The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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スウェーデン料理

午後から北京は四元橋にあるイケアに行った。北京に来て間もない頃に西紅門にある郊外のイケアに行ったが、今回行ったのはそれと別にあるところ。

北京のイケア
ここ数週間かかえていた大きな仕事を終え、今日はお休みをもらった。朝はのんびり起床。普段なら罪悪感を感じる二度寝もひと仕事を終えた後だと正当化できて気持ちが良い。特にここ最近は朝が早かったり夜が遅かったりしたので、睡眠不足が一気に解消した。家が入居した時点から何も変わっていなかったため、いろいろと買いそろえようと午後から北京郊外にあるイケアに行った。向かったのは大興区西紅門にある“北京荟聚”というショッピングモール。ずいぶん大きなモールだったが、人は少なめかな。とは言え中心部から結構離れた郊外に...

四元橋のイケアは地下鉄やバスといった公共交通機関で行くには頗る不便な場所だ。まあ、日本でもイケアといえば自家用車で行かなければ不便な場所が多いか。家から15分ほどの距離だったので、タクシーで行くことにした。

週末だけあって激しい混みようだった。まずは昼食でも……とレストランに行ったら、これも席の取り合い。時間は午後2時を回っていたが、昼食を食べようという人でまだまだ賑わっていた。

私がいただいたのはイケアでおなじみ、ミートボール。妻はサーモンをいただき、2人揃ってスウェーデン料理の代表選手をいただいた。あまり詳しくなかったんだけど、スウェーデンのミートボールはマッシュポテトとコケモモ(リンゴンベリー)のジャムが付いてくるのが定番らしい。あまり甘い食事が好きではない私としてはコケモモのジャムに「うーん」と感じたが、ミートボール自体はおいしかった。マッシュポテトもおいしかったし、ビールがあったら進むだろうなという感じ。

肝心な買い物のほうは、あまりにも人が多くて物欲も失せるほどだったというか、回るだけで疲れてしまった。あれこれ買おうとは思っていたものの、何か思っていたのと少し違ったということもあり「わざわざ買わなくていいんじゃない?」なんて結論に至り、結局買ったのは小物数点。

救急病院

妻が37.7度の発熱。日本にいた頃から新型コロナウイルスに感染したことがないので、ついに……と覚悟し、棚の奥から抗原検査キットを取りだし検査してみた。しかし、結果は陰性。いやいや、抗原検査はPCR検査に比べて精度が劣るなんて話も聞いたことがあるので、私も万一を考え、在宅勤務をさせてもらうことにした。

夕方になって熱を測ると39.5度に。再度抗原検査をするも陰性。これはもしや……と思い、病院に行くことにした。

向かったのは海外保険が使える、主に外国人などが利用する病院。常時英語の通訳がいるほか、時間によっては日本語でも対応してくれるようで、私たちが到着したのは午後7時だったけれど日本語通訳がいた。ただ失礼ながらあまり日本語がお上手ではないというか、訳してもらっているとまどろっこしくて、結局私が直接やりとりすることに。

診察は物腰が柔らかで、かつテキパキとしていて、問診も非常にスマート。血圧を測りながら「症状は?アレルギーは?飲んだ薬は?」と質問が矢継ぎ早に質問が飛んできて、医師にバトンタッチすると、のど、耳、鼻の検査、聴診の次は触診、血液検査のために採血をして……と無駄がない。

しばらく病室で待っていると、医師が診断書を持って戻って来た。結果……果たしてインフルエンザA型だった。聞くと、北京で今流行っているらしい。タミフル、解熱剤(イブプロフェン)、トローチを処方してくれることになった。

私が「あの……私は出勤できるんでしょうか」と恐る恐る聞くと「あなたにもタミフルを処方するから予防として飲みなさい」と言う。妻は1日2回服用するところ、私は1日1回らしい。予防でタミフルを服用するなんて聞いたことがなかったけれど、日本で予防投与は保険対象外(自費)だかららしい。私もいただけるなら、ということで処方してもらうことにした。

しかし、油断して自分の保険証書を持ってきていなかった。

受付で「保険証書がないと処方は無理ですよね」と聞くと「処方はできますよ。自費になりますが」と言う。いくらか尋ねると「1000元くらいですかね」。せ、1000元!(約20000円)。保険証書さえあれば自己負担なしでもらえるのに、2万円はちょっと……翌日改めて来てもいいですか、なんてやりとりをしていると、隣から女性の看護師が「あとから写しを送ってもらえばいいじゃない、どうせ私たちの手元で保管するのも写しなんだから」と受付のスタッフに言ってくれ、晴れて私も後から証書をスキャンしたデータを送るという約束付きで処方してもらえることになった。

