9月25日(土) 天津日帰り旅行

【 その1 】 【 その2 】 【 その3 】

駅前でタクシーを拾おうとしていたら、何度もタクシーの運ちゃんに話しかけられる。

「乗るか?」

…怪しい。怪しいので、中国語分からないんですぅー攻撃で無視。(日本語を話し続け、相手に撤退させる)
それでもしつこい運転手。

「乗るか?」

あきらめて、駅から市内までどのくらいかかるか聞いてみる。すると40分くらいかかるらしい。
えええーーー!!ガイドブックにはタクシーで20分って書いてあるし!!運ちゃん、騙しょうるじゃろが!!と聞くと、

「じゃあ、他の運転手に聞けばいい。このガイドブックは渋滞というものを考慮していない!」

えらそうに!!もう、乗りませんよ~と言って別れ、ポツンと一台だけ停まっとったタクシーの運ちゃん(女性)に聞く。
すると大体20分くらいで行ける、とのこと。うえーーい!!やっぱ騙しよったな、あの運ちゃん。運ちゃんから「乗りな!」と言われる。

やったーーと乗り込もうとすると、女性運ちゃん、激しい顔で、

「乗らないでーーーーー!!!!!」

僕ら「えええぇぇぇ………?(困)」
すると、ビデオカメラで証拠ビデオを撮影しながら警察みたいな人が近づいてくる。必死に弁明する女性運ちゃん。

「乗ってないわよ!カメラ見なさいよ、ね?乗ってないわよ!」

もう、よう分からんようになったので、この運ちゃんもやめよう…となってスタスタ歩き出す。


やっとまともなタクシーを見つけて、「五大道」という、古い町並みの残されているエリアへ。
ここは19世紀後半から20世紀初頭にかけてイギリス租界だったらしい。

観光馬車に乗って、ぶらーっと見て回れるそうなので馬車に乗ることに。


カワユスーなお馬さん。


一人30元(約377円)で、約30分くらいの旅。
一応中国語のガイドも。右手に見えますのは…みたいなガイド。


良さげな雰囲気。人は…住んどるっぽい?


こちらは睦南公園。お花畑が良い良いー。北京にはないですね、こういうの。


こちらは「狗不理贵宾楼」と。狗不理包子のVIPハウス…?
お偉いさん方はこちらで召し上がるんかな?

30分くらいパカポコと回って終了。静かな町並みを馬車に乗って優雅に…んんん、リラックス。
天津が一気に気に入ってしもうた。たまらんなー。


お馬さんたちはお昼ご飯のよう。うちのワンコ(=ゼロ)に比べて静かで賢いのねー。
僕らも何か食べに行かんと!!ということで、昼食を食べに。


途中見つけた馬車のオブジェ。


事前にガイドブックにも載っていない「知る人ぞ知る」店を調べたんじゃけど…場所がよう分からん。
ガイドブックの地図を目印に歩き、歩き。道行く人に尋ねて歩き、歩き。


やったーーーー!!見つけた、見つけた、こちらが「砂锅李(砂鍋李)」という店。


こちらのお店の看板メニューである、「排骨(スペアリブ)」を注文。中のサイズを頼んだのに、でかいーーー!!
他にほうれん草の和え物みたいなんと、肉団子入りのスープ、そして日本人に人気のあるらしいエビチリみたいなんもおいしかった。


ふー、お腹いっぱいになったのだー、と歩いていたら、そこには中国人の日常の風景が。
口をあんぐりと開けて眠るおばあちゃん、お客が来ないからか(?)しかめっ面の「修车(自転車修理)」のおじさん。

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