The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

投稿者: ぼぼよる (5ページ目 (265ページ中))

很久以前羊肉串

自宅近くのショッピングモールに羊肉の串焼きがいただける店“很久以前羊肉串”がオープンしました。中国国内に何店舗も展開しているチェーン店で、ここの羊肉串が大好きなんです。まさか自宅近くにできるとは思わず、いつオープンするかと楽しみにしていました。

店内の作りは他店舗と変わりません。なぜか青色のジャージで統一された店員さんのコスチュームも同じです。相変わらずテキパキ動いているので、別店舗で働いていた人たちなのかもしれません。

テーブルにはコンロが備え付けられ、ここで店員さんが焼いてくれます。串には歯車が付いていて自動でクルクル回ります。焼き加減も店員さんが判断してくれるので、客は何もしなくて構いません。

ここの羊肉は内モンゴル自治区にある「フルンボイル大草原」の最高の仔羊を使っているんだそうで、本当に柔らかくておいしいです。日本だと羊肉のにおいが苦手だという方も多いですが、臭みは全く感じません。よその羊肉串は大量にスパイスをかけるところが多いですが、ここはそのままでも十分おいしくいただけます。

人気店でしかも予約もできないとあって、どの店舗も結構並びます。オンラインで順番待ちの整理券は発券できるんですが、いつもどのタイミングで発券しようか迷うんですよね。あまり早く発券しすぎると店に到着する前に順番が来てしまって無効になっちゃいます。かといってのんびりしすぎると結局店舗に到着して長く待つハメになっちゃうし。今後は自宅にいながら順番待ちして、自分の番号が近くなったら店へ……なんてこともできちゃいそうです(^^)。

北京緑道

今日は土曜日ですが仕事でした。

夜になっていざ退勤しようとしたら……外が明るい。今年の夏至は6月21日だったので昼の時間は短くなりつつあるはずですが、まだまだ長いですね。1日中ずっとオフィスで座りっぱなしだったので、いつもなら地下鉄で帰宅するところ自宅まで歩くことにしました。職場から自宅まで歩くと大体1時間。お気に入りのラジオ番組を聴きながら歩くと意外とあっという間です。

職場から自宅まで「東二環」という道路沿いを歩くんですが、最近「北京緑道」という散歩道が整備されました。どうやら北京市政府の施策のようです。単に「東二環」沿いを歩くだけだと単調な景色しか続きませんが、こちらの緑道なら緑の中をクネクネ歩くので変化があって飽きません。

同じ名前の違う場所

帰宅していると自宅の最寄り駅の改札前で草細工を作っている男性を見かけました。もしかして売っているのかな。草を使ってバッタのような形をした虫を作っていました。

この風景を見て何だか懐かしくなりました。と言うのも、私が留学していた15年前は北京の至る所でこんな人たちを見かけたからです。例えばカフェでコーヒーを飲んでいると突然肩をトントンとされ、おじいさんやおばあさんが工芸品を売りつけてくるのです。ライトがぴかぴか光るコマのおもちゃなんかを見せてきてね。今は全然いなくなりましたけど。

あとは物乞いも見かけなくなりました。例えば地下鉄に乗っていると、中年の痩せ細った男性が這ってくるのです。どうやら脚に障害があるようで、小銭の入った缶をジャラジャラいわせながら金を求めてきます。ほかにも老夫婦がカラオケで歌っているパターンや、小さい子どもを連れた母親というパターンもありました。子どもがね、座席に座る乗客の前にひざまずいてペコペコ頭を下げて「お金を恵んでください」と言ってくるんです。これが何とも言えない気持ちになるので、私はいつも親子の物乞いが来たら目をつぶって寝たふりをしていました。

いろいろ思うことはあったものの、北京は人間くさい街だったと思います。あんなにいた物売りや物乞いの人たちはどこに行ったのでしょう。私は今「北京」という同じ名前の、別の場所に住んでいると思って暮らしています。

モールのイベント

私が住んでいるマンションのそばにショッピングモールがあるのですが、ここ最近の人出がすごいです。どうやら何かイベントが始まったのがきっかけのようで、週末になると溢れんばかりの人になります。ただ何のイベントなのか、さっぱり分かりません。

