The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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前向き抱っこデビュー

週末のパパクッキング、今日は岡山のご当地グルメ「えびめし」を作りました。

先月にも「えびめし」を作りましたが、そのときの素が残っていたので。ただ私と妻の2人分を作るには足りず、ウスターソースや醤油を加えてみました。ちょうどプリプリの大きなえびがあったので、そちらも投入。錦糸卵を作って最後に載っければできあがりです。ちょっぴり甘めになってしまったかもしれませんが、まあ、良いでしょう。

午後も自宅でゆっくりしていたのですが、夕方から散歩を兼ねて娘を連れて妻と3人で出かけました。向かったのは東大橋の蔦屋書店。自宅から徒歩1時間近くかかりましたが、最近は気温も今までのように高くないので歩いていて気持ちよかったです。娘は抱っこ紐で連れて行ったんですが、今日初めて「前向き抱き」デビューしてみました。

対面抱きだと基本的に親の胸しか見えないので、娘はしばらくすると大体寝ていました。けれど前向き抱きだと視界にもいろんなものが入ってくるので興味津々のよう。本当キョロキョロするので私もうれしくなり、体をひねってはいろんなものが見せてあげました。

前向き抱きをめぐっては長時間やりすぎると子どもの股関節に影響するとか、刺激が強すぎる、親とのアイコンタクトが取れないといったデメリットも指摘されているようです。けれど時間に気をつければ、ずいぶん便利だなーと思いました。この前行った水族館とか、ああいう時に前向き抱っこなら娘にいろいろ見せてあげられただろうなあと思いました。

人生の2周目
妻と娘を連れて3人で北京市内の水族館「北京海洋館」に行きました。北京動物園の敷地内にあり、北京市内の水族館の中では最も大きいんだとか。水族館だけ行ければいいと思っていたのですが、北京動物園の一施設という位置づけのため「動物園+水族館」のセット料金でチケットを買わなければいけませんでした。娘は無料でしたが大人は1人175元(約3600円)、結構お高いです。ちなみに去年行った北京市内にある別の水族館「富国海底世界」は1人150元(約3000円)。どちらも高いですねー、北京は海に臨む港湾都市ではないので水族館の運営...

このとき水族館では娘をずっと抱っこしていたので、途中には私も妻も腕が疲れちゃいました。あと気温も高かったので、体温の高い娘を抱いていると親も子も汗ダラダラになっちゃって。かと言ってベビーカーに乗せると娘は嫌がっちゃうし、本当に大変でした。娘もクタクタで悪いことしちゃったなあ。このときに前向き抱っこを知っていたならと思うばかりです。

蔦屋書店にはカフェも併設されているのでアイスコーヒーを飲んで休憩しました。さすがに片道1時間近い距離を娘を抱いて戻る元気は無かったので、帰りは車を使いました。

北朝鮮レストラン

先輩から食事に誘われ、北朝鮮レストランに行きました。レストランというか、焼肉屋です。

ぶれた写真ですみません。店名は「銀畔焼肉」(“银畔烤肉”)、ハングル文字でも“은반불고기”(ウンバン・プルコギ)と書いてあります(ウンバンは『銀畔』の韓国・朝鮮語読み)。「銀畔館」と呼ばれることもあるようです。

店内は至って普通。かの国のお偉い方々の肖像画が飾ってあるわけでもありません。客は全然おらず、私たち以外に1組いただけでした。北朝鮮訛り(に聞こえる)朝鮮語でワイワイ会話していたので、おそらく客も北朝鮮の方でしょう。このレストランは北朝鮮大使館のすぐ隣にあるので大使館の関係者もよく利用しているようです。

店員さんもみんな北朝鮮の方のよう。若い女性ばかりで、北朝鮮のバッジを付けたミニスカートの制服を着ていました。で、特筆すべきはみんなひどく接客態度が悪い!おそらく私たちが日本人だと分かっているからでしょうね。連れてきてくれた先輩はこの店をよく利用しているので、顔を覚えられているのです。上手な中国語で接客してくれるのですが、笑顔を見せないその表情は「あ~あ、あとちょっとで店じまいするところだったのに、なんで来るかねえ」と言わんばかりです。

焼肉のセットを注文しました。メニューに載っていた写真より少し貧相に見えましたが、まあいいでしょう(^^)。ここで女性店員から「厨房で焼いてカットしてから持ってきましょうか?それてもご自身で焼きますか?」と聞かれました。まあ、すでに焼かれてカットされた肉だけが出てきても味気ないので自分たちで焼くと伝えました。

