The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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娘の発熱

朝から娘がギャン泣き。何をしても泣き止みません。

おかしいなあと思って抱いたら……んん?体が熱い?試しに体温を測ると37.9度。ほっぺたは真っ赤になり、いつも一重の目が二重になってしんどそう*1。かわいそうでなりません。

日本で数日前におたふくかぜの予防接種を受けたので、その副反応かなあ。けれど調べたらおたふくかぜワクチンの副反応は接種後2~3週間後に出るそう。すると日本から中国に戻る大移動で疲れちゃったかな。予防接種の際に医師が「38度以上の熱が出たときのために」と座薬を処方してくれていたので、使うことにしました。

冷えピタシートを貼ってあげました。娘のおでこには大きかったので、半分のサイズにカットして。しばらくするとスヤスヤ眠りだしました。

お昼寝から起きて体温を測ると37度に下がっていました。ギャン泣きもしなくなっていて、座薬で楽になったのかもしれません。けれど大事を取って今日は一日どこにも行かず、家で過ごすことにしました。夕方頃にはすっかり回復。キャッキャッとおもちゃで遊ぶくらいになりました。

娘、人生で初めての発熱。本人は無邪気な様子ですが、パパママはどうしたものか心配だったよ。きっとこれからも急な発熱があるんだろうなあ。親も学んでいかなくては。

References
*1私も一重ですが、体調が悪いと二重になる傾向があります。

妻子帰京

日本に滞在していた妻と娘が北京に戻ってきました。

例によって飛行機は夜の到着。なので昼間はベビーベッドのシーツを洗濯や離乳食を作るなどして、妻子が帰宅後すぐに生活できるよう準備をして過ごしました。本当はもっと早くしておけば良かったんですけど、平日はやはり忙しくて今日になっちゃいました。

で、飛行機が着陸する少し前くらいに空港に向けて出発。飛行機から降りた後も入国審査や預け荷物の受け取りなどで時間がかかるので、そのくらいに家を出るのがちょうどいいタイミングなのです。

いつも通り到着ロビーにあるスターバックスでホットコーヒーを買い、連絡があるまで待機します。で、預け荷物を受け取って「これから出るよー」とメッセージをもらったタイミングで出口に移動し、妻子を迎えます。これで何度目でしょう、もう慣れたものです。

1週間ぶりに会った娘は長い移動で疲れたのか不機嫌そうでした。ただ空港から家に向けて移動し始める頃にはニコニコ上機嫌に。車の中では私に抱かれてスヤスヤ寝ていました。もう私のことを父親だと認識してくれているんでしょうね。1週間ぶりでも私の胸にもたれて安心して寝ている姿を見ると、涙が出そうなくらいうれしくなります。

人生2回目のヘアカット

娘の髪が伸びて前髪が目にかかるようになったのでカットしました。実は秋頃にも人生初のカットをしているのですが、伸びるのが早いなあ。同じ月齢には地肌が見えるくらい薄い髪の子が多いですが、娘は大人も顔負けなくらいフサフサです。

前回に引き続き今回もパパカット。妻が日本で買ってきた散髪用ケープを使ってみました。すそが上向きに折り返しているので髪の毛が床に落ちにくくなっています。で、タブレット端末で楽しい歌を流します。そちらに注意を引き付け、おとなしくしておいてもらおうという魂胆です。

前回は短くしすぎてお坊ちゃまカットみたいになってしまったので、今回は前髪を少し切るのにとどめました。あとは全体的に梳いて髪の毛の量を少なくしました。結局は素人カットなのであまり手を加えないようにしたつもりですが、やはりお坊ちゃまカットに(^^;)。髪を切るというのは本当に技術だなあ、と感じます。

ワンオペデー

今日の午後は娘と二人っきりで過ごしました。

妻が中国人の友人から「中国文化体験講座」なるものに誘われ、赤ちゃんも連れてきていいと言われたそうですが、私のほうから「せっかくなんだから1人で行って自由な時間を楽しめば」と提案したのです。ということで、今日はパパのワンオペデー。

娘は最近後追いが激しく、ベビーサークルの中に1人にすると延々「アーアー」と泣いています。私も日曜日だからこそ片付けたいことが山ほどありますが(掃除、洗濯、加湿器の清掃など)これじゃとても作業になりません。そこでエルゴベビーの抱っこ紐をおんぶ仕様にし、娘をおぶってみると……おとなしくなります。おお、これなら作業がしやすい。娘も最初は足をバタバタさせていますが、そのうち「ずいぶんおとなしいな」と思うと大体寝ています。午後にもまとまった時間のお昼寝をしてくれ、パソコンの前に座る時間も持てました。

