The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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帰ってきた牛肉麺

私の行きつけだった蘭州牛肉麺の店、その後どうなっただろうと見に行ってみました。

職場の近くに行きつけの蘭州牛肉麺の店があります。このブログでもよく紹介していますし、この前の投稿でも最近は蘭州牛肉麺よりも牛肉涼拌麺にハマッていると書いたところでした。今日なんて昼前から「牛肉涼拌麺」が食べたくてしようがなくなり、ワクワクしながら店に向かいました。労働節の連休も挟んでいたので久しぶりです(とは言っても1週間程度ですが)。店の前まで来ると、何だか様子がおかしい。とても静かなのです。もしや、労働節のお休みが続いているのかしらん?中をのぞくと……こ、これはどうしたというのでしょう。これ...

昼どきには満席になるほど賑わっていた店なので、閉店はありえない。きっと改装だろう……と踏んでいたのですが、今日訪れてみると営業していました~!私の読みは当たったようで、リニューアルオープンです。

きれいな店内になっていました。おそらくテーブルはもともとあったものかな。メニューに“精品套餐”(スペシャルセット)が加わっていて、今まで単品でしか頼めなかった複数の料理をお得に注文できるようになったようです。

そして……ずっと食べたかった「牛肉涼拌麺」をいただきました。う~ん、これこれ。モチモチしてコシのある麺と、濃厚なソース(ごまベースかな)がたまらなくおいしいのです。改装前に購入していたプリペイド食事券も使うことができました。

リニューアルオープンの日付を掲示してくれていれば良かったんですけど、店内が空っぽになっていたので心のどこかでは「閉店してしまったのでは」と思っていました。麺を作ってくれるお兄ちゃんも変わらず、そのままでした。また足繁く通いたいと思います。

食べきれなくて「打包」

今日は夕食に串焼き(“烧烤”)の食べられる店に行きました。

屋根は付いていますが、ほぼ屋外も同然な佇まいです。けれどこの季節はちょうど良いですね。たくさんの客で繁盛していて、流しのお兄さんがギターを持って歌いに来るなどとても賑やかでした。

こちらのビールサーバー、3リットル入って98元(約1900円)でした。ホワイトビールで、とてもおいしかったです。値段と量・味を比べれば、とてもコストパフォーマンスが良いと思います。

ラム肉の串焼きや白菜のホイル焼き、サンマやホタテ……いろいろ頼みました。写真中央にあるのは冷麺。けどお分かりの通り、頼みすぎです。最近「このくらい食べられるだろう」と思って注文したら、食べきれないということが増えたように思います。なのに貧乏性がたたって食べようとするから良くないんですよね。しかし今日は本当におなかいっぱい。

日本だと「食べきれないなんて、もったいない」となるところですが、ここは中国。店員さんに“能打包一下吗?”(持ち帰り用に包んでもらえますか)と聞くと、包んでくれます。このシステム、食品ロスも防げるし、とても良いと思うのですが、日本だと食品衛生なんかの観点からダメでしょうね。食中毒なんて起きたら大変ですから。そこは「緩い」中国ならでは、かもしれません。

蘇州湯麺

私がツイッターでフォローしている人には中国通の方々が多いです。よく「中国グルメ」をツイートされていて、私も日本にいたときから「ガチ中華」をいただくときには参考にしていました。

最近気になっていたのは皆さんがよくツイートされる「蘇州湯麺」(“苏州汤面”)。「湯麺」は中国語で発音すると「タンメン」ですが、日本でタンメンと言えばあっさり塩味のスープに野菜がたっぷり入った麺料理を想像しますよね。中国の「湯麺」はまた別物です。というより「湯麺」は直訳すると「スープ麺」ですからスープのある麺全般を「湯麺」と呼びます。そのなかでも江蘇省・蘇州で食べられるものが「蘇州湯麺」として有名なのです。

いろんな方が「蘇州湯麺」の写真をツイートされるので「おいしそうだなあ」と思っていたところ、どうも近所に「松鶴楼」という蘇州料理が食べられる有名な店があるようなので行ってきました。

「蘇州湯麺」には「紅湯」「白湯」とスープが2種類あり、私は「紅湯」のほうを。

いやあ、おいしかったです。こんな言い方をしても伝わらないかと思いますが、事前に写真を見て想像していた通りの味でした。醤油ベースであっさり。麺もしこしこで、何だか日本で食べたことがあるんじゃないか?と思ってしまうほど「食べ慣れた味」でした。

分かりにくいかと思いますが、写真左の皿に載っているのは“焖肉”と言って牛肉の塊を蒸し焼きにしたものです。料理を運んできてくれたお兄さんが「肉はまず麺の下にくぐらせて3分間待って下さい。そうすればスープがよく染みますから」と教えてくれました。こちらの“焖肉”もトロットロで柔らかく、それは美味でした。

日本のラーメンに食べ慣れている人からするとやや味が薄く感じるかもしれませんが、おそらく日本のラーメンの味が濃すぎるんですよね。このくらいの味がちょうど良いかもしれません。