で、肉が焼けてきました。大きめのサムギョプサル(豚の三枚肉 )があったので、女性店員に「カットをお願いできますか」と頼みました。すると大きなため息をついて「あなたたち、さっき自分で焼くと言いましたよね?」と言うのです。そりゃあ、確かにそう言ったけどさ、あなたたちがそれを言っちゃおしまいでしょう(^^;)。

キムチの盛り合わせも注文しました。韓国のキムチに比べるとあっさりした味の印象でした。水キムチっていうんですか、辛くないキムチもあって、味は日本の浅漬けみたいでした。

北朝鮮レストランに来たら食べておかなければ、ということで平壌冷麺も。冷麺の本場といえば北朝鮮……とは言え、今まで食べたことのある冷麺と何が違うのかよく分かりませんでしたが、おいしかったです。

先輩と北朝鮮の大同江(テドンガン)ビールをぽんぽん開けながら飲んでいると、ふと女性店員が「私たち、そろそろ退勤するんですけど」と言います。周りを見渡すと客は私たちだけ。他の女性定員たちは肘をついて店内のテレビで中国ドラマを見ていました。今あるビール瓶だけ飲み終えさせてくださいと伝えて飲んでいると、次の瞬間、店内の照明を半分くらいガチャンと消されてしまいました。はいはい、早く帰れってことね(^^;)。

最後の最後まで「無愛想」という言葉がピッタリな接客でした。唯一、周りから「サジャンニム」(사장님=社長様)と呼ばれていた支配人の女性は愛想が良かったです。もしや若い店員は「日本人にヘラヘラしていた」と上に思われてはいけないので、わざと無愛想に接客していた面もあるんじゃないかしら。で、支配人クラスになると地位があるから、そこまで考えなくても良いと。考えすぎかもしれませんが、北朝鮮だったらそのくらいありえるんじゃないかと思っちゃいました。

娘の離乳食

娘の離乳食を始めました。米1に対して水10の割合で炊く「10倍がゆ」から始めるのが定番なのだそう。アレルギーが出にくく、赤ちゃんでも消化しやすく食べやすいからだそうです。妻が朝からおかゆを炊き、ブレンダーを使って細かくしてくれました。出来上がったおかゆは原型をとどめておらず、何だか介護用の流動食みたいですけど(笑)こういうものなんですね。

まずは妻が娘に食べさせました。で、私はビデオカメラを構えて初めての離乳食の瞬間を撮影。お腹が空くのを待ってからだったので、娘は「ペコペコだよー」と言わんばかりにぐずっていましたが、おかゆを口に入れた途端「……!?」という表情。おかゆが気に入ったのか、スプーンが気に入ったのかは分かりませんが、妻が持つスプーンをワシッと掴んで自分の口に移そうとしていたので、思わず私も妻も笑ってしまいました。

本当は離乳食初日は1さじでやめておくそうですが、私も娘に少量あげてみました。これまで「食べる」という行為をしたことがないのに、私がスプーンを口元にやると自ら口を開けてパクッ。これは本能的に分かっているのかしらん。

何でもかんでも儀式化するのは良くないですけど、こうして「記念すべき離乳食1日目」は終わるんですね。だんだんミルクの比率が下がっていき、いつかは卒業する。一緒に食事ができるようになるのは楽しみですけど、それはそれで寂しいですね。娘の体からミルクのにおいがプーンと漂ってくるのも好きなので(笑)。

夕食は週末クッキングパパということで、皿うどんを作りました。今度の週末に友人が我が家に遊びに来るんですが、そのときに大皿いっぱいの皿うどんを用意したいと思い、その練習を兼ねて挑戦したのです。

困ったのが麺。日本だと皿うどんのパリパリした麺ってスーパーに売っているので餡だけ作れば完成します。けれどここは中国。そんなものは売っていないのです。皿うどんと言えば長崎の中華料理店「四海樓」が発祥だし、だったら中国にもあるんじゃないかと思ったんですけど、オンラインスーパーでも見当たらないんですよねえ。

そこで素麺を揚げてみました。しっかり水は切ったつもりだったのですが、鍋に投入した途端、油がボコボコ跳ね始めて大変でした。思った以上に水分が残っていたのと、もっとゆっくり鍋に入れるべきでした。あとはもう少し温度が低めのほうが良かったかな。揚げ物って何度やっても難しいです。

けれど結果的には大成功。よく揚がってパリパリの皿うどんができました。餡がしみて柔らかくなってきた食感も溜まらないんですよね。妻もおいしいと言ってくれたので一安心です。これなら友人にもお出しできるかなあ。