写真はモールから地下鉄の駅に繋がる連絡通路を撮影したものです。壁一面に“奇迹之旅”(奇跡の旅)と書かれた広告が張られていて、出退勤の際にここを通ると朝から晩までこうして写真を撮っている人がいるのを見かけます。何のイベントだろう?と広告を見ても「モールの会員登録を行った方はくじ引き1回のチャンス」とか「会員様で1日に○○元のお買い物をした方にはノート1冊プレゼント」と書いてあるだけで、なぜ写真を撮っているのかますます分からなくなります。

調べてみると、どうやらシンガポールの歌手・林俊傑(リン・ジュンジエ/JJ Lin)が北京でコンサートを開くのに合わせたイベントのよう。私は全然気にしていなかったのですが、モールには期間限定のコラボショップやカフェもオープンしているようで、ここ最近の賑わいはそれが理由のだったみたいです。私が見たのはモールとコラボした販促キャンペーンだったんですね。

歌手の写真や名前を出さないのは何かの戦略かな。私みたいな門外漢はさっぱりですが、少なくともファンは分かっているからいいのか。とにかく何のイベントがはっきりしてすっきりしました。

青島のノンアルコールビール

私はお酒が好きです。中でもビールが好きで、結構飲んじゃいます。

最近は休肝日も作ったほうがいいと考え、お酒を飲むのは遅番の前日や週末のみにして、平日は飲まないようにしています。それでも……飲んじゃうときがあるんですよね(^^;)。何かこう、お酒を飲まないと1日が終わらない感じがするんです。

1日を終える
今日は大きめの仕事をひとつ終えました。結構前から準備していたもので、今日も多くの人を巻き込んで何とか終えられたので感慨もひとしお……というより、ホッとしました。ありがたいことに方々からお褒めの言葉もいただいたので、今日は水曜日だけどサッサと帰ってビール飲んじゃお*1と思ったのですが、あらら、夜勤なのでした。仕事を終えると午後10時過ぎ、少し遅めの時間ですが、うーん、やっぱ飲んじゃう。そういえば最近ツイッター、もといXでこんなポストを見かけました。けら...

だから休肝日と決めているのに「1本だけ」と飲んでしまうことがあります。弱い意志です。でも、ひとくち飲んだら満足してしまいます。で、もういいやってなっちゃう。

私がお酒を飲むのは酔いたいからです。けれど私は(おそらく)人よりお酒に強いこともあり、ビール1本程度では酔いませんし、酔えません。多分2本でも同じかな。だから「1本だけ」って飲み始めても、ひとくち飲んだら1本では酔えないのが分かるんです。なのでのどごしを味わったら、もう満足しちゃうんですね。すると……平日にビールが飲みたくなるのは「酔いたい」からではなく「のどごしを味わいたい」からかしらん?

そう思い、ノンアルコールビールを試してみることにしました。調べてみると中国でも日本ほど豊富ではないものの、ノンアルコールビールが販売されているようです。

買ってみたのは青島ビールのノンアルコールビールです。それもお味はホワイトビール、日本では見かけないので、珍しさから購入してみました。

飲んでみたら……おお、これはホワイトビールです。調べてみると原料やレシピは通常のホワイトビールと全く同じ。完成した後に真空蒸留でアルコール分を取り除き、0.05%以下にまで抑えたんだそうです。だから完全なアルコールゼロではないんですね。日本のノンアルコールビールはビールのフレーバーを混ぜて作られた「ビールっぽい味の飲料」が多いですが、こうした「脱アルコール製法」で作られたものは一度本物のビールとして作られているので、よりビールに近い感じがします。

でもビール好きの私からすればやはり「似て非なるもの」。なんだろう、どこか物足りないのです。ビールだと思って飲むからいけないのかなあ。甘い炭酸水というか、別の一種の飲み物だと思えばいいのかもしれません。私はのどごしだけではない何かをビールに求めているのかもしれません。

References
*1最近、平日はあまり飲まないようにしているんです。
«過去の 投稿 新しい 投稿 »

© 2025 BOBOYORU.NET

Theme by Anders Noren上へ ↑