夕方に三里屯をぷらぷらしていると、日本のラーメンが食べられる店を見つけました。ラーメンというより「油そば」をメインに扱っている店のようです。

油そばって私は大学進学で上京するまで知りませんでした。初めて作ったのは国立市にある一橋大学近くのラーメン店だとか、あるいは武蔵野市にある亜細亜大学近くのラーメン店だとか説は複数あるらしいですが、共通しているのは東京西部(多摩地区)が発祥なのだそうです。

私も大学生の頃に友人に連れられ食べに行きましたが、正直、味は大したことないなと思ったのを覚えています(笑)。

妻は「油そば」を選びましたが、私は「台湾まぜそば」なるものを選びました。愛知県名古屋市が発祥だそうで、ネギ・タマネギ・挽肉が麺の上に載っています。

よーくまぜたつもりですが、それでも麺を食べ終わるとネギや挽肉といった具がたくさん余ってしまいました。名古屋ではここに白ごはんを投入する「追い飯」なるものをすることもあるそうで、なるほど、確かにそうしたほうが具も余さず食べられるだろうなと思いました。

しかし「台湾まぜそば」と言いますが、台湾で見たことはありません。名古屋で唐辛子とニンニクを絡め炒めた挽肉のことを「台湾ミンチ」と呼ぶことから付けられた名前なんだそうですが、北京で名古屋が発祥の台湾まぜそばを食すとは何とも説明に困る複雑さです(^^;)。

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