The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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新しい地下鉄路線の開通

三里屯に出かけました。何だかずいぶん久しぶりです。少なくとも娘が生まれてからは来ていなかったんじゃないかな。

三里屯は北京のオシャレ一丁目一番地とも言える場所です。私が初めて北京を訪れた20年近く前だと西単が「北京の原宿」と呼ばれましたが、今では三里屯こそ相応しいと思います。週末なこともあってたくさんの若者で溢れかえっていました。お茶でもしようかと思って出てきたのですが、どこのカフェも満席。座るところもないくらいで、結局すぐに三里屯を離れちゃいました(^^;)。

三里屯を離れてふらふら歩いていると地下鉄「工人体育館」駅に新しい出入口ができていました。明日開通する予定の北京地下鉄3号線は「工人体育館」駅も通っていたはずです。それで新しい出入口を作ったんでしょうね。景気が減速していると言われる中国ですが、新しい地下鉄が開通するくらいには変化が続いているようです。

ワンオペデー

今日の午後は娘と二人っきりで過ごしました。

妻が中国人の友人から「中国文化体験講座」なるものに誘われ、赤ちゃんも連れてきていいと言われたそうですが、私のほうから「せっかくなんだから1人で行って自由な時間を楽しめば」と提案したのです。ということで、今日はパパのワンオペデー。

娘は最近後追いが激しく、ベビーサークルの中に1人にすると延々「アーアー」と泣いています。私も日曜日だからこそ片付けたいことが山ほどありますが(掃除、洗濯、加湿器の清掃など)これじゃとても作業になりません。そこでエルゴベビーの抱っこ紐をおんぶ仕様にし、娘をおぶってみると……おとなしくなります。おお、これなら作業がしやすい。娘も最初は足をバタバタさせていますが、そのうち「ずいぶんおとなしいな」と思うと大体寝ています。午後にもまとまった時間のお昼寝をしてくれ、パソコンの前に座る時間も持てました。

午後3時過ぎになってお散歩のためお出かけ。今日の北京は氷点下近い気温だったので防寒対策をバッチリしました。外を歩いているとたくさんのジジババがベビーカーの娘をのぞき込んできます。大体“多大了?”(何か月になるの)と聞かれるので、私が“快十个月了”(もうすぐ10か月です)と答えるやり取りが繰り返されます。

で、何人かの人に聞かれたのが“她妈妈呢?”(その子のママは?)。確かに中国ではパパが1人で子守をする姿をあまり見かけません。男が1人でベビーカーを押している様子がよほど異様に見えたのでしょう。ほほう、私のことを男やもめか、あるいは人さらいと思ったのかな。いや、冗談なしに中国では今も幼児の誘拐事件がたびたび起きていて、人々の中での警戒心は薄れていません。若い男が1人で赤ん坊を連れていたら「人さらいかも」と思っちゃう人は多いと思います。

自宅から東大橋にある「蔦屋書店」まで50分ほど歩きました(結構歩きました)。併設されているカフェでアイスコーヒーを飲みつつ、娘にミルクをあげました。よくよく考えればカフェで男が1人で赤ちゃんにミルクをあげている光景も中国の人からしたら珍しいのかしらん。相変わらず娘は外ではおとなしくて助かります。どう思われたかは分かりませんが、これからもいろんなところに娘を連れて行ってあげたいと思います。

この大変さも思い出

仕事で付き合いのある方からランチに誘われ、妻子を連れて行ってきました。あちらにも生まれたばかりのお子さんがいて、ずっと「家族同士で食事に行きたいですね」なんて話していたんです。

行ったのはイタリアン。選んでくれた店は高級ホテルにある本格的なレストランでした。こちとら娘が生まれて以来こんな立派な店に来たことがないので何だか緊張します(^^;)。いやいや、そもそもわたしゃーイタリアンなんて、いわゆる普通の「パスタ屋さん」「ピザ屋さん」でしか食べたことがないんだもの。メニューを開いたところで見たことも聞いたこともない料理ばかり。注文した料理のひとつが餃子にそっくりな見た目をしていたので「イタリアにも餃子があるのか」なんて思っていたら、ラビオリというパスタの一種なんだそうです。へええ、こんな見た目でもパスタなのね。

あちらのお子さんは生後4か月の女の子。うちの娘は9か月なので同じ0歳児同士なんですけど、ずいぶん違って見えました。うちの娘もわずか5か月前にはこんなに小さかったかしら……なんて思うと、時が経つ早さを感じずにはいられませんでした*1。ずっと一緒に過ごしていると分かりにくいですが、娘も成長しているんですよね。

