The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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中国の交通事故

今日お昼を食べようと外に出ると人だかりができているのに気付きました。みんな同じ方向を見ていたので、私も同じ方向に視線を向けたところ自動車が交通事故を起こしていました。

黒色のSUVが中央分離帯の柵に突っ込んでいます。車の破損具合から見るにけが人はおそらくいないか、いても軽傷かなといったところです。

どういう原因があって事故が起きたのかは分かりませんが、まあ、中国の交通マナーを見ていれば「宜なるかな」という気がします。タクシーに乗ってもずいぶんスピードを出しますし、無理な割り込みは当たり前。まるでレーシングゲームをプレイしているかの如くガンガン車線変更をしながら車を追い越していきます。これ、乗っている側は結構怖いのです。

中国で気をつけないといけないことはたくさんありますが、交通事故は最たる例のひとつです。最近は中国の「反スパイ法」で拘束されないように!なんて言われますが、いやいや、交通事故で死ぬ確率のほうが何倍も高いと思います。まさに命がけです。

イスラム教のお祈り

今日いつも昼食を食べている蘭州牛肉麺の店に行くと、店主が壁を向いて座り込んでいました。

一瞬どうしたんだろうと思いましたが、すぐに分かりました。イスラム教徒のお祈りですね。この蘭州牛肉麺の店は「清真」と言って、イスラム教徒が経営しているんです。見た目は漢族と変わらないので、おそらく回族の人たちじゃないかと思います。

中国は多民族国家で、日本以上にイスラム教徒を見かける機会があります。回族以外にもウイグル族、カザフ族、トンシャン族……などなど全部で10の少数民族がイスラム教を信仰していて、街なかには「ごく普通」にイスラム教徒向けの飲食店やスーパーが立ち並びます。非イスラム教徒も普通に利用するので、日本以上にイスラム教が身近です。日本だとハラール*1対応の飲食店ってまだまだ少ないですもんね。

まあ一方、この国で宗教がどれだけ保護されているかという課題はあります。特にチベット族やウイグル族の方々が直面している宗教迫害については憤りを感じざるを得ません。この蘭州牛肉麺の店で働く回族の皆さんも一見イスラム教徒の伝統をしっかり守りながら過ごしているようで、実は裏で大変な思いもしているのだろうかと、お祈りをする店主の背中を眺めて考えてしまいました。

References
*1イスラム教(ムスリム)の戒律によって食べることが許された食べ物。

出退勤はしばらく「急行列車」かな

今朝の出勤する際、いつもよりのんびり家を出たんですが気持ち早めに職場に到着しました。タイミングよく電車に乗れたからかなと思ったのですが、どうやら理由は違いました。

帰りに気付いたのですが、いつも途中通る「東四十条駅」を止まらずに通過していたのです。あっという間に自宅の最寄り駅に着きました。

しかし中国の地下鉄は日本と違って「急行」とか「快速」といったものはなく、基本的に全て「各駅停車」。なぜ通過したんだろうと調べてみると、どうやら東四十条駅で工事が始まり、駅を閉鎖しているのが理由のようです。何と閉鎖期間は来年2月末まで!ええ、3か月近くも閉鎖するんですか?

私は駅の利用客じゃないので出退勤の時間が速くなって助かりますが、駅の利用客は困るでしょう。北京は1駅1駅の距離が結構ありますから前後の駅に歩いて行くのだって大変だと思います。まして北京は最近氷点下になる日も増えたというのに。

中国のSNSで調べたら、やはり指摘する投稿がありました。

封那么长时间,太不方便了。
こんなに長期間閉鎖するなんて、あまりに不便すぎる。

规划者咋想的?为啥非得挑这最冷的三个月,有没有考虑这站下车的人怎么办???
企画した人は何を考えているんだ?なにも最も寒い3か月でなくてもいいだろうに、駅の利用客はどうすればいいのか考えていないのだろうか。

一个寒冷的冬天就要这样渡过,每天早晚朝阳门至东四十条走路受大风吹。
毎日、朝も夜も朝陽門駅から東四十条駅まで強風を受けながら歩く寒い冬を過ごすことになるよ。

东四十条站旁边都是写字楼,人流量很大。封时间太长了很不方便,尤其是在寒冬腊月里。
東四十条駅の近くはオフィスビルばかりで人通りも多い。こんなに長期間閉鎖するのはあまりに不便、それに厳冬の時期だというのに。

