The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

タグ: 北京 (13ページ目 (86ページ中))

雍和宮

北京最大のチベット仏教の寺院「雍和宮」に行きました。

北京市内では有名な観光名所のひとつです。私の自宅からも歩いて行ける距離なのですが、それ故に「いつでも行ける」と思い、これまで行ったことがありませんでした。年が明けてから「初詣」に行っていなかったので、良い機会だと思い、初訪問しました。

元日はすごい人で賑わうそうです。とは言え、いやいや、今日だって結構な人出です。

参拝者は線香が1束、無料でもらえました。で、火を灯すロウソクが置かれた場所には“请燃三支香”(線香3本に火を付けてください)との文字。これは3本しか火を付けてはいけないのかしら。それともどの建物の前にも香炉が置かれていたので、線香を一気に使わないよう「線香は1か所につき3本が基本ですよ」という意味かな。

皆さん、ひざまずいてお祈りをしています。これを「三跪九叩」(さんき・きゅうこう)と言います。香炉の前にはひざまずくためのクッションが横一列に並んでいて、線香を額に当てて熱心に祈っていました。

中国で人が熱心にお祈りをする様子ってあまり見ないので新鮮でした。何の根拠もないですけど、寺院の数って人口当たりで見ると中国より日本のほうが圧倒的に多い気がします。だって日本で街中を歩いていると、そこら中にお寺がありますよね。けれど北京を歩いていてもお寺には出会わないです。別に日本人が中国人より信心深いとは思わないですが、中国は文化大革命なんて時期もありましたし、日本のほうが仏教文化の保護が進んでいるかもしれませんね。

雍和宮の一番奥にある「万福楼」です。中に入ると巨大な仏像が立っていて圧巻でした。神々しくて何だか撮影がためらわれたので写真は撮っていませんが、高さ18メートルなんだそうです。1本の白檀(びゃくだん)と呼ばれる木から作られていて、木彫りの大仏としては世界最大なんだとか。

扁額には漢字以外の文字も書かれていました。右から満州語、中国語(漢字)、チベット語、モンゴル語ですね。雍和宮のできた清朝は満州族がつくった国で、その満州族はチベット仏教を信仰していました。そうしたいろんな経緯あって4つの言語が並ぶんですね。

日本の寺院とは全く違う様子を醸し出していますが、境内の至るところで線香を焚いていて、あの独特の香りは日本の寺院と同じ。あの香りをかぐと何だか神聖な気持ちになります(^^)。思いがけず2025年の初詣を果たすことができました。

北京烤鴨

今日は会社に日本からお客さんが来たので、夕食をご一緒しました。上司が店を選ぶというのでお任せしていたところ、指定された場所は“北京东方君悦大酒店”。ええ、これってグランドハイアットじゃないの?てっきり会社近くの庶民的な店かと思っていたのでたまげました。

王府井*1にあるグランドハイアット。いつも前を通るだけだったので入るのは初めてです。それにしても、このギラギラ。何だか未来都市のようです。

訪れたのはホテルの1階にある“长安壹号”(長安壹号)というレストラン。こちらは北京ダックが有名なんだそうです。

上司に注文を任されてメニューを見ると家庭料理が多いようです。けれど……んんん、結構なお値段。えらくお上品な家庭料理です。とりあえず“口水鸡”(よだれ鶏)や“土豆丝”(ジャガイモの細切り炒め)などを注文。どれも一般の食堂で注文すれば10元ちょっとでしょうが、こちらでは100元近いです。で、運ばれてきた料理もお上品な量。食べきれないほど料理を頼むのが礼儀な中国人には物足りないんじゃないかしらん。けれど日本から来たお客さんは女性2人だったので、ちょうど良かったようです。店の雰囲気もおしゃれで喜んでくれました。

日本から来た人をどんな店に連れて行ってあげるかって本当に難しいですね。中国の料理ってクセがあるから好き嫌いが分かれます。こういった高級店が好きだという人もいれば、庶民的な店のほうが喜ばれる場合もある。今回に関しては、さすが上司だなと恐れ入りました。

References
*1東京に例えると銀座みたいな場所です。

北京で九州料理

北京で九州料理がいただける居酒屋「満天」に行きました。

鹿児島のさつま揚げ、宮崎のチキン南蛮、福岡のがめ煮。一品一品がとても丁寧に作ってあっておいしいです。オーナーは鹿児島出身の方だそう。こういう言っちゃなんですけど、中国人が経営している「なんちゃって居酒屋」とは大きな違いを感じます。

こちらはしめ鯖。分厚くておいしかったです。

締めに長崎の皿うどんを注文。これも美味でした。以前、自宅で素麺を揚げてお手製・皿うどんを作りましたが、これはどうやって作っているのかな。食べきれなかったので残った皿うどんはお持ち帰りさせてもらいました。

酸菜牛肉麺

今日は昼食に牛肉麺を食べました。新年初の牛肉麺です。

いただいたのは「酸菜牛肉麺」。中国の北の地方で「酸菜」というと白菜を漬けてすっぱくしたものが有名ですが、この牛肉麺に入っている「酸菜」は高菜を漬けたものです。中国の南の地方や台湾では「酸菜」と言うとこちらを指すことのほうが多いです。すっぱからい味が病みつきになるおいしさで、よく注文します。これで25元(約530円)、ごちそうさまでした。

オシャレスポットでマーラータン

今日は昼食をいただきに建外SOHOに行きました。

北京には「○○SOHO」という名前の場所がいくつもあります。SOHO自体は「Small Office / Home Office」(スモールオフィス・ホームオフィス)の略で、小さなオフィスや自宅でビジネスをしている事業者のことを指すそうです。北京の「○○SOHO」もそうした事業者が集まる場所なのかな?と思ったのですが、そうではないよう。中国に「SOHO中国有限公司」というデベロッパーがいて、この会社が再開発したエリアや商業ビルを「○○SOHO」と呼んでいるそうです。

この特徴的なビルが建ち並んでいるのが建外SOHOです。私が留学していた頃からあって、当時はここにある日系美容室で髪を切っていました。ほかにもカフェやレストランがあって、当時からオシャレスポットとして知られていました。

デザインを設計したのは日本の建築家、山本理顕さん。もともとは「SOHO」という名前の通り、住宅だけれど住宅だけに使われるわけではないといったコンセプトで設計されたようです。当時の中国は経済成長を背景にベンチャー企業が急激に増加していたので、そうした人たちのオフィスとして使ってもらうという考えがあったわけですね。

で、何を食べに来たかというとマーラータン(^^;)。オシャレエリアじゃなかったんかい!というツッコミは置いておいて。私はここ“杨国福麻辣烫”が好きなのですが、いつも通っていた店舗が改装休業してしまったため、建外SOHOの店舗に来たのです。

店内にはオープン型の冷蔵庫があって、ここに食材が並んでいます。客はボウルを持って、その中に食べたい食材をポンポン放り込み、レジに持って行けばマーラータンを作ってくれます。私はいつも野菜やキノコを多めに入れてヘルシーなマーラータンをいただくことが多いです。

見た目は辛そうですが、これで“微辣”(小辛)。辛いことは辛いですが、とてもクリーミーです。あと中国らしくスパイスの香りが豊か。花椒がしびれが効いているので、人によっては辛いというより痺れると感じるかもしれません。私は辛いのは平気なのですが、汗をかきやすい体質のため、ダラダラ汗をかきながら食べました。まさにデトックスです。

«過去の 投稿 新しい 投稿 »

© 2025 BOBOYORU.NET

Theme by Anders Noren上へ ↑