三連休の最終日、今日は姫路・赤穂方面にドライブに行きました(^^)。

五味の市

日生(ひなせ)の五味の市に寄りました。

先日、両親が昼過ぎに行ったら何もなかったらしく、今日は朝から行ってみました。それでも…やっぱり何もない。

聞くと今は漁に行く人も少なくなって、そもそも物が市場に並ばなくなったそうです。日生は牡蠣が有名で、これは日本全国に誇れることだと思うのですが…もっと何か牡蠣で地域興しできないですかね?寂しいです。

みりん干し

港側に行くとおばあちゃんたちが日生名物「みりん干し」をしていました。

干し網に特製だれにつけた魚を一つ一つ丁寧に並べています。ままかりもあれば、あじもあったし、色んな魚がありました(^^)。

日生港

ここだけ湾というか、入り江みたいになっています。

風情ある港町の雰囲気、一生のうち、ちょーっと住む分には経験してもいいかな。でも、都会の刺激が好きな僕はずっと住むのは無理かも?こういうのはたまに来るから良いのかもしれません(^^;)。

赤穂城趾

日生からさらに車を走らせてやって来たのは兵庫県赤穂市の赤穂城跡。

国の史跡に指定されているんですね。赤穂はJR播州赤穂駅で乗り換えによく利用することはあっても、あんまり町をうろうろしたことはありませんでした。それこそ赤穂に降り立ったのは高校生ぶり?

歴史博物館があったので、入館して赤穂は塩作りで栄えたことや赤穂事件(忠臣蔵の元となった史実)のことを見学。忠臣蔵も何となくストーリーは知っていたものの、きちんと史実として知ったのは初めてでした。岡山からすぐお隣の歴史なのに知らないことがたくさんあるなあと実感しました。それを言うと、岡山のことで知らないこともたくさんあるなあ…なんて(^^;)。

赤穂城趾、城内①

城跡は公園として整備されていて、ここに本丸御殿の台所がありましたよーとか、ここが縁側でしたよーと札が置いてあります。ちなみに正面に見える少し高めの石垣が天守台で、これは台だけ作られて天守そのものは建造されなかったそうです。

赤穂城趾、城内②

こちらはお庭。すぐ脇に縁側があったそうなので、そこに座って庭の景色を眺めていたのかなあ(*^_^*)。歴史に思いを馳せます。

赤穂城趾、城内③

天守台にも登ってみました。

赤穂城趾、城内④

天守台は結構な高さがあって、城外の遠くまで見渡すことができます。これだと藩主の居住エリアが丸見えですから、きっと昔は限られた人しか天守台に登ることはできなかったんでしょうね。

大石神社

大石内蔵助と藤井叉左衛門の屋敷跡に作られた大石神社。赤穂浪士たちが祭られています。

すごくきれいな神社だったので新しいのかな?と思ったのですが、後日調べてみると、平成14年の赤穂義士討入り満300年に際にその記念事業として新しくされたそうです。

赤穂浪士と記念写真

三之丸大手門で赤穂浪士と記念撮影(^^)。

プチ・フレーズ

そのあとは赤穂市坂越にある、プチ・フレーズという料理屋に。

フレンチ料理だという食べログ情報を頼りに到着したのは、リゾートマンションのような建物。ええ?ここ、マンションじゃないの?と疑問を持ちながらも居住エリアに入り、誰かを訪ねていくかのようにマンション内に入り、管理人さんに駐車した旨伝えると、すぐ脇に入口がありました。

日替わりランチが1000円。フレンチという割におでんやお豆腐、それにお味噌汁(^^;)。まあ味はおいしかったですが、ちょっと拍子抜けしてしまいました(笑)。

プチ・フレーズ

〒678-0172
兵庫県赤穂市坂越2851-16 マリンプラザ2001 1F
TEL:0791-48-1159

太陽公園

お昼の後は姫路にある太陽公園へとやって来ました。

インターネットで存在を知り、全世界を旅した気分になれる!と見たのでやって来ました。…が、ここは一体?入口には「愛の貫徹」と書かれた大きな石碑が。「生活に苦しむ人よ、障害に悩む人よ、ここに来たれ、太陽に向かって、明るく元気で共に生きようと宣言し、これからも永遠に愛の歴史を貫徹したい」。

