いつも通っていた蘭州牛肉麺の店がなくなってからすっかり「牛肉麺難民」です。職場近くに蘭州牛肉麺の店は何軒かあるにはあるんですが、どこも味がイマイチ。やはり、私にはあの店の味が一番合っていたようです。
今日は初めての店「西部馬華」(“西部马华”)というチェーン店に来てみました。店内は明るくて清潔感があり、店員さんもみんなテキパキ働いていました。
店名の「馬華」というのは創設者の名前のようです。中国に住むムスリム人口の半分を占める回族には「馬」(マー)という名字の人が多いです。これはイスラム教の予言者ムハンマド(マホメット)をかつて中国では「馬哈麻」と呼んでいたために、あやかって「馬」としたそうです。
レジで注文したあと、麺を受け取るカウンターに行きます。そこでレシートを見せると、その場で小麦粉で作った生地を引き伸ばして麺をを作り始めます。それをササッと鍋に入れて湯がき、お椀に移すとスープとパクチーを加えて出来上がり。その手際よさはまさに職人技です。
私は牛肉麺のほか、3種類の“凉菜”とタマゴ(私が選んだのは目玉焼き)が付いたセットを注文。これで39元(約780円)でした。私の好きだった店の味には及びませんが、ここもおいしかったです。牛肉もたくさん入っていて食べ応えがありました。
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