ちょっと遅めの土用の丑の日

今日から8月。暦の上では来週には立秋を迎えるようですが、いえいえ、実際には今が夏真っ盛りという感じ。今日も北京の空はピーカンでとても暑いです。

職場のお掃除をしてくれる清掃員のおばちゃんと「今年の北京の夏は湿度が高すぎる」という話題になりました。確かに去年はもっとカラッとした夏だったように思います。今年、特にここ最近はジメジメした不快指数の高い日が続いています。同じ気温でも不快指数が高いと一気に過ごしづらくなっちゃうんですよねえ。

ランチは夏バテ防止に繋がるような滋養のつくものを食べよう!と思い立ち、そういえば先週は土用の丑の日だったということで、ウナギを食べに“食其家”(すき家)に行きました。

立派なウナギの蒲焼きがペラッと複数枚載っているうな丼もあったのですが、結構なお値段だったため断念。細かく切ってあって錦糸卵や温泉卵と一緒になっている丼を注文しました。ちなみに私が数十年前に留学していた頃、北京にすき家はありませんでした。吉野家はありましたけど。確か上海にはあったかなあ。うなぎにせよ、こうして日本の料理が手軽に食べられるのは便利ですね。

手作り讃岐うどん

私は麺料理の中ではうどんが好きです。それも讃岐うどんが好きで、日本にいた頃は「はなまるうどん」や「丸亀製麺」に行ってしょっちゅう食べていました。うどん好きになった一番のきっかけは社会人になって初めて勤めたのが香川県だったからです。地元の人たちがおいしいうどん店をいろいろと教えてくれました。特に製麺所で食べるうどんは新鮮な麺そのものの味を楽しむためにつゆも加えず醤油で食べるんですよね。

中国でも日本料理店に行けばメニューにうどんがある店は少なくありません。けれど、どれも讃岐うどんみたいなコシがないんですよね。噛みごたえがなくて柔らかい。コシは讃岐うどんに欠かせない特徴のひとつで、あの弾力を味わいたくてうどんを食べている身としては味気なく感じてしまいます。私が留学していた頃には上海に「はなまるうどん」があったし、北京でも「丸亀製麺」が展開されていた時期があったようです。しかし今や店舗はゼロ。中国撤退の背景にはおそらく「ゼロコロナ」の影響が大きかったのだと思いますが、とても残念です。

だったら……自分で作ればいいのでは?と思い立ち、挑戦してみることにしました。インターネットで検索してみるとレシピはすぐ見つかりました。

さぬきうどんの作り方 | さぬきうどんの作り方 | 讃岐うどんならおまかせ 吉原食...
材料 塩水の作り方 ボウルに塩と水を入れます。 箸などを使い、塩が完全に溶けるまで混ぜます。 加水(小麦粉に塩水を加える) 大きめのボウル(あればこね鉢)を用意し、小麦粉を入れ表面を少し平らにします。 ...

レシピに書いてある通りに小麦粉、塩、水を加え、しっかりこねて生地を作ります。で、それをビニール袋の中に入れて何度も踏みます。踏むことによって讃岐うどん独特のコシが出てきます。

最後に包丁で細く切って讃岐うどんの完成です。あっさり味のぶっかけにしようと思い、つゆも手作りしてみました。

……で、食べてみたのですが、おいしくない(笑)。麺が硬いのです。それってコシじゃないの?と思われるかもしれませんが、いえいえ、コシがあることと硬いことは全く違うのです。それに粉っぽい。踏む回数が足りなかったのかなあ。それとも使っている小麦粉が日本でうどん作りに使われるものと違うとか?見た目はそれなりに「讃岐うどんらしい」ものができたのですが、味は……うーん、合格ラインに届きませんでした(^^;)。

ランチ開拓

今日のランチは初めての店に行ってみました。

颜记清粥小菜”という店で、レストランというよりは食堂と言った方がいいかもしれません。

前にも似たような店を紹介しましたが、ここも皿を1枚持って食べたい料理をよそい、最後に重さに応じて料金を払うシステムです。こちらの店は1斤(500グラム)あたり29.9元(約630円)で計算してくれます。それと別に3元(約60円)で白ごはんやおかゆ、スープや漬物などが付いてきます。

私の場合はこれで35.80元(約760円)。食べたいものをよそって重さで計算するのは中国の大学なんかにある食堂と同じシステムですが、味は大学の食堂よりよっぽど良いと思います。そのコストパフォーマンスの良さのためか店内はほぼ満席状態、周りで働いている人たちが食べに来ているのかもしれません。

