄せながら、それを伝えられずにいる。一方、数か月前に転校してきた女子生徒、相原は少々変わり者で周囲から浮いていたが、なぜか伊藤と気が合って2人は親しくなっていく。そんな相原にはかつてレイプされるという悲しい過去があった。やがて伊藤はゲイだと噂を立てられてしまい、意を決して吉田へ自分の本心を語ろうとするが……

90年代ならではのノスタルジックな雰囲気が終始漂う作品。私は個人的に「エモい」という言葉があまり好きではありませんが*1、ああこういうのが「エモい」ということなんだなと教えてくれる映画です。

伊藤がクラスメートの吉田に特別な感情を抱いていることをいち早く察するのが相原。相原自身も前に通っていた高校でレイプされて心に傷を負っているからこそ、伊藤が「自分は他の人と違う」という、ある種の孤独を抱えながら生きていることを敏感に感じ取ります。伊藤も相原が自分に偏見を持たずに接していることを感じるので、2人の距離は縮まっていきます。

登場人物は私より上の世代ですが、作品で描かれる敏感で微妙な友人たちとの距離が自分も高校生のときに感じていた空気と映像に重なり、とてもリアルでした。自分にもこんな時代があったなあ、もう戻れないんだなあ……と思う反面、うーん、戻れたとしても戻らないかな?とも。思春期や青春時代ってどうにもならないけど、どうにかして生きていかなきゃいけないんですよね。

2時間の大作でしたが無駄なシーンがひとつもありませんでした。岡田義徳が特にすごいんですけど登場人物の演技があまりに自然なので、見ていてこちらが恥ずかしくなったり、思わず笑ったり、見ていられなくなったり……映画を見てこんなふうに感じることは滅多にありません。あと相原役は、何と浜崎あゆみなんですね。歌手としてデビューする前なんだそうですが、女優としても成功していたんじゃないかと感じる演技でした。

いろいろ印象に残った台詞はあるんですが、そのうちの一つが終盤で伊藤が言った「(自分の好きな人が)どんなふうに人を好きになるか見たかった」という言葉。あとエンディングの高梁和也さんの「うしろむきの私」も良いですね。作中に出てくる海の色が思い浮かびます。

References
*1「エモい」が言わんとすることは、私も何となく分かります。自分自身がかつて経てきた経験や記憶と重なって懐かしく、時に胸が締めつけられるような……ああ、このときにはもう帰れないんだ、みたいな感覚。私が何となく嫌なのは、そんな複雑な感覚を「エモい」というひと言で表すことへの抵抗かもしれません(笑)。

ワンコとの再会

いつも行く蘭州牛肉麺の店で昼食を済まし、外に出ようとすると入口にワンコがいました。

いつも近くをウロウロしているワンコです。当初は野良犬?と思っていたのですが、それなりに体が大きいし、誰かが定期的に食事を与えているのかもしれません。春から秋にかけてはよく見かけましたが、ここ最近は北京も寒い日が続いているからか見かけませんでした。厳しい冬の間はどうしているのかなと思っていたら今日久しぶりの再会。

何か欲しそうな顔をして私を見て来ましたが、残念ながら何も持っていないよー。

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