东四十条每次下车人很多哎 还好我是东直门下车。
東四十条駅はいつも降車客が多いよ、私は幸い東直門駅で降車しているけど。

ちなみに東四十条駅の工事理由は新しくできる地下鉄路線への乗換通路を整備するためのようです。まあ、理解できないわけでもありませんが、都心にあってそれなりに利用客のいる駅を3か月も閉鎖するって、日本じゃちょっと考えられません。せめて振替輸送みたいなことをしてくれないと、批判の声が上がること請け合いです。

こういう「有無を言わせず」って感じ、本当に中国っぽいなあと感じます。

北京の大気汚染

北京の空気は十数年前に私が留学していた頃に比べると大分改善しましたが、それでも汚染レベルの高い日は今もちょこちょこあります。特に暖房を入れる時期に入って石炭を使い始めたためか、ここ数日は空気の悪い日が続いています。

昼過ぎにプッシュ通知が来た記事によると北京の空気が「中度汚染」に達したとのこと。私の職場は朝陽区にあるのですが地図では赤色になっています。大興区に至っては紫色の「重度汚染」。

窓の外はこんな感じ。数百メートル離れたビルが霞んで見えなくなっています。こういうときって太陽でさえも汚れた空気に遮られ、直視できるくらいになるんですよね。何だか留学時代の北京を思い出させる空でした。

分かったお☆チュッチュッ♡

昨日の記事にも書いた、通販サイトから届いたCDアルバムの中身が全く別物だったという問題。

永遠のヒットソング
私が中国語を学び始めたのは今から約20年前の2002年です。中学生だった当時、2か月分の小遣いを貯めて学習本と簡単な辞書を買ったのが始まりです。当時、中国語を学ぶ上で毎週欠かさず視聴していたのがNHK中国語会話です。講師役は当時お茶の水女子大学で教鞭を執っていた相原茂先生、生徒役は北川えりさん、アシスタント役は京劇俳優であり画家としても活動していた盧思さんでした。今のNHK中国語会話と比べたら(そもそも今は『中国語!ナビ』という番組名なんですか)多少地味な構成だったかもしれませんが、相原先生の授業を盛り上...

今日、注文した店舗にクレームを入れました。向こうから「希望される対応はありますか」と聞かれたので「正しいディスクの在庫があるなら改めて送ってほしいし、ないなら返品したい」と伝えたところ、取り急ぎ「返金処理」をしてください、ディスクが見つかれば連絡しますと言われました。

で、私が「間違って入っていたディスクはどうすればいいんですか」と聞くと「差し上げます」とのこと。ええ、いいんですか。とは言え、別に欲しくもないディスクですけど(^^;)。中国の通販サイトはアプリのチャット機能でこういったやり取りができるのでとても便利です。日本のAmazonは確か返品処理も電話でのやり取りが必要だったような。

ちなみに私が店舗とやりとりしていて気になったのは、先方がメッセージに使う言葉です。

白色の吹き出しが店舗からのメッセージで、まず気になるのは“亲亲”。日本の漢字にすると「親親」です。“亲爱的”(親愛的)=「親愛なる人」の略で、つまりお客様のことを指しています。ただ“”にはキスという意味もあって、例えば“亲亲你”で「あなたにキス」になります。だから何度も“亲亲”と書かれると、まるで「チュッチュッ」と言われているように見えちゃうんです。

そして店舗側のメッセージでもうひとつ気になったのは“好哒”という表現。原義はおそらく“好的”[Hǎo de](分かりました)なんでしょうけど、それを“好哒”[Hǎo da]と言いかえています。少し発音を変えることで「分かったお☆」みたいな、可愛らしいけど、見ようによってはギャル語みたいになるんです。

つまり“好哒亲亲”で「承知しました、お客様」という意味なんでしょうけど、私には「分かったお☆チュッチュッ♡」と見えるわけです(あれ、私だけですか?)。おそらく店と客の距離を縮めたい思いから始まった表現なんでしょうけど、ねえ……このメッセージを書いている人もどうせおっさんなんでしょう?私は普通の書き方でいいじゃないかと思っちゃいますけど、どうなんでしょう(^^;)。

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