台湾風の弁当

今日は昼に出前を取りました。注文したのは台湾風弁当。台湾は日本に統治されていた歴史もあり、日本の弁当文化が根付いています。台湾の中国語では「便當」(便当)と言い、漢字はちょっと違いますけど日本の弁当が由来です。ちなみに大陸の中国語で弁当は“盒饭”(盒飯)と言います。“”は小さな箱という意味があるので直訳すると「小箱飯」といったところでしょうか。

注文したのは「手撕蔥油雞腿飯」。見た目からして台湾名物「鶏肉飯」でしょうか。味付けは「葱油」ということで、あっさりしておいしかったです。私の中では紙製の箱だったことも高評価(中身にはプラスチックも使われていましたが)。中国の出前はプラスチックが多すぎるんです。食事後にどれだけのゴミが出るのか想像するだけで注文する気が失せてしまいます。

頭伏には餃子を食べよう

先日、北京市内のスーパーに行くと冷凍餃子のコーナーに“头伏吃饺子喽”(頭伏には餃子を食べよう)という紙が貼ってありました。

中国は今日から1年で最も暑いとされる時期「三伏」に入りました。この「三伏」は3つの時期に分けられ「初伏」「中伏」「末伏」という順番になっています。今年の場合は下記のような暦です。

  • 初伏:7月15日~7月24日
  • 中伏:7月25日~8月13日
  • 末伏:8月14日~8月23日

で、今日から始まった「初伏」は「頭伏」(“头伏”)とも呼ばれています。つまりスーパーに書いてある“头伏吃饺子喽”(頭伏には餃子を食べよう)というのは「初伏」(頭伏)になったら餃子を食べましょうね!と言っているわけです。

中国ではいつでも餃子を食べているような気がしますが、この時期に食べましょうと言っているのにはきちんと意味があります。今は餃子の皮に使う小麦粉の収穫がちょうど終わった時期です。そこでビタミン、ミネラルがたっぷりの野菜とタンパク質が豊富な肉をたっぷり使って餡を使った餃子を食べて夏バテを乗り切ろうという考えです。

今年の「初伏」は今月24日まで。まだ餃子を食べていない方は召し上がってみては。

あるものだけで作るラーメン

夜勤だったため帰宅が遅い時間になりました。そういうときはきちんとした食事を作るのが面倒なので、簡単に麺料理で済ませることが多いです。今日はラーメンを作ることにしました。凍らせている生ラーメンがあるので、沸騰した湯に放り込めばすぐにできるので簡単です。

作るときは冷蔵庫にある食材だけでいかにおいしそうなラーメンを作るか挑戦します。これ、冷蔵庫にある食材だけでっていうのがミソです。立派なチャーシューを入れれば、そりゃおいしいでしょうけど、私がラーメン食べよってときは大体買い物をしていなくて大した食材がないときや帰りが遅くてサッと食べたいときなのです。贅沢はできません。

ということで、今日はレタス、カニカマ、ハムを入れてみました。何でもない食材ですが彩り豊かになって、ちょっぴり幸せな気分になれます。

そうめんやっぱり揖保乃糸

今日は夕食にそうめんを食べました。それも「揖保乃糸」。「そうめんやっぱり揖保乃糸~♪」というCMがおなじみですよね。

お高めのそうめんとして有名な「揖保乃糸」。プライベートブランドのそうめんだと100円くらいで買えるのが、揖保乃糸だと300円くらいしますよね。もともとは私も「そうめんなんて何を食べても同じ」と思っていましたが、香川県で働いていた際に小豆島のそうめんをいただき「開眼」しました。おいしいそうめんって本当においしい。かといって小豆島のそうめんは結構お高いので、揖保乃糸を買ってみたらこれも結構おいしくて、爾来そうめんは揖保乃糸をよく買っています。

北京に来てからこちらのイトーヨーカドーにもセブンプレミアムのそうめんは売っていたのですが、近所の輸入品を多く置くスーパーに行くと揖保乃糸を見かけて思わず買っちゃいました。ご多分に漏れず、結構な値段でしたけど。

今日はめんつゆを使わず、鶏ガラスープにオリーブオイルをかけたつゆを作ってみました。そして夏野菜のきゅうりとトマトを加え、たっぷりの薬味をかけていただきました。うーん、あっさりしていておいしい。夏の味ですねえ。

揖保乃糸が作られているのは兵庫県でも比較的岡山寄りの姫路市やたつの市で作られているんですよね。なじみ深い……ってほどではないですが、自分のふるさとに近い味を北京で食べられるのはいいもんです。

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