The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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ヘルシーランチ

今日の昼食はあまりいつも行かないカフェでいただきました。ヘルシーな健康食をテーマにしているようで、サラダなんかのメニューも大変充実していました。私がいただいたのは“煎牛肉能量碗”。日本語にすると「炒め牛肉のエネルギーボウル」といった感じでしょうか。

牛肉はステーキみたいに分厚かったですが、赤身のためアッサリしています。アボカド、レタス、ブロッコリー、にんじん……といろんな野菜が載っていて、ちょこんとキムチも添えられています。ボウルの下には雑穀米らしきものも入っていて、ビビンバみたいに混ぜて食べました。

牛肉が目立つので「ガッツリ系」に見えますが、野菜のほうが圧倒的に量が多いので、サラダで腹を満たしたような感じ。正直、食後は満腹になったのかどうか分からない感じです(^^;)。中国は今、こうしたヘルシー系のレストランも増えていて、留学時代を思い出すと隔世の感です。

大雨に対する対策

北京は昨日に引き続き大雨に見舞われています。亡くなった方もいるとのこと。

日本にいる色んな方から「大丈夫か」とお声がけいただきますが、私は大丈夫です。昨日も書きましたが、一番被害がひどいのは北京西部の郊外ですね。

インターネット上に出回るウワサでは、北京中心部に被害を及ばさないために「濁流の流れる川を郊外でわざと氾濫させている」という情報を目にしました。つまり中心部まで濁流が流れて氾濫しないように、わざと離れた郊外で堤防に穴をあけて氾濫させているというのです。この情報が本当かどうかは分かりません。けれど「もし本当だった場合」、政治の中枢が集まる中心部を守るために郊外の方々が犠牲になっているならひどい話です。

帰宅する頃に雨は降っておらず、紫色の夕焼けが見えました。

北京は滅多に雨が降らないこともあって、確かに排水機能は脆弱です。そもそも歩道もボコボコなので、そこら中に水たまりができています。こうした事態を見るに付け、思い出すのが日本の「首都外郭放水路」です。

首都外郭放水路の公式ホームページより

https://gaikaku.jp/

一見するとパルテノン神殿みたいですが、埼玉県の地下にある巨大な空間です。大雨で首都圏を流れる川が氾濫しそうになった場合、ここを通って巨大な江戸川に流れ込む仕組みになっています。雨の多い日本ならでは、ですね。1993年に着工し、2002年に完成したとのこと。普段、見学会も実施しているということで日本に帰ったら見に行ってみたいなあと思う場所の1つです。

北京にもこんなものがあったなら……と思いますが、雨の少ない北京では雨のために地下に巨大な空間を作ろうなんて夢にも思わないかもしれません。だからといって、中心部の被害を防ぐために郊外で氾濫させるってもし本当だったらあらえない対策法です。

北京は今日も雨だった

今日で7月も終わりですね。北京は2日前から大雨が続いています。

朝の出勤時に、ちょうど地下鉄の駅から出る場所で撮影した写真です。あまりにも雨が強いので、出ようか出まいか様子を見ている人たちが何人かいらっしゃいました。

思えば去年9月に赴任してから、北京で傘を使ったのは片手で数えられるほどしかありません。2回とか、そんなもんじゃないかしらん。北京に梅雨はありませんから、5月頃から気温がぐんと上がって「いきなり夏」になるのが定番です。こんなにも雨が続くなんて異常に感じます。

北京西部の郊外にある門頭溝区という場所では土砂災害や洪水も発生しているよし。日本も雨で大変なことになっている地域があるようですが、改めて考えると異常気象ですよね。地球が私たちに警告してくれているんじゃないかと感じてしまいます。

腕マスク

あれだけ厳しい新型コロナウイルスの感染対策をとっていた中国ですが、最近ではマスクをしている人がめっきり減りました。北京にいるとちょこちょこ見かけることはあるものの、出張に行った同僚に話を聞くと地方は「マスクほぼゼロ」とも言える状況のようです。

私は従来からマスクが好きではありません。息苦しいのもさることながら、ゴムが痛いんですよね。あの耳に掛けている部分のことです。中国で徹底的に感染を抑える「ゼロコロナ」政策が終わってからというもの、私は基本的にマスクを着けていません。けれどここは中国、いつどこで着用を求められるか分からないので、念のためにカバンの中にはマスクを忍ばせています。

すると、今日の出勤途中にこんな方を見かけました。

右腕にマスクを引っかけています。顎マスクならぬ、腕マスクといったところでしょうか。

これは必要となったときにサッと着用できるよう、腕に引っかけているのでしょうか。私ならカバンに閉まってしまうところですが、確かにこちらのほうが機動性はあるかも知れません。

