今日は日曜日ですが、中国では春節の大型連休を前にした「振替出勤日」のため平日扱いです。この悪しき制度についてはもう説明しまい、過去に紹介しているのでそちらをご参照ください。

日中、外に出る用事があったのでタクシーを利用しました。いつもなら配車アプリを使ったライドシェアにお世話になりますが、春節を控えて運転手が少ないのか、車が全くつかまりません。で、結局乗ったのは通常のタクシー。中国のタクシーは運転が粗い上、車内のにおいがキツい*1ので全然乗らなくなりました。最近はもっぱらライドシェアサービスです。特に「DiDi」(滴滴)の“专车*2は専門の運転手が来てくれ、礼儀正しい上に運転も丁寧。妻と娘と一緒のときは“专车”一択ですが、まあ、今日は私一人なのでタクシーに乗ることにしました。

しばらく乗っていると「このカーナビ、狂ってやがる」とブツブツ言い出しました。どうも右折しかできない交差点なのに、カーナビには「左折せよ」と表示されているようです。仕方なく実際の交通規制に従って右折したものの、イライラがおさまらないよう。今度はずいぶんスピードを出して運転し始めました。そして「カーッ!」と喉の痰を出しています。ええ、どうするのそれ?と思ったら運転席の窓を開け、外に向かって「ペッ!」と吐いていました。

まったく……こんなのだからみんなライドシェアばかり利用してタクシーを使わなくなるのです。乗客の私のほうが気を使っちゃって何だか疲れちゃいました。

References
*1おそらく運転手のにおいなんだと思います。特に冬は窓を閉め切るので、運転手の体臭や口臭が車内に充満します。運転手が喫煙車だと最悪で、乗っていると気持ち悪くなっちゃいます
*2日本語にすると「ハイヤー」。