The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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人がいなくなった街

午後、自宅前のPCR検査場に行く。多くの人が並んでいるかと思ったらガラガラだった。というよりも、街全体に人がいないといった感じ。

北京では感染が広がりつつあり、週末は“宅一宅”(家にいる)するように呼びかけられている。それもあってだろうか、地下鉄の駅はガラガラだ。

北京の原宿と呼ばれる(私は全然違うと思うが)西単に来ても、この通り。留学時代は大学からバス1本で来られるとあってよく来た場所だ。週末には人を避けて歩かなければならないくらいなのに、この人出は確かに少ない。

北京では新型コロナウイルスの感染者で死者が出たとのこと。高齢者で基礎疾患があったということだが、中国で半年ぶりの死者確認にメディアは感染拡大への警戒感を伝えている。今がピークなのか、序の口なのか。考え出すと暗い気持ちになってしまうなあ。

おしりたんてい

今日からインドネシアでG20サミット=主要20か国の首脳会議が始まった。

各国の首脳がマスクを着けずに握手している様子を見ると、コロナ前に徐々に戻ってきているんだなあと感じるとともに、自らのいる中国の「ゼロコロナ」政策を思い出して少々憂鬱な気分になる。

ちなみに全然話が変わるのだが、韓国のユン・ソンニョル大統領を見るといつも「おしりたんてい」を思い出す。顔の形がおしりに見えるアニメのキャラクターだ。

おしりたんてい | アニメ公式ホームページ
アニメ「おしりたんてい」NHK Eテレにて好評放送中!エクセレントな推理と必殺技でどんな事件もププッと解決!是非お楽たのしみください!放送時間は(土)Eテレ 午前9:00~9:20、(木)Eテレ 午後6:55~7:15です。

別に私が発見したことではなく、今年行われた韓国大統領選挙の際から言われていた。韓国版ウィキペディアの「ナムウィキ」にも大統領のニックネームを紹介する欄に書いてある。

ナムウィキ「ユン・ソンニョル」のニックネーム項目 4.1. おしりたんてい

本人も公認らしい。政治的なことは抜きにして、ユン・ソンニョル大統領を見ると「おしりたんてい」を思い出し、心のどこかで可愛らしく感じてしまう。いや、得だと思うよ。私もそんな似ているキャラクターはないかなあ。そう言えば、数年前に会社の同期に「ずっと何かのキャラクターに似ていると思っていたけど、オバケのQ太郎だ!」と言われたことはあるなあ(^^;)。

近所のショッピングモールの入り口に大きなのれんが設置された。

北京の冬の風物詩だ。結構分厚くて、これをめくって建物の中に入る。たまに前の人が勢いよくめくるので、のれんが「バコッ」とぶつかることもある。保温のために設置されるんだろうけど、留学していた頃は「じゃまだなあ」と思っていた。しかし今日設置されると確かに建物の中が暖かく感じる。外の冷たい空気をシャットアウトしてくれているのだろう。

明日の北京は最低気温が早くも0度近くになるらしい。冬支度を始めなければ。

推して知るべし

今日、会社のオフィス近くにびっくりするぐらいの行列ができていた。

時間は午後4時過ぎだったかな、みんなPCR検査を受けるために並んでいる人たち。

ここ朝陽区は北京で最も感染が確認されていて(と言っても100人余り)区内のあらゆる場所が24時間以内の陰性証明を要求するようになってきている。一方で大量のPCR検査場を閉鎖しているという話も。そりゃあ……こうなるよねえ。

私の会社のオフィス近くにも検査場がひとつある。誰でも入れるエリアではないので、そこは混んでいないようだ。しかしそうでない人はこの列を毎日並ばないといけないということ?

別の検査場もこの有様だ。働いている人は退勤時間まで待っていると検査場が閉まってしまうので、勤務時間中に検査するしかない。しかし、それで1時間、あるいはそれ以上並んでいたら仕事にもならないだろう。一方、夕方には「朝陽区の検査場を増やして、住民の利便性を高める」なんて発表もあった。とにかく混乱ぶりが露呈している。

北京はこれから冬になり、どんどん寒くなってくる。私も留学時代に経験したが、日中だって氷点下の気温になるのに……そんな中でも数時間立っていないといけないのかな。北京市民がどう思っているか、推して知るべし。

北京の黄昏

ここ最近、北京も寒くなってきた。

北京の黄昏時。北二環路は車がひっきりなしに走っている。“车如流水马如龙”(車は流れる水の如く、馬は龍の如く)*1だ。

イトーヨーカドーで買い物。ここは食料品売り場が充実していて、日本の調味料もたくさんあるので助かる。いざ自分が自宅隔離になったときのために、冷凍食品やカップラーメンなど日持ちしそうな食料をいろいろと購入。

冷凍庫におにぎりがたくさん並んでいた。見てみると「バラレイシ」「抹茶あずき」「白桃」「ティラミス」……こりゃ何だ?

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見た目はおむすび、なのに中身はケーキ。OMUSUBICake(おむすびケーキ)は、手土産や引き出物、ピクニックや女子会など、様々なシチュエーションで活躍間違いなしの新感覚スイーツです。PATISSERIE TSUBASAのオンラインショップから、通販でお買い求めいただけます。

よく見てみると“饭团蛋糕”(おむすびケーキ)と書いてある。大阪発の「新感覚スイーツ」で、発売からわずか1年で50万個を売り上げる人気となったらしい。

こんなものも並ぶとは、さすがイトーヨーカドー。

References
*1車や人が多く行き交い、とても賑やかな様子を指す。

コスパがよい料理

ここ最近、昼に何を食べようか迷ったらもっぱらこの店に行っている。

会社から歩いて10分くらいのところにある蘭州牛肉麺の店。

何度かブログでも紹介しているが、とにかくおいしい。最初は店名の通り蘭州牛肉麺を目当てに入店したが今は何でも食べる。先日は“土豆牛肉盖饭”(牛肉とじゃがいもの丼)を食べたが、分厚い牛肉がたくさん入って20元(約400円)という安さ。たまらない。

今日食べたのは“新疆拌面”、ウイグル料理の「ラグメン」だ。野菜・肉がたっぷり載っていて、もちもちした麺の食感がたまらない。ソースはトマトベースで、どこかミートソーススパゲッティを思い出させる味。

そういえば11年前の留学では口に合う中国料理が少なくて苦労したことが多い気がするけど、今回は全く食事に困っていない。むしろ楽しんでいるくらいだ。自分の舌が変わったとは思わないので、おそらく自分の口に合う中国料理が「選べる」ようになったのかなあ。だって苦手な料理は、今でもやっぱり苦手だもの(笑)。

一方、私の同僚は普段から日本料理を食べている人が多いようだ。この前、誘われて日本料理店に行ったら焼き鯖定食が59元(約1200円)だった。日本的な感覚で言えばちょっぴり贅沢なランチといった値段か。とてもおいしかったけど、この「ラグメン」が3分の1の値段で食べられるなら私はこちらを取るかなあ。

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