The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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黒酢コーラ

今日、コンビニでこんなものを見つけました。

老陈醋”(老陳醋)と書いてあります。山西省の有名な黒酢ですね。日本で「お酢」といったら透明なものを想像するかもしれませんが、中国だと黒酢が一般的です。

しかし、これが並べられていたのはコンビニのレジ横。コンビニで、それもわざわざこんなところに黒酢を“新品”(=新商品)と並べるなんて不思議だなあと眺めていると……いや、“老陈醋”の下に“可乐”(コーラ)と書いてあるではありませんか。これ、黒酢ではなく「黒酢コーラ」です。

このコーラの販売元“魔术师”はこれまでも変わった味のジュースを開発していて、例えば“二锅头汽水”(二鍋頭*1サイダー)、“葡萄酒汽水”(ワインサイダー)、“大蒜咖啡”(にんにくコーヒー)なんかを売り出してきたそうです。そして今回の新商品が「黒酢コーラ」ですか……うーん、試そうという気にもなりませんでした。でもネタにはなるかも?気が向いたら買ってみたいと思います。

References
*1安手の焼酎。

798芸術区

今日は「798芸術区」に行ってきました。北京の北東部に位置する中国最大と言われているアートエリアです。主に現代アートを扱っているのですが、私はもともと芸術に疎い上に現代アートは特に不勉強ということもあって、あまり興味を持っていませんでした。分かりづらいんですよね、現代アート。奇妙というか、奇抜なものが多くて敬遠していたのです。

今日ちょっとした用事で近くまで来たところ、最近「798芸術区」に行った妻が「アートというよりお店がたくさんあって楽しそうだったよ」と言うので、行ってみることにしました。

実は十数年前の留学時代にも来たことがあります。この煙突とか、廃工場の跡地みたいな感じ……よく覚えています。1950年代に軍事機器や半導体を作っていた工場の跡地を活用し、アーティストたちがアトリエとして使い出したのが「798芸術区」の始まりなんだそうです。

壁一面に麻雀牌がはめ込まれています。「798芸術区」内の公衆トイレの壁です。ところどころ外れちゃっているところもありましたから、本物なのでしょうか。そうすると裏(青い面)を見せている牌も、実は表に全て絵柄があるのかもしれませんね。

妻が話していたように、雑貨屋みたいなお店がたくさん増えていました。

私が留学していた頃はもっと至る所に(奇抜で、正直ちょっとよく分からない)現代アートの作品が並んでいて、濃い「アートエリア」という感じでした。当時に比べると商業化が進んだというか、悪く言えばやや俗っぽくなった印象があります。アート好きな人からすれば、少し物足りなくなったかもしれませんね。

韓国の大手自動車メーカー「ヒュンダイ」の展示施設「ヒュンダイモータースタジオ北京」がありました。施設の壁には一面の壁画、タイトルは“漫游北京”、よく見ると北京伝統の「フートン」や、北京オリンピックのメイン会場となった「鳥の巣」など、たくさんの名所が描かれています。

商業施設が増えて賑わっている一方で、稼働しているのか分からない工場群もたくさん残っていました。私が留学時代に来た際は、いくつかの工場はまだ動いていました(冬に行きましたが、パイプからプシューッと蒸気が漏れていたのを覚えています)。今はどうなんでしょうね。

木々の向こう側に見えるSFチックな建物は立体駐車場です。日本だとビル内に収まっていますが、こうやってむき出しなのもオシャレですね。「798芸術区」の雰囲気に合っていると思います。

こちらはインテリア雑貨を扱うお店「ダルトン」。私は知らなかったのですが、自由が丘や代官山にある日本発祥の雑貨屋なんだそうです。

雑貨・家具・インテリアの通販サイト | ダルトン公式オンラインショップ
インテリア雑貨メーカー、ダルトンの公式オンラインショップ。オリジナルの家具や、キッチンアイテム、ガーデンツール、ハードウェアなど数多く販売しています。

妻から「たぶん好きだと思う」と言われて中に入ると、アメリカンなデザインの商品がたくさん置いてありました。トラッシュカン、キッチン用具、スチールウェア。うーん、良いですねえ。どれも私の好みばかりです。

かわいい目覚まし時計があったので、ベッドのサイドテーブル用に買っちゃいました。見た目はレトロで秒針がカチコチと鳴りそうですが、静音タイプのもの。「ダルトン」は北京だとまだ「798芸術区」にしかないそうです。もっと増えたら通っちゃいそう。いろいろ揃えたくなりますね。

北京一文無し

最近、毎朝職場近くのセブンイレブンに寄ってアイスコーヒーを買っています。ここで働く店員のおばちゃんが気持ちの良い方で、とても愛想が良いのです。

セブンイレブンのおばちゃん
今日、職場近くのセブンイレブンでアイスコーヒーを注文すると、淹れてくれた店員のおばちゃんから突然「あなた、地下鉄で出勤しているの?」と聞かれました。このおばちゃん店員はセブンイレブンの(おそらく)リーダーのようなポジションの方で、以前も何度かブログに「セブンイレブンのおばちゃん店員」として紹介しました。ちょくちょく会話することはありましたが、不意に「地下鉄で出勤?」なんて言われたので面食らってしまいました。私が「そうです、2号線で通っていますよ」と答えると、今度は「1号線じゃないの?」と聞いて...

