The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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娘を病院に連れて行く

ここ2週間ほど、娘のおしりがかぶれた状態が続いています。北京に来る前から腫れていたようで、日本で一度小児科にかかって塗り薬を処方してもらったものの改善しません。お尻ふきシートを使わず、お湯で洗って乾かすようにしてみたところ、腫れは少し引いたみたい。けれど皮が剥けてしまっている箇所もあり、心配になったので病院に連れて行くことにしました。

娘が生まれた病院です。今回は今までお世話になった小児科ではなく皮膚科にかかりました。優しそうな女医さんが診察してくれ、症状はそこまで重くないので心配しなくていいことや、日本で処方された薬はステロイドが入っているのであまり長期間使い続けない方がいいことなど、いろいろ丁寧に説明してくれました。

抗菌薬などが入った皮膚を保護する薬を処方してもらい、しばらくこれを塗って様子を見ることになりました。で、数日後にお尻の様子を写メに撮って送ってくださいと。それを見て追加の診察が必要かどうか判断しますとのことでした。オンラインでも見てくれるとは手厚いですねえ……まあ、それだけ良い診察費がかかっているわけですけど(^^;)。でも自己負担はゼロ、会社が入っている海外旅行保険のおかげです。いやあ、本当にありがたいことです。

家族でお出かけ

今日は娘を連れて、妻と3人で外出しました。向かったのはショッピングモール「SOLANA」(中国語では“蓝色港湾”)。どこに行っても暑いので、室内で過ごせるモールを選びました。

中国の配車アプリ「滴滴」(ディーディー)で車を呼び、ベビーカーはトランクに積み、私たちは後部座席に乗り込みます。娘は私の膝の上にえっとこ*1。モールに着くまで窓の外をキョロキョロしていました。北京に戻ってきてから初めての外出、興味津々なのかな。

遅めの昼食を取ろうと“萨莉亚”(サイゼリヤ)に行ったのですが、冷房の効きが悪い席に案内されてしまいました。私も妻も汗をダラダラ流したのですが、かわいそうなのが娘。髪の毛がペタッと額にくっついてしまうほど汗をかいてしまい、心配なのと申し訳ないのとで落ち着いて食事ができませんでした。

このモールはベビーグッズを販売するエリアが充実しています。日本のアカチャンホンポみたいな店と比べると品揃えはまだまだですが、それでも中国で商品がいろいろと並んでいるのを見られるのは楽しいです。今日は日曜日なこともあってたくさんの親子連れがいました。

子ども向けのおもちゃ売り場も充実しています。こちらは「トイザらス」、中国語では“玩具反斗城”と言います。この“反斗”ってどういう意味だろうとずっと思っていたんですが、広東語で「わんぱく」という意味なんだそうです。香港で『おじゃる丸』は《反斗小王子》、『トイストーリー』は《反斗奇兵》だとか。“玩具反斗城”という中国語の店名は直訳すると「おもちゃのわんぱくシティ」といったところかもしれませんね。

こうしておもちゃ売り場をウロウロすると幼い頃のワクワクした気持ちが何だか蘇ってきます。トミカ、小さい頃いっぱい持っていたなあ。中国語では“多美卡”、「トゥオメイカー」と発音します。たくさんの子どもたちがおもちゃを手に取って目を輝かせていました。

私は男の子だったので買ってもらうおもちゃと言えばトミカやテレビゲームでしたが、女の子だとやっぱりシルバニアファミリーとか?あるいはぽぽちゃんみたいな育児のまねごとができるようなおもちゃでしょうか。まだ0歳の娘はおもちゃには一瞥もくれず、ただひたすらにおしゃぶりを吸い続けるだけ。けれどいつか「お父さん、欲しいー」なんて言うようになるのかな。そんなこと言われたら、買っちゃうだろうなあ。早く成長してほしい……と思う一方で、いつまでも赤ちゃんのままでいていいよ、なんて思っちゃう自分もどこかにいます。

