今朝、地下鉄で出勤をすると先週に比べてずいぶん人が増えていた。

北京に来て3か月。いつも地下鉄2号線で職場に通っているが、座れなかったことはほとんどない。しかし今日は自分の立つスペースの確保もやっとというほどだ。

道ばたで”煎餅馃子“(中国式クレープ)を作っている人たちの姿も。

いつも朝早くから氷点下のなか、おいしそうな匂いを漂わせて商売していたのだ。感染が拡大してから姿を見なくなり、どうしているのだろうと少し心配していた。ちなみに私も食べてみたいなと思いつつ、見た目が少々脂っこそうでまだ買ったことはない。

ならばと思い、昼によく行っていた蘭州牛肉麺の食堂を訪ねてみたが……閉まったままだった。

最後に食べたのは先月8日で、その後何度も見に来たがずっと閉まっている。ただ、ガラス扉の脇にぶら下がっている“今日已消毒”(本日は消毒済み)の札に書かれた日付は「12月8日」だ。今月に入ってから一度は店を開けたのだろうか。

この店は安くておいしいコストパフォーマンスの良い店で、しょっちゅう来ていた。まさかこのまま閉店してしまうのかなあ。営業再開してくれる日にぜひとも期待したい。