6月22日 晴 韓国修学旅行三日目 【 その1 】 【 その2 】 【 その3 】 【 その4 】 続いて、ちょっと歩いて「인사동(仁寺洞/インサドン)」へと行く。ここは京都とか倉敷美観地区みたいに古い町並みが残っているところ。 倉敷美観地区とまではいかないけど、明らかに他の地区とは違った雰囲気を醸し出す仁寺洞。お店も古めかしい感じなのがいっぱい。 これは韓国冷麺だろうか、韓国のおじさまが麺を使ってパフォーマンスを。 「うぉりゃっ!とぉ~~!!!」 こちらは毎度お馴染み、まいう~でございます。でもちょっと違う。 ここ仁寺洞では古い町並みを保つために、スタバが来るときに「町の景観が崩れる!」と反対運動が起きたらしい。そこでスタバ側がロゴをハングルにすることにしたと。読んでみると確かに「스타벅스커피(スタバクスコピ)」になっている。 昼食はガイドの娜映さんに頼んでビビンバにしてもらう。そこで来たのが「中央会館」というお店。至る所に日本語が。 ここはどこ!?日本?韓国?…って感じ。 さあ出てきました!「돌솥비빔밥(トルソッビビンバ)」…日本語にすると石焼きビビンバ!さすが本場、まいう~~です。スープもついて満足満足♪ 昼食後も色々と見て周り、時間が近づいてきたので帰ることに。 地下鉄に乗っていると見知らぬおじいさんが話しかけてきた。しばらく娜映さんと韓国語で話していたんだけど、不意におじいさんが日本語で僕に話しかけてきた。 「君たち、日本から来たの?」 突然でビックリ!なんとおじいさんの話す日本語があまりに上手すぎる!日本から来ました、と伝えると「日本のどこ?」というので岡山ということを告げる。桃太郎のお話が有名な所です、と言うと友達に「桃太郎なんて知らないだろう」とつっこまれる。するとおじいさんは続けて、 「も~もたろさん、ももたろさんってやつだろ?」 と童謡を歌い出した!これには僕も友達もビックリ。なんせ日本語が日本人と変わらないほど上手。多分ここが韓国でなければ日本人だと思っていただろう。 おじいさんは僕の腕をつかんで、「かわいいね~」を連発。おっ、おじいさん…(照)。僕の腕をつかんで放さない。地下鉄のイスが空いたので、僕の腕をつかんだまま連行。依然として「キミはかわいいね~」と連発。 おじいさんは僕を隣に座らせ、「昨日はどこに行ったの?」とか「韓国は楽しい?」とか「いつ帰るの?」などと聞いてくる。僕もそれに対し、丁寧な日本語で答える。最後に一緒に写真を撮りましょう、と言うと「嫌だよ、恥ずかしいよ。」と言うけど、OKしてくれ、一緒に撮らせていただいた。 最後に「日本に帰って、家族に『韓国に変な日本語話すじいさんがいた』なんて言うなよ!はっはっは」と言っていた。…にしても日本語が上手なおじいさん。 僕が予想するに、もしかして戦時中に日本語教育を受けたおじいさんだったのかもしれない。でなければ、あんな流暢な日本語は話せないし…。もしそうであれば、日本語の名前もあるのかな。…にしても、それは韓国人にとって辛い過去なはず。それなのに日本人の僕たちに話しかけてきて、大してかわいくない僕の腕をつかんで「かわいい~」を連発してくれるとは…(笑)。なんだか心にジーンとくるものがあった。 最後にガイドの娜映さんともお別れ。BOBOYORU.NETのアドレスを書いたメモをそそくさと渡し、別れる。(掲示板に先日書き込んでいただきましたよね?) …その後、ホームステイの家族に会うためにバスで移動するのであった。 会場にて右の人がホームステイファミリーの名前を読み上げる、そして左のガイドさんがその家庭にお世話になる日本人の学生の名前を読み上げる。 そこで今回お世話になる方は「백성숙(ベク・ジョンスク)」さん。言葉の壁をずっと気にしていたんだけど、実はベクさん、大阪に以前住んでおられたらしく、日本語がとても上手に話せる方だった。あ~安心、安心♪ 【 その1 】 【 その2 】 【 その3 】 【 その4 】 |
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