娘は久しぶりの外出で疲れてしまったのか、夕方ちょうど帰ろうとした頃にぐずりだしました。そうだよね、慣れない環境で暑かったよねえ。ごめんごめん。今後ぼちぼちお出かけの回数を増やして慣れていこうね。

References
*1岡山弁の幼児語で「腰掛ける」こと。

ちょっと遅めの土用の丑の日

今日から8月。暦の上では来週には立秋を迎えるようですが、いえいえ、実際には今が夏真っ盛りという感じ。今日も北京の空はピーカンでとても暑いです。

職場のお掃除をしてくれる清掃員のおばちゃんと「今年の北京の夏は湿度が高すぎる」という話題になりました。確かに去年はもっとカラッとした夏だったように思います。今年、特にここ最近はジメジメした不快指数の高い日が続いています。同じ気温でも不快指数が高いと一気に過ごしづらくなっちゃうんですよねえ。

ランチは夏バテ防止に繋がるような滋養のつくものを食べよう!と思い立ち、そういえば先週は土用の丑の日だったということで、ウナギを食べに“食其家”(すき家)に行きました。

立派なウナギの蒲焼きがペラッと複数枚載っているうな丼もあったのですが、結構なお値段だったため断念。細かく切ってあって錦糸卵や温泉卵と一緒になっている丼を注文しました。ちなみに私が数十年前に留学していた頃、北京にすき家はありませんでした。吉野家はありましたけど。確か上海にはあったかなあ。うなぎにせよ、こうして日本の料理が手軽に食べられるのは便利ですね。

珍しい運転見合わせ

今日は仕事が遅番だったので昼前に出勤しようとすると地下鉄の改札口に向かう駅の入口が封鎖されていました。どうやら北京地下鉄2号線が一部の区間で運転見合わせしているようです。

封站”(駅の封鎖)してしまっていて、そもそも中に入ることさえできません。乗車しようとした人たちが困ってしまってウロウロしています。私もウロウロ。どうやら線路に入ってしまった乗客がいたようで、一部の区間で運転を取りやめているようです。

北京の地下鉄で運転見合わせってあまり聞いたことがないので珍しいと思っちゃいました。ただ日本だとテレビニュースやスマホアプリで運転見合わせしていることが伝えられますが、こちらの国ではシレッと見合わせるので急いでいる人は困ってしまったでしょうね。私はタクシーで出勤しました。こういうときにタクシー代の安い中国は助かります。

怪我の功名

昨夜、妻と娘が北京に帰ってきました。今日は自宅の居住環境を整えるべく、会社に頼んでお休みをもらいました。妻が荷解きをしている間、娘を抱っこしたりあやしたりしていたのですが、以前と比べて表情が豊かになってにこにこ……いえ、時に「ゲラゲラ」と言わんばかりに笑ってくれます。

インターネット上では娘の顔を隠すようにしていますが、お見せできないのが残念なくらいはち切れんばかりの笑顔です。帰ってきてくれてうれしいよ……父親として冥利に尽きます。

夜、妻がふと「遅くなったけど父の日のプレゼント」と言って箱を取り出しました。中を見てみるとヌメ革のキーホルダー。英語で“Thank you for being my dad”と書かれ、小さな足形がかたどってあります。娘の足形なんだそうです、これ。かわいいなあ、汚れるのがもったいなくて持ち歩けない(笑)。けどヌメ革だから、たくさん触ってあげないと味が出ませんね。

寂しく単身生活を送っていたところに家族が戻ってきて、それも小さくてかわいい娘と一緒に暮らせるなんて。当然のことなんですけど、4か月も離れ離れだったので「え、こんなかわいい子と暮らしてもいいの!?」なんて思っちゃいます。家族みんなで暮らせる幸せに気付くことができたのは怪我の功名かもしれません。

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