ふと気になり、インターネットで「マスクを腕に引っかける」(“把口罩挂在胳膊上”)と検索してみました。すると次のようなネット記事がヒット。

医护人员表示,戴上口罩出行一段时间后,口罩外层会粘附空气中的灰尘、细菌,而将临时摘下的口罩挂在手臂上,同样会沾染细菌或微生物,因此不建议这样做。

医療関係者によると、マスクを着用して一定の時間が経過するとマスクの外側には空気中のほこりや細菌が粘着します。一方、一時的に外したマスクを腕に引っかけると細菌や微生物で汚れる場合があり、しないことをおすすめします。

うーむ、腕に引っかけるとはなるほどと思いましたが、やらないほうが良いとのことです(^^;)。

10年ぶりの再会

今日は留学時代の友人と久しぶりに会って一緒に食事をしました。

その友人とは同じ日本人として同じ時期に北京に留学した仲です。最後に会ったのはお互いの就職が決まった頃に、彼の通う大学がある金沢に遊びに行った時じゃないかしらん。それが2013年の冬ですから、もう10年ぶりくらいになるんですね。

そんな彼も中国に駐在していて、蘇州住まい。北京出張の機会があり、私に連絡をくれたというわけ。いや、嬉しいですよね。私も二つ返事で快諾しました。

私の仕事の都合で少し彼を待たせることになってしまいました。

退勤してからシェアサイクルで約束の場所へ爆走。ここ最近の北京は「蒸し暑い」ので、着いた頃には汗がダラダラ。ひどい顔で10年ぶりの再会を果たすことになってしまいました……トホホ。

けど、久しぶりに会う彼は全く変わっていませんでした。と言うよりも10年前に戻ったかのよう。最近も会っていたような気がするから不思議です。けれどお互い色々と変化はあって、近況を報告し合ったり、思い出話にも花が咲きました。

今日も今日とて日曜出勤

今日は日曜日ですが出勤。いつも週末は休みですが、たまにこうして当番の日があるのです。ついこの前も日曜日に出勤したような気が?と思うと、ちょうど2週間前も当番でした。

うちの会社は今が人事異動の時期で、すでに1人が帰国しています。なのに肝心な後任がまだ来ていないんですね。実質、人員が1人少ない状態。というのが、中国政府からビザがまだ発給されていないのです。去年の私もまさにそんな感じでしたが、いつビザが手に入るのか皆目見当がつかない。本人も予定が立たなくて困っているでしょうし、北京の私たちも仕事が増えて負担です。

2週間前の当番の日は退勤してから職場近くのショッピングモールまで散歩しましたが、今日は何だか疲れちゃってそんな気力もなく、そそくさと地下鉄で帰りました。

帰宅すると、こんなニュースが。

中国政府は23日、シンガポールとブルネイに対するビザ免除措置を再開することを明らかにした。両国と日本の3カ国のパスポートを持つ人についてビザなしでの渡航を認める措置が、新型コロナウイルスの拡大を機に止まっていたが、日本だけを残して元の運用に戻ることになる。

朝日新聞デジタル(2023年7月23日)

以前ノービザについて書いたところですが、中国へ入国する際のノービザは日本以外にシンガポール、ブルネイについても認められてきました。これが日本だけを除いてノービザが再開するんですね。何だか、日本に対する当てこすりみたいにも感じてしまいます。

はぁ……日本人に対するノービザは当面復活しなさそうですね。これも早く復活させてほしいですが、とりあえず後任のビザ、早く出してください。

大雨の中、美容室に

今日の北京は朝から雨が降っています。結構な「本降り」で外出する気も失せそうなくらいですが……出かけました。というのが美容室で髪を切る予約をしていたからです。

特にスタイリストさんは指名せずに予約したのですが、ここ数か月ずっと切ってくれているお兄ちゃんが担当してくれました。白色のかりゆしウェアを着て行ったのですが、髪を洗いながら「その服、夏っぽくて素敵ですね」と言ってくれるなど、相変わらず気持ちの良い方です。

夏ということで今回は少し短めに。帰りの会計時、別の女性スタッフさんが「いつもご利用いただき、ありがとうございます」と言ってくれました。あら、覚えられていたのね(笑)。この美容室には半年通っていますが、この方からはまだ覚えられていないと思っていました。嬉しいような、恥ずかしいような?不思議な気持ちです(^^;)。