社会福祉法人が障害者のための福祉施設に併設するような形で作られたテーマパーク?のようで、ここの入園料などが施設の運営資金になるそうです。ふーむ…

モノレール

入園料は1300円。高いわーと入園を渋る母に「父と僕は自腹で入園するから!」と説得して、いざ入園。

モノレールでどう見てもドイツのノイシュバンシュタイン城!の「白鳥城」へと上がっていきます。実は僕も最初、入園するのにためらいが少々あったのですが(笑)モノレールに結構なお客さんが乗ってきます。そんなに人気なのかなあ。

白鳥城①

姫路城よりも高いという白鳥城。

この中も福祉施設?と思いきや、内部はほぼ全館でトリックアート(だまし絵)だらけ!これはこれで何!?と首をかしげてしまいました。

白鳥城②

馬に乗っている自分。ヒヒーン!

白鳥城③

海賊に蹴られておっとっと!

白鳥城④

ライオンに狙われる中、優雅に木の上に寝そべる。

白鳥城⑤

ぶらんこに乗る僕と犬の家を訪ねる父(笑)。

白鳥城⑥

縮小人間にされてしまった僕。

白鳥城は全部で7階なのですが、ほぼ全館がこんな調子でした。トリックアート展をするだけのためにこういうのを作ったにしては贅沢?な気もするし、かといって、城が他の何かに使われている様子もありません。

白鳥城から見た景色

周りは住宅と田んぼがポツポツと点在する静かな町で、こんな城ができてさぞ目立つだろうなと感じました。地元の方たちはどう思っているんでしょう。

石のエリア①

続いてやって来たのは「石のエリア」。

世界中の石の文化遺跡を模して展示してあります。こちらはモアイ像、迫力があります…

石のエリア②

兵馬俑のレプリカ。全部で1000体ほどあるそうです。中国留学中に実際の兵馬俑坑を見ていないので、すごい圧巻に感じます。それぞれ本物と同じ大きさで作ってあるとか。なぜここまでして…不思議です(@_@;)。

石のエリア③

万里の長城の入口?にも兵馬俑?が山ほど並び、僕たちを歓迎してくれます。

石のエリア④

そして現れたのは天安門広場!毛沢東の肖像画は掲げられていません。

石のエリア⑤

山西省の双塔寺を模したのかな?と思われる塔もありました。

石のエリア⑥

五百羅漢。そして奥には鶏足寺なる寺院があります。ちなみにこの寺もレプリカというか、再現されたものだそうです。もう何が何だか分かりません。

石のエリア⑦

ずいぶん小さなピラミッド。

中にはツタンカーメン?の黄金のマスクのレプリカが展示されていました。

つくづく謎の施設だな、と感じた太陽公園でした。障害のある方も働けるようなテーマパークを作ろうとしたようですが、園内は健常者でも歩くのに難儀しそうな道ばかり。石のエリアの脇には福祉施設がたくさん並んでいましたが、正直な話、あんなに立派な城を建てても肝心の福祉施設がこれじゃあ…というような状況でした。どこまで考えて作られたのか分かりませんが、単なる社会福祉法人のやることの範疇を超えているように思います。今は物珍しさでお客も来るかもしれませんが、そのうち…まあ、僕はこれでとりあえずはもう良いかな、お腹いっぱい!って感じです。それなりに楽しみましたが(^^;)。

成田家

夜は成田家栄町店(*^_^*)。

鳥酢に湯豆腐、いつ行っても変わらない素朴な味が好きです。ほろ酔い気分で帰宅、それからも缶ビールを数本開けちゃいました(^O^)。

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