The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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老乡鸡

最近、出前でよく注文するお店があります。“老乡鸡”(老郷鶏)という中華料理の店です。去年9月末の時点で中国国内に約1400店舗ある巨大なチェーンです。

実店舗には行ったことがないのですが、出前アプリで人気が高かったので一度注文したらとてもおいしかったのです。そして何と言っても安い。白米とおかず2品なら25元(約500円)いきません。よく「中華料理のファストフード」と呼ばれるそうですが、確かにファストフード価格です。

今日注文したのは“农家小炒肉”という豚バラ肉と青唐辛子を豆鼓で炒めた料理と“白菜炖豆腐”という白菜と豆腐の炒め煮、それに“浇汁油麦菜”というレタスのような葉をあんかけにした料理も注文しました。これに白米をつけて34.2元(約710円)。出前の配送料も入っていることを考えれば、白米とおかず3品でこの値段は安いと思います。

もうひとつありがたいのは、1品の量がちょうどいいんですよね。中華料理って1品の量が多くて、1人で食べきれないことが往々にしてあります。ここは量が少なめなので、その分、複数のおかずを注文するといった選び方もできるので助かっています。今度また実店舗に行ってみたいと思います。

青海牛肉麺

中国では明日から旧正月「春節」の休暇が始まります。明日は「大年三十」で日本でいうところの大晦日。明後日が「大年初日」で旧暦の正月です。今日は仕事納めといったところですね。

とは言え、今朝の出勤時の地下鉄は利用客がいませんでした。いつもなら満員電車なのに座席に座れちゃうくらい。すでに休暇に入っている人が多いのかもしれませんね。実際、昼食の時間に職場近くのショッピングモールに行くと結構な人で賑わっていました。

モールはどのレストランも人がいっぱいだったので、あきらめてすぐ近くにある「青海牛肉麺」の食堂に来ました。休業していないか心配しましたが通常通り営業していました。

こちらの食堂は春節の休暇期間の間もずっと営業するとのこと。中国では法律で春節の休暇期間に働いた労働者は平日給料の3倍に相当する手当を要求できることになっています。だからよほど儲かる見込みがなければ休業したほうがマシな店も多いんです。だって従業員に3倍の手当を払わないといけませんから。と言うことは、こちらのお店は春節の間も客で賑わう見込みがあるのかな。

いただいたのは牛肉麺のセット。セットには追加の牛肉、涼菜(キュウリと土豆絲*1)、茶葉蛋*2が付いていました。これで35元(約750円)でした。

ちなみに蘭州牛肉麺と青海牛肉麺ってどう違うんでしょう。今日いただいたのは青海牛肉麺ですが、これを蘭州牛肉麺と出されても私は何ら疑問を持たずに食べちゃいそう。個人ブログに書いてある記事を読むと、もともと蘭州牛肉麺という伝統的な料理があり、それを青海省出身の出稼ぎの人たちが作るようになり、蘭州系と青海系の2系統ができたと。で、今では中国全土で蘭州牛肉麺というと青海系が圧倒的に多いそうです。本当にそうなのかしら。ということは青海牛肉麺というのは青海系の蘭州牛肉麺ということ?よく分かりません。

References
*1ジャガイモを細切りにして炒めた料理です。
*2中国茶で煮込んだゆで卵

酸菜牛肉麺

今日は昼食に牛肉麺を食べました。新年初の牛肉麺です。

いただいたのは「酸菜牛肉麺」。中国の北の地方で「酸菜」というと白菜を漬けてすっぱくしたものが有名ですが、この牛肉麺に入っている「酸菜」は高菜を漬けたものです。中国の南の地方や台湾では「酸菜」と言うとこちらを指すことのほうが多いです。すっぱからい味が病みつきになるおいしさで、よく注文します。これで25元(約530円)、ごちそうさまでした。

オシャレスポットでマーラータン

今日は昼食をいただきに建外SOHOに行きました。

北京には「○○SOHO」という名前の場所がいくつもあります。SOHO自体は「Small Office / Home Office」(スモールオフィス・ホームオフィス)の略で、小さなオフィスや自宅でビジネスをしている事業者のことを指すそうです。北京の「○○SOHO」もそうした事業者が集まる場所なのかな?と思ったのですが、そうではないよう。中国に「SOHO中国有限公司」というデベロッパーがいて、この会社が再開発したエリアや商業ビルを「○○SOHO」と呼んでいるそうです。

この特徴的なビルが建ち並んでいるのが建外SOHOです。私が留学していた頃からあって、当時はここにある日系美容室で髪を切っていました。ほかにもカフェやレストランがあって、当時からオシャレスポットとして知られていました。

