The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

投稿者: ぼぼよる (138ページ目 (265ページ中))

越光米

先日購入した米が残りわずかになってきたので、同じものを再度購入し配送してもらおうとしたところ当時利用した店舗が臨時休業していた。感染防止対策で今はどこも店を閉めているもんなあ。仕方ないので営業している別店舗で探してみることに。

見つけたのが「越光米」という商品名の米。前回とは違う商品だ。名前だけ見れば「コシヒカリ」だが、本当にそうなのだろうか。まあ、違ったとしても米は米だし……と、購入してみた。

届いたのがこちら。遼寧省の丹東*1で生産されたらしい。大きな字で「越光米」と書いてあるが、不安なのは「日本」という文字がどこにも書かれていないことだ。前に購入した米は「中国産の、日本のコシヒカリ品種」とはっきり書かれていた。

味は果たしてどうだろう。また追って報告いたします、はい。

 

References
*1中国東北部に位置し、北朝鮮との国境沿いの街として知られている。

嗚呼、恋しき海産物

北京に来てから食事にはあまり困っていないが、恋しいのが海産物。日本にいた頃はスーパーで商品が半額になる時間を見計らって刺身をよく買っていた。しらすなんかも好きで、大根おろしと和えて醤油で食べたり、千切りにした大葉と一緒にしらす丼にしたり。あとは牡蠣……香川で働いていた頃はよく食べ放題の牡蠣小屋に行ったなあ。

閑話休題。

北京は内陸なこともあって海産物が高い。この前、近所のスーパーでサーモンの刺身を見たときは、ほんの5切れで1500円近かった。日本が海に囲まれた島国で、海産物に恵まれていたんだなあと思う瞬間だ。夕食を前にフードデリバリーで海鮮を調べてみると、近所に牡蠣を扱う店を発見。今日は金曜日だし、ちょっと値は張るけど1週間頑張った自分へのご褒美だと思い注文してみた。

牡蠣が10個入って108元(約2000円)だが、フードデリバリーでは割引が入って62元(約1200円)。中国ではなぜか店内価格よりフードデリバリーのほうが安くなることが多い。

これ以外に羊肉の串焼きなどを頼み、合計92元(約1800円)。なぜか牡蠣の正規価格より安くなるから不思議なのだが、まあ、居酒屋で消費する額を考えればこんなものだろう。

肝心な牡蠣は小さい身だったけど(笑)久しぶりに海産物を食べ、まさに“口福*1を味わった。冷やしていたビールとともにNetflixを視聴。こんな金曜日が大好きだ。

References
*1食事による幸せのこと。

増えつつある封鎖

職場の日本人・中国人スタッフで作るWeChatグループが夜になってから騒がしい。

いずれも「自分の住んでいる団地が封鎖になりそう」という連絡だった。ある人は「明日から3日間封鎖」、別の人は「明日の午後0時から封鎖が始まり、終了日は知らされていない」と言う。そう言えば日本人の先輩も「営業しているうちにスーパーで食料を買い込んでおきます」と言って、今日はそそくさと退勤していたなあ。

私の住んでいるマンションは封鎖こそ聞いていないものの、今まで72時間以内のPCR検査の陰性証明を提示すれば入れたところ、昨日からは48時間以内に改められた。

1日の感染者数も今日の発表で過去最多を更新したようだし、もう少し真剣に備えて置いたほうがいいかもしれないなあ。

勤労に感謝する日

朝から通常通り働いていたところ、ふと日本のニュースを見ると「ゆるい」。ラインナップがまるで週末のようなニュースばかりだ。はて?とカレンダーを見てみると、果たして日本は祝日だった。オフィスの自席で「あー、日本は祝日なのかー」とひとりごちると、隣に座る先輩が「そうだよ、勤労感謝の日だよ。祝日も働いている自分たちに感謝しないと」と粋なひと言をくれた。

だったらば、ということで少し早めに仕事を切り上げ、夜は上司のご自宅にお招きいただきいただいた。会社の位置する朝陽区は新型コロナウイルスの感染が北京で最も多く確認されていて、飲食店も店内飲食が禁止されている。そのため、家に集まって飲みましょうという算段だ。

上司のご自宅までオフィスから徒歩で20分あまりかけて向かった。

ありがたいことに、日本料理店の出前を取って下さっていた。その名も「ワールドカップ応援セット」。たこ焼きや唐揚げが入っていて、これを食べながらワールドカップを観戦して下さいというメニューらしい。商魂たくましいなあ。そもそも中国でのワールドカップの盛り上がり様はすごい。だって中国代表は出場していないんだよ。みんな本当にサッカーが好きなんだなあ。

料理のほかビールやワインも用意していただき、至れり尽くせりだった。一応、中国中央テレビのスポーツチャンネルで日本対ドイツの試合も見つつ、料理や酒に舌鼓を打った。話に盛り上がりつつ、サッカーで日本がゴールを決めたときだけ「おおお!」なんて叫んで、都合の良いところだけワールドカップ気分も楽しんだ。

ワインを2本空け、最後には焼酎までいただいてしまった。日本代表も勝利を収めたし、とても気持ちの良い夜だった。まだ水曜日だけど、日本は祝日だったんだしこのくらい許してください。

治安維持

バスや地下鉄に乗っていると、私が留学していた11年前には見なかった人を見るようになった。「乗務管理員」という人だ。

大概、黒い服に赤い帽子をかぶっている。「乗務管理員」と書かれた腕章を付け、バスなら1台に1人、地下鉄でも2車両に1人くらいはいるのではないか。鼻出しマスクをしている人がいようものなら、目ざとく見つけて「マスクをきちんと着けろ!」と注意をする。

周りの中国人に聞くと「乗務管理員」は5年ほど前から現れたらしい。主な業務は“维稳”……車内秩序を保つ、と言えば聞こえはいいが、つまりは政権・社会の安定を保つための治安維持だ。その割にはたまに高圧的な「乗務管理員」を見かけることもあるけど……

ちなみに今日、地下鉄に乗っていると大音量を流しながらスマートフォンで映像を楽しむ男性がいた。北京の地下鉄ではいつも“请勿外放声音”(スピーカーから音を流さないでください)と車内放送が流れるが、決して珍しい光景ではない。あまりにうるさかったので乗務管理員が注意してくれるのかと思ったら……そこはスルー。これは車内秩序じゃないのね(^^;)。

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