今夜の夕食は何にしようと妻と話していたところ、お互い久しぶりに海鮮が食べたいという話になりました。日本料理店に行けば話は早いですけど、自宅近所に海鮮を扱った“烧烤店”*1があるので、そちらに行ってみることにしました。
この店、何度かデリバリーを頼んだことがあるので食べたことはあるのですが、実店舗を訪れるのは初めてです。スマートフォンの地図アプリのナビゲーションを頼りに向かってみました。しかし地図上に示されている場所に着いても該当する店がないのです。もしや閉店したのかしらん?と思い、いつもデリバリーに使用しているアプリを開いて店名を検索すると……「営業中」と表示されているではありませんか。
しばらく周囲をウロウロするも見つからず、近所の人に聞くと「そこだよ」とのこと。けれど「そこ」には名前の違う店しかありません。不思議に思って入店すると、店主曰く「名前を変えたんだよ」とのこと。デリバリーサービスのアプリを見せると「そのアプリの店名もそろそろ変えなきゃと思っていたんだ(呵々)」と笑っていました。何とも中国らしいです(^^;)。
初めて訪れた店舗なので前と比べられませんが、中国の80、90年代の街なかを模したような内装でした。中国は最近こういうノスタルジックな感じの店舗が流行っていますね。先日、四川省成都に旅行に行ったときもそれぞれの観光スポットに1つはこういう「懐かしい雰囲気」を再現した店舗がありました。売っているのは駄菓子みたいなものでしたけど。
牡蠣やホタテ、それにイカといった海鮮のあぶり焼きをいただきました。あとタチウオの唐揚げも。もちろん定番の羊肉・牛肉の串焼きも注文しました。北京で食べる海鮮はどれも高いですが、こういうローカルの店で食べる牡蠣やホタテは意外と安いから不思議です。日本だとどれも結構な値段がするような気がします。
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*1 | 肉や野菜をあぶり焼きにした串焼きを提供する店。中国式バーベキューといったところでしょうか。 |
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