今日ふと無印良品をのぞくと「福缶」という商品が並んでいました。
福袋の「缶」バージョン……ということでしょうか。日本では毎年人気を集めている商品で、抽選でしか買えないのだとか。2011年の東日本大震災をきっかけに「商品の販売を通して復興を支援したい」と始まり、缶の中には日本各地で昔から親しまれている手づくりの縁起物や無印良品のギフトカードが入っているそうです。
日本だと今年の「福缶」は2025円で、中には2025円分のギフトカードと縁起物が入っているとのこと。考えようによっては実質無料です。中国の「福缶」なんて178元の販売価格に対し180元のギフトカードが入っているので、むしろお得。
無印良品が日本発祥の店だから……というのはありますが、中国で普通に「福缶」という日本らしい商品が売られている光景は何だかおもしろいですね。ちなみに「福袋」も日本発祥の文化ですが、中国の人は「福袋」のこともよく知っています。逆に日本で中国のこういった文化が当たり前に親しまれているかというと、意外とそうでもないような気がします。冷え切った日中関係とは言いますが、無印良品やユニクロは大賑わい。そういうものなのかもしれません。
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