サラダランチ

ちょっと不摂生がたたってか、最近ちょっとお腹周りがよろしくないのでしばらく昼くらいは軽めに……と思い、今日はランチにサラダをいただきました。

職場近所のおしゃれなカフェに来て注文しました。焼きサーモンとアボカドのサラダです。

アボカドはペースト状でした。ドレッシングはそんなにかかっていませんでしたが、アボカドやフェタチーズが良い味を出しているのでちょうどいいくらいでした。レタス?みたいな葉が入っていたので何だろうと思ったらケールとのこと。レーズンも入っていましたが、私はあまり好きではないので(笑)それは無くて良かったかな。具材が一杯で、満腹とまではいきませんが腹八分目くらいにはなりました。

ただオシャレなカフェだけあって、少し値の張るサラダでした。うーん、いくらダイエットとはいえ、サラダにこの値段をかけるなら別の料理を注文しちゃうかな……って、それじゃダイエットになってないちゅーの(^^;)。夜は好きな物を食べたいので、これから昼は少し節制したいと思います。さあ、いつまで続くことやら。

六本木駅(?)で焼き肉

昨日、ブログで「もし今後、肉か魚のどちらかしか食べられないとしたら、私は魚を選ぶ」と書いたばかりなのに、今日は焼き肉を食べに行きました。いや、ここも妻がずっと行ってみたいと言っていた店なのです。

実は以前にもこの店、このブログに書いたことがあります。北京のショッピングモールを歩いていたら「六本木駅」なる看板を掲げた店があると紹介した記事です。

仕事で西単ジョイシティ(“西单大悦城”)に行ってきた。土曜日なだけあって、驚くほどの人だ。中国ではこうしたショッピングモールに入店するにはスマートフォンアプリで72時間以内のPCR検査陰性証明を提示しないといけないが、入り口はそれだけのために50メートルほどの列ができていた。この西単ジョイシティは私が留学していた頃にもあった。大学前のバス停から乗り換えなしで来られたので頻繁に訪れたが、当時と比べたら店は結構変わったような気がする。若者向けの店が多いのかな?客も若者が多い印象。一緒に行った中国人スタッフ...

その正体は「肉問屋元気一番焼肉」という、日本の町並みを再現した店内で焼き肉が食べられる店です。妻から行ってみたいと言われていたこともあり、昨日はおいしい海鮮をいただいたばかりですが、まあ妻の誕生日の翌日だし、これもプレゼントということにして行ってみました。

これは……エヴァンゲリオン……でしょうか?(実は詳しくないのです……)大きなロボットが店の壁から飛び出ています。他にも「日比谷線きっぷチャージ定期券」や「六本木交差点方面」など、地下鉄の駅構内にある表示がたくさん。ここは六本木駅という設定なんですね。

こちらのお店、本物か作り物かは分かりませんが店内に電車の車両が設置してあり中で食事ができるようになっています。せっかくなら電車の中で食べたいなと思っていたところ、運良くこちらに案内してもらえました。

中吊りポスターには和歌山電鉄のたま駅長が。「さよろなり」って……どういう意味でしょうか。それとも、もしや中国にありがちな誤植かしらん。

これは東京メトロのマナー啓発ポスターですね。ただ調べてみたところ、この内容のポスターは実際には存在しないようです。拡大してみてみるとカタカナがおかしくなっている箇所もあるので、わざわざ「模して」作ったポスターかもしれません。

上にはサントリーの「ブルー」と、大塚製薬の「ボディメンテ」の広告。

システム自体は日本の焼き肉と同じでした。ただメニューなどを見るに、日本資本というよりは中国の企業が「日本式焼き肉」を再現したといった感じです。

若いお兄ちゃんがずっと付きっきりで焼いてくれ、私と妻が日本語で話していると日本語で「もしかして日本の方ですか」と話しかけてくれました。聞くと日本のアニメが大好きで、日本語を勉強しているとのこと。最近はあまり「日本が好きで日本語を学んでいます」という中国の方を見かけなくなっていたので、なんだか嬉しいですね。積極的に日本語で話しかけてくれるので、私たちもいろいろと日本語で返しました。

するとそのお兄ちゃん、「WeChatで友達になりませんか」と言います。てっきりお店の公式アカウントでも登録させられるのかと思ったら、差し出してきたのは何とお兄ちゃんの個人アカウント。本当に私と友達になりたかったんですね(笑)。妻から「ナンパじゃん」って言われてしまいましたが、いえいえ、本当に日本人と話せて嬉しかったんでしょう。そんな気持ちを大切にしたいと思い、登録しました。そもそも中国で「WeChat」は電話やメール以上に普及しているコミュニケーションツールなので、日本の「LINE」より気軽に登録し合うものなのです。

ちょっと惜しいですね。

どれもリアルです。日本に行って現地で調査したんでしょうか。

けれどここは六本木駅の設定なのに新幹線乗り場の案内があったり、東京ミッドタウンが「東京ミ“シ”ドタウン」になっていたり、惜しいところがちょこちょこあります。とは言え「新幹線」なんかは分かっていてわざと入れたのかもしれませんね。中国の皆さん、新幹線が好きですから。

お友達になったお兄ちゃん、帰宅すると律儀に「今日は楽しかったです。また交流したいです」と日本語でメッセージを送ってきてくれました。嬉しいですね。冷え込みが伝えられる日中関係ですが、こうして日本アニメが好きで日本語を学んでくれている方を見るにつけ、日本のソフトパワーを思い知らされますし、こういう文化的な交流こそ両国をつなぎ止めるとつくづく感じます。

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