The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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久しぶりのタクシー

今日は日曜日ですが、中国では春節の大型連休を前にした「振替出勤日」のため平日扱いです。この悪しき制度についてはもう説明しまい、過去に紹介しているのでそちらをご参照ください。

日中、外に出る用事があったのでタクシーを利用しました。いつもなら配車アプリを使ったライドシェアにお世話になりますが、春節を控えて運転手が少ないのか、車が全くつかまりません。で、結局乗ったのは通常のタクシー。中国のタクシーは運転が粗い上、車内のにおいがキツい*1ので全然乗らなくなりました。最近はもっぱらライドシェアサービスです。特に「DiDi」(滴滴)の“专车*2は専門の運転手が来てくれ、礼儀正しい上に運転も丁寧。妻と娘と一緒のときは“专车”一択ですが、まあ、今日は私一人なのでタクシーに乗ることにしました。

しばらく乗っていると「このカーナビ、狂ってやがる」とブツブツ言い出しました。どうも右折しかできない交差点なのに、カーナビには「左折せよ」と表示されているようです。仕方なく実際の交通規制に従って右折したものの、イライラがおさまらないよう。今度はずいぶんスピードを出して運転し始めました。そして「カーッ!」と喉の痰を出しています。ええ、どうするのそれ?と思ったら運転席の窓を開け、外に向かって「ペッ!」と吐いていました。

まったく……こんなのだからみんなライドシェアばかり利用してタクシーを使わなくなるのです。乗客の私のほうが気を使っちゃって何だか疲れちゃいました。

References
*1おそらく運転手のにおいなんだと思います。特に冬は窓を閉め切るので、運転手の体臭や口臭が車内に充満します。運転手が喫煙車だと最悪で、乗っていると気持ち悪くなっちゃいます
*2日本語にすると「ハイヤー」。

警察犬のパトロール

朝、出勤の際に地下鉄を利用すると駅のホームに警察犬がいました。

ジャーマン・シェパードかな。口輪を付けて、ホームを行ったり来たりしていました。リードを引いていた男性はヒョロッとしていて(失礼)犬が突然走り出したら制御できるのかしら、なんて思っちゃいました。背中には“警犬技术”(警犬技術)と書いてありますから、訓練士みたいな人なのかもしれません。

実はホームで警察犬を見たのはこれが初めてではありません。日本では地下鉄のホームを警察犬がパトロールすることは少ないですけど。近くによるとジャーマン・シェパードって結構大きいのでドキッとしちゃいます。そういう意味での防犯効果もあるかもしれません。

在留証明をもらう

今日は「在留証明」という書類をもらいに北京の日本大使館に行きました。

在留証明とは「この日本人が海外のどこどこに住んでいますよ」ということを証明してくれる書類です。実は来週から日本に一時帰国する予定なのですが、私は海外に2年以上住んでいるので外国人と同じように免税制度を利用できます。その際に「海外に2年以上住んでいること」を証明してなくてはならず、そこで在留証明が必要になるわけです。

在留証明がほしいと伝えると何に使うのですかと聞かれるので「日本に一時帰国した際の免税制度利用」と説明します。すると向こうも「ああ」という感じで手続きを進めてくれました。

1部あたり60元(約1300円)。元が取れるほど買い物をするか分かりませんが、まあ、備えあれば憂いなしというところでしょうか。インバウンドで外国人の方が免税制度を利用しているのは知っていましたが、実際どんな手続きをするのか、いい勉強だと思って経験してみたいと思います。

これからが本領発揮

朝の出勤時間帯の北京・東直門の光景です。

寒い中、みんな足早に出勤していきます。寒いといったも、ここ最近は少し暖かくて、手袋をしていなくてもかじかむことはありません。今シーズンの冬は暖かい日が多く(と言っても最低気温は氷点下になりますが)川を見ても水が凍っていません。去年は12月のうちに雪が積もったし、凍った川の上で遊ぶ人たちを見たんですけど。

やはり地球温暖化の影響かなーと思っちゃうんですが、天気予報によると来週には寒波が来るらしいです。これまでが暖かかっただけで、北京の冬はこれからが本領発揮……というところでしょうか。

年の瀬に韓国料理

北京のコリアタウンと呼ばれる望京に行きました。

望京にあるショッピングモール“万象汇”に行きました。至る所にセサミストリートの飾りが。何かのコラボなのかな。中国語で「セサミストリート」は“芝麻街”と言うそうです。中国で“”は「通り」という意味があるので、本当にそのまま「ゴマ通り」ですね。

中国語は漢字しか使わないので、英語の名称は意訳して表現することが多いです。たとえばセサミストリートのビッグバードは「大鳥」(“大鸟”)、クッキーモンスターは「餅乾怪獣」(“饼干怪兽”)になります。中国語でクッキーは「乾いた餅」なので「餅乾」(“饼干”)です。

中国には「まじめなおかし」ことミレーのビスケットのニセモノがたくさんあります。ニセモノの種類も豊富で、今日見かけたのは「和風ビスケット」「しおいい」。おいしいって書きたかったのかな?と思ったのですが、中国語表記をよく見ると“咸香且美味”(塩味香ばしく、しかもおいしい)とあります。あれ、ということは「しおいい」で「塩良い」ってこと?うーん、よく分かりません。

ショッピングモールのスーパー(“盒马鲜生”)に行くと入口のところが真っ赤でした。いや、入口だけでなく、店内に真っ赤なものがたくさん。全部、春節に向けた正月飾りですね。家族連れがショッピングカートをおしながらアレコレ買い物をしていました。年の瀬ですねえ。

さて、なぜコリアンタウンの望京に来たかというと夕食に韓国料理をいただくのが目的でした。

韓国に詳しい同僚からオススメの韓国料理レストランを聞き、やってきたのが「玉泉冷麺」という店。こじんまりした店で、いるのは1グループだけ。人数は8人くらいいたように思いますが、会話からして韓国の方々のようです。ネイティブの方々が来るということは本場の味なんでしょう。

いろいろ料理を注文しました。メインは写真のプデチゲ。肉や野菜、豆腐のほかにソーセージやインスタントラーメンの入った鍋です。韓国語で「プデ」(“부대”)というのは「部隊」という意味です。朝鮮戦争の頃にアメリカ軍が使い切れなかったものを入れて作ったのが始まりなんだそう。つまり「プデチゲ」という韓国語を日本語に直訳すると「部隊鍋」です。中国語のメニューには“部队锅”(部隊鍋)と書いてありましたから、中国語のほうが本来の意味が感じられます。

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