感謝する日本、歓迎する中国

私は公共交通機関のアナウンスが好きです。こうして中国に住んでいると、例えば地下鉄の車内アナウンスを聞いているだけでも文化や習慣の違いが感じられます。

例えば、日本は「感謝」、中国は「歓迎」の違い。

  • JR東日本をご利用くださいまして、ありがとうございます。
  • 東京メトロをご利用いただきましてありがとうございます。

日本はいずれも「利用してくれて、ありがとうございます」という感謝を表しています。一方、中国語の放送では「歓迎」を表します。

こちらの動画は北京地下鉄2号線の放送です。冒頭の部分では次のように言っています。

  • 乘客您好,欢迎乘坐地铁2号线列车。

日本語にすると「乗客の皆様、こんにちは。ようこそ地下鉄2号線の列車にご乗車いただきました」。日本の車内アナウンスのような「ありがとうございます」ではなく「ようこそ」を使っています*1。日本で「こんにちは!JR東日本にようこそ」と放送したら、まるでテーマパークのアトラクションに乗っているような気分になるでしょうね。

ほかに中国らしいな、と思うアナウンスは“文明乘车”(文明的に乗車しましょう)でしょうか。この場合の「文明」というのは日本語と少し違い、中国語では「マナーを守る」とか、そういう意味合いの方が強いです。つまり「マナーを守って乗車しましょう」というわけです。

文明乘车。使用电子设备时,请勿外放声音。爱心礼让,请把座位让给需要帮助的乘客。

マナーを守って乗車しましょう。電子機器を使うときにはスピーカーから音を出さないでください。思いやりを持ち、礼儀正しく振る舞いましょう。必要としている方に籍をお譲りください。

「スピーカーから音を出さないでください」というのが中国らしいですね。中国の地下鉄に乗ると大音量で動画を見たり、スピーカーから音を出して通話したりする人がたくさん見かけます。

ちなみに私が留学していた頃は「席を譲りましょう」という放送の前に“尊老爱幼是中华民族的传统美德”(年長者を敬い幼い子を愛するのは中華民族の伝統的美徳です)というアナウンスもありました。あまり日本で「民族の伝統的な美徳」なんて表現を聞かないので、当時は「お、おう……」と思っていましたが最近は聞かなくなりましたね。

そもそも中国は日本以上に「席を譲る」という意識については優れているように思います。わざわざ民族だとか伝統だとか言っちゃうとかえって「やらしく」見えちゃうと思うのですが、そういう考えこそ「日本っぽい」のかもしれませんね。

References
*1ちなみに北京でも終点の駅に到着するときには「ご利用いただき、ありがとうございました」と放送していたように記憶しています。

後海

今日の日中、用事があって「後海」に行きました。

びっくりするぐらいたくさんの観光客で賑わっていました。一緒にいた中国人の同僚に聞くと「8割は北京の人ではありません」と言います。地方から来ている観光客たちだというわけですね。

しかし今日は水曜日。平日なのにここまで賑わうの?と聞くと「みんな休みを取って来ているんです。そもそも子どもたちは夏休みですから」とのこと。でも中国の方々の「旅行にかける気合い」を思い返すと、分かる気もします(^^)。

オレンジ色の浮きがプカプカしていたので目をこらしてみると、泳いでいる方がいました。本当は遊泳禁止ですが、昔はそんな決まりはなかったので、近くに住む地元の人たちには夏になるとこうやって泳いじゃう人もいるようです。湖の中央らへんを泳いでいたので、そこそこ深いんじゃないかと思いますが、慣れているようでした。

ふと湖をのぞきこむと、たくさんの藻が見えました。けれど水自体は透明で澄んでいます。

私が中国に留学していたのはたかが十数年前ですが、それでも当時と比べて川や湖の水質は大幅に改善したように思います。あの頃はポイ捨てされたゴミが浮いていたし、変なにおいもしましたからね。当時であれば、とても北京の川や湖で泳ごうという気にはならなかったと思います。

暑いときこそ熱いものを

北京は今日も暑いです。暑いと冷たいものが食べたくなるものですが、無性にアツアツの麺が食べたくて食べたくて。お昼のランチは職場から少し歩いたところにある麺料理の店に向かいました。

街路樹の葉が生い茂っています。これだけ木があれば日本だとセミの声がすごいでしょうが、北京は静かです。聞いたことのない「セミかしら」という鳴き声を耳にすることはありますが、日本で定番のミンミンゼミやアブラゼミとか、あんな感じじゃないんですよねえ。何の鳴き声なんだろう。

店に着く頃には汗だくでしたが、それでも食べたい!ということで「蘭州牛肉麺」をいただきました。アツアツなので、いただいているとこれまた汗が噴き出すんですが……うーん、おいしい。これで16元(約310円)だからたまりません。

ちなみに中国では「暑いときこそ熱いものを」という考えがあります。例えば、真夏に汗をダラダラ流しながらあつーいお茶や白湯を飲むとか。ちょっと私には理解できなかったのですが、熱いものを口にすれば汗をかき、結果的に体温を下げることができる……という考えによるもののようです。

だとすれば、この暑い日にアツアツの「蘭州牛肉麺」をいただく私の選択はあながち間違っていなかったのかもしれません……ただ、暑いことに変わりありませんでしたが(^^;)。

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