The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

月: 2023年12月 (3ページ目 (3ページ中))

ケセラセラ

職場で年齢の近い日本人同士で飲み。職場近くの“串吧*1で中国らしく。みんな私より先輩なんですけど、2つ、3つしか年齢が変わらないので気が楽です。

飲んでいて、最近上司と面談があったという話になったんですね。将来について(って書くと何だか学生みたいですが)上司と部下で意思疎通を図っておくのが目的で異動先の希望なんかについて話すんですが、当然みんな何と希望したかという話題に。私は中国に来てまだ1年だし、異動はまだ先ということもあってあまり真剣に答えなかったのですが(笑)そう言うと先輩たちからもっと「ずる賢く」なったほうがいいと忠告されてしまいました。聞くと確かに先輩たちはずいぶん大胆な希望を出していて、私のほうがビックリ。

正直、人事面ではありがたいことに今のところ恵まれる社会人人生を送ってきたので、私はあんまりそういうことを考えずにここまで来ました。中国駐在も実現して、中国語を学び始めたときの夢を果たせているわけですし。まあ、私自身の力というより周りの人に恵まれていたんだと思います。あと私は自他共に認める究極のプラス思考の人間なので、そういうことを考えながら過ごす方が疲れちゃう(^^;)。

それでも先輩からは「ピュアすぎる!次の異動でどこか地方に飛ばされたらどうする?」と言われちゃいました。そうねえ、縁もゆかりもない寒い北国に異動だとしんどいかもしれないなあ(失礼)。でも私のことだからそれはそれで「住めば都」みたいなことを言っているんじゃないかな~とも思います。ケセラセラ~♪

References
*1ラム肉や牛肉の串焼きを食べながら酒が飲める店。“”というのは「バー」という意味。

もやっとした空気の夜

先日北京の空気が悪いという話を書いたばかりですが、いやあ今日も悪い。

職場のある区は大気汚染のレベルが6段階のうち、5番目に悪い「重度汚染」。一部の地域は最悪のレベル「厳重汚染」になっているところもあるようです。

スマートフォンにプッシュ通知で届いていた北京日報の記事です。大気汚染をもたらしているのは「PM10」という、直径10マイクロメートル(μm)以下の粒子状物質なんだそうです。調べたところ、自然の粉塵や煙といったものが該当するんだとか。

退勤時、職場から出ると空気がモヤ~ッとしていました。幻想的と言えばそう見えるかもしれませんが、結局は空気が汚れているんですよね。私が数十年前に北京留学をスタートさせた日もこんな感じの夜でした。こういうモヤ~ッとした夜景を見ていると当時を思い出します。

一年一个样,三年大变样

お昼に職場近くを歩いていたところ、よく前を通っていた飲食店が建物ごと解体されていました。跡形もなくっていう感じです。

中国は変化が早いというか、売れない店はどんどん淘汰されていきます。この前できたと思った店が半年足らずで変わっちゃうことも。この解体されている建物だって、どんな店が入っていたか正直覚えていません。とりあえず飲食店だったとは思いますけど。

自宅近くのショッピングモールも店の入れ替わりが早いです。最近地下一階の飲食店エリアで工事をしているので、おそらく新しい店が何店舗かオープンするんだと思います。こんな感じですから私がいつか北京での勤務を終えて帰国し、数年後に中国に来る機会があっても街の景色は様変わりしているかもしれませんね。“一年一个样,三年大变样*1という言葉を思い出しました。

References
*1物事が大きく変化することを表す中国語。

サイテック・ショッピングセンター

私の職場は建国門にあるんですが、近くにショッピングモールがオープンしました。

サイテック・ショッピングセンター(“赛特购物中心”)。オープンしたというより、厳密に言えばリニューアルですね。このサイテック・ショッピングセンターは私が留学していた頃にもあり、地下一階にあったスーパーに日本商品を買いに来たことがあります。当時でさえ施設が古い印象がありました。調べてみると1992年にオープンしたそうです。

中をウロウロしてみましたが、まだオープンしていない店舗もたくさんありました。平日なのにたくさん人がいましたが、おそらく私と同じように冷やかしに来たのかなあという感じ。建国門のあたりは店という店が少ないので、このあたりに住んでいる人たちは便利になるでしょうか。私はランチの選択肢が増えるかなあというくらいです。

自宅鍋

私は鍋が好きです。おいしいし、ヘルシーだし、何と言っても簡単。日本でひとり暮らしをしていたときも、夕食に迷ったら「もう鍋にしちゃえ」ってことで、しゃぶしゃぶ用の豚肉と白菜、長ネギ、豆腐あたりを水炊きにしてポン酢で食べていました。スーパーに行けばいろんな鍋の素が売っているので、味を変えられるのもいいですね。一番好きなのは定番ですけどキムチ鍋。私、エバラキムチ鍋の素が大好きなんです。コチュジャンやダシダなどを使って自分で作ったこともありますが、味はかなわないですね。