最近、Xこと旧ツイッターで第一三共ヘルスケアの塗り薬「プロペト」のクレヨンしんちゃんとコラボした広告が話題になっていました。

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この大変さも、思い出だもんな。

眠るまで終わらない抱っこ。
背中スイッチが入らないようにそっと寝かせる緊張感。
コロコロ変わる機嫌。

キミとの毎日は、正直クタクタになるけど。
この時間が嫌いじゃないんだ。
なんとなく、わかってる。そう遠くない未来に、キミが離れて歩んでいくことを。

一緒に入ってくれるお風呂。
ほっぺにふれたとき、キャッキャッと笑ってくれる声。
ありふれてるかもね。でも、それが特別なんだ。

大人のキミは、今日のことなんか覚えてないだろう。
忘れずに、思い出として覚えておくよ。
大変だけど、とても楽しい日々だったって。

わあ、ここ最近の私も全く同じ。夜泣きした娘を寝かしつけるために抱っこして真っ暗な寝室を延々と歩き回っています。娘は最初はキョロキョロしていますが眠気が来るとコテッと私の胸にもたれ、スピースピーと寝始めます。そろそろ良いかな?と思ってベビーベッドに寝かせるんですが、これが起きちゃうんですよね。アアーと泣きながらベビーベッドの柵につかまって立ち上がります。こうなっちゃうと「振り出しに戻る」、寝てくれるまで一連の流れが繰り返されます。

正直、心の中で「早く寝てくれー」と思っていました。けど、この広告を見てから思わず考えちゃいました。いつか私が抱っこしなくても眠るようになるんですよね。娘を抱いて歩き回る寝室の窓から見える外の景色。胸に抱いた娘が上目遣いに私をのぞきこむ表情。眠っても私のパジャマを握って離さない小さな手。どれも永遠ではない、むしろ最後の時は意外と近いのかもしれません。写真やビデオは視覚・聴覚的な思い出なら残してくれますが、こうした感覚は記録に残すことができません。娘を抱いたときの重さ、感触、におい、すべてを忘れたくないと思うようになりました。

いつか、今日の私を懐かしむ日が来る。そう思いながら家族の時間を一秒一秒大切に過ごしていきたいです。

References
*1ただ実際のところ、うちの娘の生後4か月のほうが体が大きかったと思います(笑)。

血圧計を買った

最近、毎日血圧を測っています。1日に2回、朝の出勤前と夜の就寝前です。

と言うのが、先月体調を崩して病院に行った際に血圧を測ったところ、びっくりするほど高かったんです。もともと血圧は高めな方ですが、それにしても高い。思わず医師に「こんな数字、初めてです」と話したら「病院での血圧測定は往々にして高く出るので、家で測ってみては」と助言されたという次第。

さっそくオムロンの血圧計をビックカメラの通販でポチり、一時帰国していた妻に北京まで持って帰ってきてもらいました。毎日測っているのですが……あれ?全然高くありません。家庭で血圧を測ると病院より低めに出ることが多いそう。そんなこともあって家庭血圧の基準値は低く設定されているそうですが、それに照らし合わせたって全く問題のない正常値です。

調べると、病院で血圧を測ったときだけ血圧が高く出る「白衣性高血圧」というものがあるよし。日常と違う病院の中で、白衣を着た医師や看護師を見て不安や緊張など精神的ストレスを受けると交感神経が刺激され、血圧が高くなってしまうとのこと。うーん、病院に行ってそんなに緊張しているとは思わないけどなあ。今回購入した血圧計はBluetoothでスマートフォンと接続して日々の血圧の数値を管理することができるので、記録を残していきたいと思います。

ちいかわ

中国人の友人と食事をしました。行ったのは東直門にある「老井」というロシア料理のレストラン。ロシア大使館の近くにあり、なかなかの老舗なんだそうです。

友人は何度か来たことがあるらしく、オススメの料理を注文してくれました。おいしかったのが中国語で“男孩沙拉”と書いてあった料理。そのまま日本語にすると「男の子サラダ」、変わった名前です。千切りにしたジャガイモを揚げて、マヨネーズで和えたような味でした。持ってきてくれた店員さんが「時間が経つとふやけてくるのでパリパリなうちに食べてください」と教えてくれました。

友人は私よりも年下の中国人で、日本語ペラペラ。今度の春節に彼女さんと日本に遊びに行くんだそうです。で、彼女さんも日本語ペラペラなの?と聞いたら「いえ、全然話せないんですが、ちいかわが好きで」と。ちいかわ!!今、ずいぶん中国で人気ですね。ちいかわって中国語で何て言うのか聞いたら、中国語でも「ちいかわ」なんだそうです*1。そもそも「ちいかわ」ってどういう意味?と思って調べたら「なんか小さくてかわいいやつ」の略だとのこと。全然知らなかった。勝手に「鶏皮」ばかり想像していました*2

References
*1漢字で書くと“吉伊卡哇”(チーイーカーワー)。
*2「鶏」という漢字は中国語で「ちー」、そして「皮」(かわ)なので「ちーかわ」。
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