何から何までスムーズで(おまけに融通も利くし)感動してしまった。それに比べて中国の一般市民は大変だ。だって一般の病院ではこうはいかない。診察の予約を取ることに始まり、何の検査をするにも行列に並んで、もとよりグッタリしている人が更にグッタリしてしまう。

こう言っちゃなんだけど「特権階級」(もちろん私たちも含めて)のための医療もあるんだなあ。医師も看護師も皆さん親切にしてくれたので本当に感謝しているんだけど、この巨大な格差にはちょっと言葉を失ってしまう。

しかし、これだけの医療サービスを「自費」で受けたら大変な額になっていただろう。やはり海外では保険が欠かせない。

焼き肉バイキングで食べ放題

……って、食べ放題じゃないんだけど、焼き肉というとこの曲*1を思い出す。

焼き肉なんてもう2年ほど行っていない。嫌いなわけではないけど1人でわざわざ食べに行かないし、家で食べると部屋に臭いがついちゃう。けどなーんか今夜は焼き肉の気分。

近所の「牛角」に行った。日本式の焼き肉とあって、入店すると「イラッシャイマセ~」と日本語の威勢良い挨拶をしてくれる。日本で「牛角」に行ったのは大学時代じゃないかなあ。確か食べ飲み放題を頼んで「お得じゃ~ん、また来よう」と思ったけれど、それっきり。

キムチの盛り合わせ、塩タン、カルビ、ホルモン、豚バラ……日本でも定番のメニューを注文。ちょーっと肉が薄いかなあ。あと冷凍を解凍したのだろうか、ちょっと硬い?けど生ビールが進む、進む。5杯くらい頼んでしまった。でも満足、満足。

 

References
*1ヨーデル食べ放題/桂雀三郎withまんぷくブラザーズ。

提灯街

仕事で付き合いのある韓国人の方と食事。私の方が席を設ける側だったので、日本っぽい雰囲気、けれど庶民的なものを……と考え、日本式の居酒屋にお連れすることにした。

職場の先輩に教えてもらって選んだのは焼鳥屋。私だけ早めに到着すると、辺りは真っ暗。本当にこんなところに焼鳥屋があるのだろうか?と思っていると、「提灯街」と書かれた地下に通じる入り口があり、いざ入ると日本式の居酒屋が建ち並んでいた。日本でもヒットした「深夜食堂」をテーマに、数年前にできたらしい。

ボックスで区切られた半個室など、まさに日本の居酒屋だ。生ビールを注文すると、キンキンに冷えたジョッキに入れて持ってきてくれた。料理の味もまあまあ。店員のお兄ちゃんは大学生くらいだろうか、けどハキハキ動くし丁寧だし、気持ちよかった。

お連れした韓国の方も、とても日本っぽい雰囲気で気に入ったと喜んでくれたようだ。あまりお酒を飲む方ではなかったので、私としては少なめの酒量で終わり。

マッサージ

夕方からマッサージ屋に行く。これも妻からせっつかれていたもので、足つぼマッサージに行きたいとずっと言われていたのだ。

北京を歩いていると“按摩”(マッサージ)や“足疗”(足つぼマッサージ)という看板をそこらで見かける。ただ、玉石混交だろうなあというのと、もしや怪しい店だったら……なんて思いも手伝って、そうそう入る気になれない。今回は“大众点评*1で下調べし、評価の良かった店に行くことに。事前に予約・決済ができるようだったので、今回は足つぼマッサージ45分のほか、肩や足、それに背中のマッサージ45分にしてみた。

個室に案内されると、田舎のヤンキーが着ていそうな半袖半ズボンに着替えるよう言われる。しばらくすると2人のマッサージ師が入ってきて、さっそく始まった。女性の方だったが、力は結構しっかりしていた。ただ私のイメージの足つぼというと「痛いっ!」「ここは胃」「あタタタ……」「ここは肝臓」みたいな感じだが、ここはそういうのではなかった。あくまでマッサージ。どちらかというと、エステ?みたいな感じなのだろうか。

マッサージ師がいろいろと話しかけてくるものだから、90分のコースだからあっという間だった。

References
*1中国の大手口コミサイト。
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