ただ北京に来てから「自宅鍋」とは疎遠になっていました。だって中国は外でおいしい鍋がいくらでも食べられるのです。あとは鍋(道具としての鍋です)を日本に置いてきてしまったのも理由のひとつ。妻は「フライパンを使っても鍋はできるんじゃない」と言いますが、いやいや何をおっしゃいますやら。鍋は鍋をつつくからおいしいのです。

とまあ、鍋を日本に置いてきた人間が何をエラソに言っているんだという話ですが、ここ最近の気温低下で自宅でも鍋料理を楽しみたいと思うことが増え、鍋を買うことにしました。

土鍋 | 無印良品
空気を多く含んだ土をつかっています。保温性が高く、食材にじっくり熱をとおすことができます。

購入したのは無印良品の土鍋。日本で売っているのと同じものです。あれこれ割引を駆使して259.20元(約5400円)。日本では3990円なのでずいぶん割高ですが、しようがないですね。中国っぽく“鸳鸯锅*1でも良いかなと思ったのですが、私が家で楽しみたいのは日本式の鍋ですから。

で、今夜はキムチ鍋~!日本から持ってきて使わずとっておいたエバラキムチ鍋の素を使いました。う~ん、すごくおいしい。やはり家でつつく鍋はそれなりの良さがあります。締めはマルタイの棒ラーメン。これまたマカオに出張した際に現地の「ドン・キホーテ」で見つけて買っておいたのです。

鍋料理は用意が簡単だし、野菜がたくさん食べられてヘルシーなのも嬉しいですね。今年は鍋料理にハマッちゃいそうです。

References
*1鍋の真ん中が仕切られ、2色のスープが楽しめる中華式の鍋。

加湿器はおあずけ

ここ最近北京は乾燥がすごいです。体中がかゆくてたまらないし、喉も心配。それよりなにより最近流行っているというインフルエンザが心配です。

なーんて言うと、この前買っていたパナソニック製の加湿器はどうしたんだって声が聞こえてきそうですが、実はあれ、調子がおかしくなっちゃったのです。電源を入れても「ピピピ」という音がしてすぐに止まってしまい、原因も分からず。信頼の日本メーカーだからと買ったのに、これじゃあ何とも情けない限りです。

北京の冬に加湿器
北京の冬はとにかく乾燥します。その昔、北京の人たちは冬になると毎晩寝る前に水を家の床にまいていたのだそうです。床はビショビショに濡れますが、それでも翌日の朝になると乾いていたとか。こうやって加湿していたんですね。この話は中国語教育者の相原茂先生のエッセイで読んだと記憶していますが、とにかく北京はそれほど乾燥しているのです。去年は加湿器無しで乗り切りました。いや、本当は加湿器、欲しかったんです。ただ十数年前の北京留学時代に加湿器で「とある経験」をして、買うことに二の足を踏んでいました。 十数年前...

少し高めの買い物だったので大切に使っていたし、おかしくなってからも取扱説明書を読んでいろいろ試しました。万策尽き、加湿器を購入した通販サイト「タオバオ」(“淘宝”)を通じてパナソニックに対応を依頼。サポート窓口から「あれを試して下さい」「これはしましたか」と聞かれるも、全部試したっちゅーねんと答えるやり取りがしばらく続きます。

結局、新品交換してもらえることになりました。修理対応かと思っていたのでラッキー。購入してから1か月ちょっとしか経っていないので初期不良の範囲なのかもしれません。まず私が手元の加湿器を送り返し、向こうがそれを受け取った時点で新品を発送するとのこと。

私が留学していた頃は購入した商品が故障したって保証も何もないような感じでした。けれど今はネットショッピングが主流になったので店側が客のコメントや評価を異様に気にするようになり、アフターサービスもずいぶん丁寧に対応してくれるようになりました。個人的にはネットショッピング主流の社会は面白みに欠けるというか否定的に考えているほうですが、一方で今回の新品交換はそんな変化がもたらした副産物かもしれませんね。

北京の通勤ラッシュ

東京の通勤ラッシュは世界的に見てもすごい(らしい)ですが、北京の通勤ラッシュもまあまあです。こう言っちゃなんですけど、秩序だっていない分(爆)ある意味日本よりもすごいです。

例えば日本の駅って通路や階段は「左側通行」ということになっているじゃないですか。みんな強制されるわけじゃないけど、黙々と従っています。特に朝のラッシュ時でも秩序だって人が流れる様子は芸術的だとすら思います。これが北京の場合、そうはならないんですね。

今日の朝に撮影した写真です。向こう側から降車した人たちが左も右も関係なくやってきます。この流れに逆らって進むのはなかなかしんどい。

いつも中国でも左側ないし右側通行にしちゃえば楽なのにと思っていたんですが、今朝よく聞いたらボランティアおばちゃん*1が大声で「右側に寄ってぇ~!!」と叫んでいました。みんなに聞こえているのかどうなのかは分かりませんが、おばちゃんの甲高い声だけが駅構内に虚しく響いていました。

References
*1正しくは“公共文明引导员”。日本語にすると「公共文明指導員」といった感じ?車両の乗り降りなど乗客のマナーを指導するボランティアの人たち。
Newer posts »

© 2024 BOBOYORU.NET

Theme by Anders Noren上へ ↑