The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

カテゴリー: くらし (99ページ目 (144ページ中))

岡山行

金曜・土曜・日曜で実家のある岡山に帰っていた。祖父母に妻の顔を見せてあげ、妻にも私の生まれ育った場所を紹介してあげたかったというのが一番の目的だ。

金曜の夕方に岡山に到着し、両親と外で食事をした。両親は両家の顔合わせの際に妻の顔を見ているが、当時はお互い緊張していただろう。お酒を飲みながら、ざっくばらんに会話できてよかった。

土曜は私の生まれ育った地元を紹介して回った。3年前に亡くなった父方の祖母の仏壇にも線香をあげ、結婚したことを報告。おばあちゃんっ子だったので、もし生きていたらとても喜んでくれただろう。通っていた小学校を訪れたり、いつも遊んでいた公園を見せたり、単なる私の自己満足だが、妻は埼玉生まれで岡山に詳しくないので純粋にさまざまな景色を楽しんでくれていたように思う。

夜は母方の祖父母宅を訪れ、両親も一緒に夕食。妻の顔を見るのは祖父母のたっての願いだったので、かなえられて本当によかった。祖母はいつも通りという感じだったが、祖父は少し緊張していたかもしれない。食卓には祖母特製のポテトサラダなど私の好物がたくさん並んだ。酒を飲みながらいろんな話で盛り上がり、本当ににぎやかだった。夜は祖父母宅に宿泊。

翌日、祖父が何か書き物?をしていた。祖父が席を立ったときにこっそりのぞき込むと、次のようなことを書いていた。

孫夫婦が岡山を訪れた。お嫁さんはとても落ち着いていて、初めて会ったような気がしない。なかなかできた子です。

もっといろいろ書いていたようだが覚えていない。けれど、とても喜んでくれているのは分かった。私たちが家を出るとき、祖父ははち切れんばかりの笑顔で「本当におめでとう」と、私と妻の手を握ってくれた。

結婚は誰のためにするというものではないが、それでも周囲、特に祖父母が喜んでくれているのを見ると、本当によかったと思う。妻には岡山にいる間いろいろと気を使わせただろう。妻にも感謝感謝、お疲れさま。

結婚しました

朝9時から引っ越しの荷出し。なんとか間に合った……いや、ギリギリ間に合っていないのか?

とても手際いい業者だった。運び出しだけでなく梱包作業までしてくれた。ソファーも、テーブルも、デスクも、どれも巨大な段ボールでクルクルッと包んでしまうのだが、この手際が本当にいいのだ。段ボールをチョキチョキと切って、ガムテープで貼り合わせて、とたんに巨大な「家具ケース」をこしらえてしまう。

海外というと確かに荷物の取り扱いが粗雑な印象がある。私が中国に留学していたころも、日本から届いた段ボール箱が「どんな扱いをしたのか」と疑問に思うほどボコボコに潰れた状態で届いていたなあ。それを思うと、海外の引っ越しでは家具の保護は大切なのだろう。

引っ越し作業は6時間ほどで終わり、午後は彼女と一緒に区役所に婚姻届を出しに行った。

事前に入念に調べていたので不備があるとは思っていなかったが、あっという間に受理されて少々あっけなかった。

そもそも結婚という話も中国に赴任が決まってからあれよあれよという間に進んだこともあり、正直実感が湧かない。区役所を出てから彼女……というより、今や妻となったパートナーと向き合って「これからよろしくお願いします」と、お互いペコッと頭を下げ合った。

夜は安いチェーンの居酒屋で祝杯を挙げた。いや、もっといい店で飲んでもよかったけれど、きょうが荷出しだったこともあって余裕がなかったのよ(^^;)。それでも「おいしいね」と笑顔で食べる顔を見ていると、この人を選んでよかったと感じる次第。

皆様、夫婦ともども、これからもよろしくお願いいたします。

家族写真

きょうは両親の東京滞在最終日で、みんなで家族写真を撮りに行った。

父親が来年に定年退職を控えているため、母親が仕事着姿の父を囲んだ家族写真を撮りたいとずっと話していたのだ。ちょうど両親が上京してきてくれたので、東京に住む2人の弟にとっても都合がよかった。まもなく中国に赴任してしまう私にとってもベストタイミングだった。

当初はどこか写真館を訪ねて撮影しようかと考えていたが、兄弟のうち末っ子の弟が映像制作の仕事をしている関係で、知り合い……というより友人のスチールカメラマンに頼んでくれた。立派なスタジオも借りてくれ、撮られるこちらが緊張するくらいの設備だった。

あまり写真館で撮影したことがないのでよく分からないが、ああいうところは1枚いくら……という値段設定なのだろうか。それにくらべると、こちらは友人のプロカメラマンが撮影してくれるのだから無限にシャッターを押してくれた。さまざまなポーズ、さまざまな表情で撮らせてもらい、おそらく100枚は超しただろう。

誰もがスマートフォンを持つようになりいつどこでも写真が残せるようになったが、こうした記念の節目にきちんとした場所で写真を撮ってもらったことは実は少ない。というか、無いんじゃないかな。撮影してくれた弟の友人も「私もこんな家族写真を撮ろうかな」と話していたが、誰かが思い立たないとあまりやらないものだ。母親のアイデアにとりあえず感謝。

ハムスターの巣のような家

今週の木曜日に引っ越しを控え、きょうからようやく荷造りの作業を始めた。最も多い荷物のは書籍だろうか……段ボールの中にせっせと詰め込む。あちらこちらに荷物が散乱して、家の中がまるでハムスターの巣のような状態だ。

そんな作業をしていると、もう数年以上読んでいない書籍が結構あることに気付いた。数年以上読んでいないということは、中国に持って行っても読む可能性は低い。これを機に断捨離しようかなあ。

せっせと荷造りをしているはずなのに、家の中が逆にどんどん汚くなっているような気がしてならない。木曜日の引っ越し当日までに間に合うのだろうか……って、だったらこのブログを書く前に作業しろっちゅーの(^^;)。

久しぶりの上京

きょうは中国赴任前、最後の出勤日だった。

来週からは赴任の準備に専念しなさい、という期間に入る。正直、来週以降も仕事を振られて働いているんじゃないかという気がして「名残惜しい」という感覚が全くないけど(笑)。実際、やり残したことがあるので、来週も職場には出てくる予定だ。

それでも最後ということで、同僚の皆さんにあいさつをする機会があった。今の部署には半年前に異動してきたばかりなのだが、あいさつをしながら周りの人の顔を見回すとまるで10年以上前から知っていたのではないかという親近感さえ覚えた。とても忙しい職場だったが、とても充実していたというか、同僚の皆さんとは「濃い」つきあいをさせていただいたのだ。いろんな方に「さみしくなります」と声を掛けていただき、本当にありがたく思った。

夜、田舎の両親が上京してくる予定があったので、退勤後はそそくさと帰宅。2泊3日で、今夜だけ私の家に宿泊する予定になっていたのだ。以前はもっとちょこちょこ東京に遊びに来ていたが、コロナ禍になってから全く来ていなかった。最後に来た母親も3年前かなあ。

近くに住む弟と両親を出迎え、居酒屋で食事。久しぶりの再会でいろんな話に花が咲いた。その後、父親を連れて近所の銭湯に行って汗を流したあと、私の自宅に帰って軽く2次会。弟も最後までつきあってくれた。久しぶりにせっかく上京したのだから、3日間楽しんでほしい。

«過去の 投稿 新しい 投稿 »

© 2025 BOBOYORU.NET

Theme by Anders Noren上へ ↑