今朝も寄って、おにぎり1個とアイスコーヒーを買おうとしました。支払いにはQRコード決済を利用します。日本の「Paypay」と同じですね。私の場合、中国国内の銀行口座と紐付いているので、スマートフォン上に表示させたQRコードをレジでかざせば支払うことができます。さあ、レジで会計……というところで支払いができないのです。

こ、口座の中がスッカラカンだ~!!

普段、私の給料は日本国内の口座に振り込まれています。ただしそれでは中国で生活できないので、会社に給料の一部を中国国内の口座に送金してもらっているのです。この送金の額は自由に設定でき、私の場合、毎月日本円にして10万円を送金してもらっています。妻と2人で生活していると10万円だとギリギリかな……というところです。特に今月は四川旅行に行くなどしたので入り用が多く、口座がカツカツでした。そんなこともあって今月から中国への送金額を増やしてもらうようお願いしていたところ。

口座に金が足りない!というときは、海外キャッシングサービスを利用しています。クレジットカードを使って現金を入手できるサービスです。日本国内のキャッシングサービスは利息が高いイメージがありますが、海外キャッシングサービスは両替の手数料よりお得な場合があるのです。

ではなぜ今回は海外キャッシングをしなかったかというと、今日が給料日だったんですね。今日になれば口座には給料が振り込まれますから、わざわざ手数料を払って海外キャッシングをする必要はないわけです。ただ間が悪いことに、海外からの送金は口座に反映されるのに時間がかかることがあり……朝イチの時点では口座がスッカラカンのままだったのです。

ただ、アイスコーヒーを受け取るのは問題ありませんでした。というのがコーヒー20杯分のプリペイドカードを事前に購入していたので、支払い無しに受け取れるのです。問題はおにぎり。1個たった5元(約100円)……それが払えないなんて、かなり間抜けです。

いつものおばちゃん店員に「ちょっと問題があって、今朝はアイスコーヒーだけいただきます」と言って、おにぎりを棚まで返しに行こうとしました。するとおばちゃんが「いいわよ、いいわよ。立て替えるから持ってきなさい」と言うのです。おばちゃんはおにぎりのバーコードをスキャンすると自分のスマートフォンで支払いをし「いつでもいいから、時間のあるときに支払ってくれたらいいわ」と言ってくれました。

おばちゃん……!!ありがとうございます……いやあ、ありがたい……というより反省しきりです。申し訳ないやら、恥ずかしいやら。おばちゃんに頭が上がりません。とりあえず送金が確認できたらすぐに返しに行きます。今月からは送金額を増やしたので、今後こんなことは無いかと思いますが……いえ、決してこんなことが無いように心がけたいと思います。

追記)

お昼になって、すぐにおばちゃんに借りたお金を返しに行きました。個人間のお金のやりとりも中国ではスマホ決済が一般的なので、おばちゃんとWeChat……中国版のLINEですね、お友達になって(笑)5元をお返ししました。おばちゃんは「おごるわよ」なんて言うのですが、それは固辞。逆にここのセブンイレブンに来にくくなります。

ということで、ついにおばちゃんとWeChat友達になってしまいました(笑)。お金と一緒に「とても助かりました、ありがとうございました」とメッセージを送ったら“不用客气哦朋友”(どういたしまして、お友達でしょ)との返事。ますますおばちゃんのファンになってしまいました(^^)。

だんだん長くなる日

ここ最近、日が長くなってきました。

北京の午後7時半の空です。スマートフォンのカメラで撮影しました。明るく写るように自動で調整しているので実際はもうちょっと暗いですが、それでも午後7時半の空にしては明るく感じます。

1年で最も日が長いのは「夏至」ですね。今年は6月21日が「夏至」ですから、もう来月です。そして「夏至」を過ぎると、どんどん日が短くなるんですよね。夏の盛りは8月というイメージがありますから、ちょっと意外にも感じます。

新装開店した「蘭州牛肉麺」

私は「蘭州牛肉麺」が好きです。

日本にいた頃からしょっちゅう食べていましたが、中国に来てからは行きつけの店を見つけ、よく通っています。ただ、この店が現在クローズしていて(どうやら閉店したのではなく改装しているようです)ここ最近は食べられていません。インターネットで検索してみると、職場から少し歩いたところに別の「蘭州牛肉麺」の店があったので、行ってみました。

东方宫”(東方宮)という名前の店舗でした。店の前に(くたびれちゃっていますが)大麦が並んでいるので、新しくオープンしたようです。「大麦」を中国語で発音すると「ターマイ」、これが“大卖”(大売)=「よく売れる」と同じ発音なので、中国では新装開店の際によく並べられるんです。

まあ、可もなく不可もなく……といったところでしょうか。麺はそれなりにおいしかったですが、牛肉は「入れ忘れたのかな」と思うほど少なかったです(笑)。

オープンしたばかりだからか、店内はとても明るく清潔な印象でした。ほかにもいろいろメニューがあったので、今後また来てみたいと思います。

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