デザインを設計したのは日本の建築家、山本理顕さん。もともとは「SOHO」という名前の通り、住宅だけれど住宅だけに使われるわけではないといったコンセプトで設計されたようです。当時の中国は経済成長を背景にベンチャー企業が急激に増加していたので、そうした人たちのオフィスとして使ってもらうという考えがあったわけですね。

で、何を食べに来たかというとマーラータン(^^;)。オシャレエリアじゃなかったんかい!というツッコミは置いておいて。私はここ“杨国福麻辣烫”が好きなのですが、いつも通っていた店舗が改装休業してしまったため、建外SOHOの店舗に来たのです。

店内にはオープン型の冷蔵庫があって、ここに食材が並んでいます。客はボウルを持って、その中に食べたい食材をポンポン放り込み、レジに持って行けばマーラータンを作ってくれます。私はいつも野菜やキノコを多めに入れてヘルシーなマーラータンをいただくことが多いです。

見た目は辛そうですが、これで“微辣”(小辛)。辛いことは辛いですが、とてもクリーミーです。あと中国らしくスパイスの香りが豊か。花椒がしびれが効いているので、人によっては辛いというより痺れると感じるかもしれません。私は辛いのは平気なのですが、汗をかきやすい体質のため、ダラダラ汗をかきながら食べました。まさにデトックスです。

この大変さも思い出

仕事で付き合いのある方からランチに誘われ、妻子を連れて行ってきました。あちらにも生まれたばかりのお子さんがいて、ずっと「家族同士で食事に行きたいですね」なんて話していたんです。

行ったのはイタリアン。選んでくれた店は高級ホテルにある本格的なレストランでした。こちとら娘が生まれて以来こんな立派な店に来たことがないので何だか緊張します(^^;)。いやいや、そもそもわたしゃーイタリアンなんて、いわゆる普通の「パスタ屋さん」「ピザ屋さん」でしか食べたことがないんだもの。メニューを開いたところで見たことも聞いたこともない料理ばかり。注文した料理のひとつが餃子にそっくりな見た目をしていたので「イタリアにも餃子があるのか」なんて思っていたら、ラビオリというパスタの一種なんだそうです。へええ、こんな見た目でもパスタなのね。

あちらのお子さんは生後4か月の女の子。うちの娘は9か月なので同じ0歳児同士なんですけど、ずいぶん違って見えました。うちの娘もわずか5か月前にはこんなに小さかったかしら……なんて思うと、時が経つ早さを感じずにはいられませんでした*1。ずっと一緒に過ごしていると分かりにくいですが、娘も成長しているんですよね。

最近、Xこと旧ツイッターで第一三共ヘルスケアの塗り薬「プロペト」のクレヨンしんちゃんとコラボした広告が話題になっていました。

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この大変さも、思い出だもんな。

眠るまで終わらない抱っこ。
背中スイッチが入らないようにそっと寝かせる緊張感。
コロコロ変わる機嫌。

キミとの毎日は、正直クタクタになるけど。
この時間が嫌いじゃないんだ。
なんとなく、わかってる。そう遠くない未来に、キミが離れて歩んでいくことを。

一緒に入ってくれるお風呂。
ほっぺにふれたとき、キャッキャッと笑ってくれる声。
ありふれてるかもね。でも、それが特別なんだ。

大人のキミは、今日のことなんか覚えてないだろう。
忘れずに、思い出として覚えておくよ。
大変だけど、とても楽しい日々だったって。

わあ、ここ最近の私も全く同じ。夜泣きした娘を寝かしつけるために抱っこして真っ暗な寝室を延々と歩き回っています。娘は最初はキョロキョロしていますが眠気が来るとコテッと私の胸にもたれ、スピースピーと寝始めます。そろそろ良いかな?と思ってベビーベッドに寝かせるんですが、これが起きちゃうんですよね。アアーと泣きながらベビーベッドの柵につかまって立ち上がります。こうなっちゃうと「振り出しに戻る」、寝てくれるまで一連の流れが繰り返されます。

正直、心の中で「早く寝てくれー」と思っていました。けど、この広告を見てから思わず考えちゃいました。いつか私が抱っこしなくても眠るようになるんですよね。娘を抱いて歩き回る寝室の窓から見える外の景色。胸に抱いた娘が上目遣いに私をのぞきこむ表情。眠っても私のパジャマを握って離さない小さな手。どれも永遠ではない、むしろ最後の時は意外と近いのかもしれません。写真やビデオは視覚・聴覚的な思い出なら残してくれますが、こうした感覚は記録に残すことができません。娘を抱いたときの重さ、感触、におい、すべてを忘れたくないと思うようになりました。

いつか、今日の私を懐かしむ日が来る。そう思いながら家族の時間を一秒一秒大切に過ごしていきたいです。

References
*1ただ実際のところ、うちの娘の生後4か月のほうが体が大きかったと思います(笑)。
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