午後3時過ぎになってお散歩のためお出かけ。今日の北京は氷点下近い気温だったので防寒対策をバッチリしました。外を歩いているとたくさんのジジババがベビーカーの娘をのぞき込んできます。大体“多大了?”(何か月になるの)と聞かれるので、私が“快十个月了”(もうすぐ10か月です)と答えるやり取りが繰り返されます。

で、何人かの人に聞かれたのが“她妈妈呢?”(その子のママは?)。確かに中国ではパパが1人で子守をする姿をあまり見かけません。男が1人でベビーカーを押している様子がよほど異様に見えたのでしょう。ほほう、私のことを男やもめか、あるいは人さらいと思ったのかな。いや、冗談なしに中国では今も幼児の誘拐事件がたびたび起きていて、人々の中での警戒心は薄れていません。若い男が1人で赤ん坊を連れていたら「人さらいかも」と思っちゃう人は多いと思います。

自宅から東大橋にある「蔦屋書店」まで50分ほど歩きました(結構歩きました)。併設されているカフェでアイスコーヒーを飲みつつ、娘にミルクをあげました。よくよく考えればカフェで男が1人で赤ちゃんにミルクをあげている光景も中国の人からしたら珍しいのかしらん。相変わらず娘は外ではおとなしくて助かります。どう思われたかは分かりませんが、これからもいろんなところに娘を連れて行ってあげたいと思います。

この大変さも思い出

仕事で付き合いのある方からランチに誘われ、妻子を連れて行ってきました。あちらにも生まれたばかりのお子さんがいて、ずっと「家族同士で食事に行きたいですね」なんて話していたんです。

行ったのはイタリアン。選んでくれた店は高級ホテルにある本格的なレストランでした。こちとら娘が生まれて以来こんな立派な店に来たことがないので何だか緊張します(^^;)。いやいや、そもそもわたしゃーイタリアンなんて、いわゆる普通の「パスタ屋さん」「ピザ屋さん」でしか食べたことがないんだもの。メニューを開いたところで見たことも聞いたこともない料理ばかり。注文した料理のひとつが餃子にそっくりな見た目をしていたので「イタリアにも餃子があるのか」なんて思っていたら、ラビオリというパスタの一種なんだそうです。へええ、こんな見た目でもパスタなのね。

あちらのお子さんは生後4か月の女の子。うちの娘は9か月なので同じ0歳児同士なんですけど、ずいぶん違って見えました。うちの娘もわずか5か月前にはこんなに小さかったかしら……なんて思うと、時が経つ早さを感じずにはいられませんでした*1。ずっと一緒に過ごしていると分かりにくいですが、娘も成長しているんですよね。

最近、Xこと旧ツイッターで第一三共ヘルスケアの塗り薬「プロペト」のクレヨンしんちゃんとコラボした広告が話題になっていました。

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この大変さも、思い出だもんな。

眠るまで終わらない抱っこ。
背中スイッチが入らないようにそっと寝かせる緊張感。
コロコロ変わる機嫌。

キミとの毎日は、正直クタクタになるけど。
この時間が嫌いじゃないんだ。
なんとなく、わかってる。そう遠くない未来に、キミが離れて歩んでいくことを。

一緒に入ってくれるお風呂。
ほっぺにふれたとき、キャッキャッと笑ってくれる声。
ありふれてるかもね。でも、それが特別なんだ。

大人のキミは、今日のことなんか覚えてないだろう。
忘れずに、思い出として覚えておくよ。
大変だけど、とても楽しい日々だったって。

わあ、ここ最近の私も全く同じ。夜泣きした娘を寝かしつけるために抱っこして真っ暗な寝室を延々と歩き回っています。娘は最初はキョロキョロしていますが眠気が来るとコテッと私の胸にもたれ、スピースピーと寝始めます。そろそろ良いかな?と思ってベビーベッドに寝かせるんですが、これが起きちゃうんですよね。アアーと泣きながらベビーベッドの柵につかまって立ち上がります。こうなっちゃうと「振り出しに戻る」、寝てくれるまで一連の流れが繰り返されます。

正直、心の中で「早く寝てくれー」と思っていました。けど、この広告を見てから思わず考えちゃいました。いつか私が抱っこしなくても眠るようになるんですよね。娘を抱いて歩き回る寝室の窓から見える外の景色。胸に抱いた娘が上目遣いに私をのぞきこむ表情。眠っても私のパジャマを握って離さない小さな手。どれも永遠ではない、むしろ最後の時は意外と近いのかもしれません。写真やビデオは視覚・聴覚的な思い出なら残してくれますが、こうした感覚は記録に残すことができません。娘を抱いたときの重さ、感触、におい、すべてを忘れたくないと思うようになりました。

いつか、今日の私を懐かしむ日が来る。そう思いながら家族の時間を一秒一秒大切に過ごしていきたいです。

References
*1ただ実際のところ、うちの娘の生後4か月のほうが体が大きかったと思います(笑)。
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