今日、職場近くのセブンイレブンでアイスコーヒーを注文すると、淹れてくれた店員のおばちゃんから突然「あなた、地下鉄で出勤しているの?」と聞かれました。このおばちゃん店員はセブンイレブンの(おそらく)リーダーのようなポジションの方で、以前も何度かブログに「セブンイレブンのおばちゃん店員」として紹介しました。
ちょくちょく会話することはありましたが、不意に「地下鉄で出勤?」なんて言われたので面食らってしまいました。私が「そうです、2号線で通っていますよ」と答えると、今度は「1号線じゃないの?」と聞いて来ます。
はて?「どうしてですか」と聞くと「昨日、1号線のホームであなたにそっくりな人を見たのよ」と言うじゃありませんか。他人の空似かなあと思ったのですが、思い出しました。ああ、昨日は退勤後に「スラムダンク」の漫画を買おうと1号線に乗って書店に行ったのでした。
思わず私も「だったら話しかけてくれたら良かったのに!」と返すと「反対側の電車だったし、気付いたら電車が来ちゃったのよ」と笑いながら話してくれました。
つくづく思いますけど、日本だとコンビニ店員とこんなふうに仲良くなるってそうそうないですよね。中国だからか、それとも海外だからか、意外にそうなっちゃう。日本と違う非日常だから?大胆になるんでしょうか。でもアメリカじゃ、例えばエレベーターで一緒になった人が突然「その時計、イイネ!」なんて話しかけてくるって言いますよね。でも日本じゃ……うーん、見知らぬ人に声をかけるのって、なかなかできないです。
別におばちゃん店員に媚びを売っているわけじゃないですけど気付いたら仲良くなっていて、客で混雑しているときでも私を見つけると大声で「コーヒー?」と聞いてくれるんです。最近はアイスコーヒーばかり買っているんですけど、たまにホットコーヒーを買うと逆に「アイスコーヒーじゃなくていいの?」と聞いてくれるなど、よーく気が付くんです(笑)。いや、ありがたいことです。そう思うと、誰とでも仲良くなっておいたほうが人生豊かになりそうだし、得しそうな気がします。