今日は午前10時から江沢民元国家主席の追悼大会が開かれた。

中国のほとんどのテレビやラジオのチャンネルが追悼大会の生中継で放送。そして午前10時ちょうど、会場では黙祷が捧げられた。中国各地でも街なかで道行く人々が足を止めて黙祷をしたり、車が一斉にクラクションを鳴らしたりして江元主席への弔意を示した。

ちなみに前回、中国の「最高指導者」が死去したのは25年前の1997年、鄧小平のときだ。中国にとっては十数年に一度とも言える出来事なわけで、単純に比較はできない(し、こういう比較をしたら怒る方もいるかもしれないが)日本で例えると天皇陛下が崩御するくらいのことか。国民が心の中でどう思っているかは全然違うかもしれないけど。

ふと言われて気付いたが、江元主席はエリザベス女王と同い年だったのね、共に享年96。同じ年に生まれて同じ年に亡くなるとは……そう言えば江元主席は1997年にイギリスからの香港返還も成し遂げているし、偶然には思えなくなってくる*1。そういえば今年は安倍元総理大臣も死去したし、何かこう、時代を画した感がある。

関連記事

References
*1いや、偶然なんだけど。