エティハドの朝食

機内食2回目、朝食と言うことで和食にしてみました。

蟹やあさりの入ったお粥、厚焼き卵、茄子のお味噌汁など。なかなかいいじゃなーい。お味噌汁はインスタントっぽいけど、きちんとお椀で出てくるし、良かったです。

飛行機ですぐ隣に座っていた男性が「どちらに行かれるんですか」と話しかけてきてくれたのをきっかけに仲良くなりました。聞くと、その方は僕と同じ平成元年生まれでアブダビ経由でイタリアに行かれるそうです。建築関係の仕事をしていたけど、転職を決めて、次の仕事に就くまでの間、イタリアを1か月回って様々な建築を見てくるとか。

すごいなあ。アブダビ空港でも乗り継ぎの間、一緒に時間をつぶすことにしました(^^)。

アブダビ国際空港①

空港に着いてタラップを降りると、暑っ!砂漠の国の熱気を感じながらターミナルに入りました。現地時間では午前4時半、外は真っ暗です。中は事前情報通り、蜂の巣のような近未来デザイン。どれか1つをポチッと触ると、うにょーって何かが出てきそう(^^;)。

アラビア語の案内

当たり前なんだけど、アラビア文字は何と書いてあるのか想像も付きません( ̄▽ ̄)。

カフェ①

ターミナルの中に「Brioche Dorée」(ブリオッシュ・ドーレ)があったので、そちらでお茶をすることに。フランスでは知らない人はいないくらい有名なカフェで、日本でも大手町や横浜に出店しています。

アラブ首長国連邦の通貨「UAEディルハム」は持ち合わせていなかったので、カードで支払いました。VISAカードがあって良かったあ。

空港内では無料Wi-Fiが利用できたので、日本の両親にLINEでアブダビに着いたよーなんて送ったりして過ごしました。

カフェ②

ホットコーヒー。

こうやって仲間がいれば、ちょっと席を立つのにも荷物を見ておいてもらえるので助かります。旅は道連れ、世は情け…ですね。

2時間近くおしゃべりをして、彼の搭乗時間が迫ってきたので別れました。最後には固い握手、一期一会ですが、こういう出会いがあるのも旅の醍醐味なのかもしれません(*^_^*)。

アブダビ国際空港②

変わった形をした管制塔、高さ110メートルもあるそうです。

2回目の朝食

今度はアブダビからロンドンヒースロー空港に向けて離陸!

離陸後、2回目の朝食が出ました。僕はマッシュルームオムレツ、をいただきました。デザートのチョコケーキもおいしかったです。

サンドイッチ

入国カードも配られ始めるなど、いよいよロンドン到着に向けてカウントダウン!

到着間際に4回目の食事が配られました。サンドイッチで、僕はチキンのものをいただきました。スパイスが効いていて、味はバルチっぽい感じ。おいしかったです。

アブダビからロンドンへはおよそ6時間半のフライト。岡山を出発してから長かったー!ほとんど丸一日の移動、いよいよイギリスに到着だー!

ヒースロー空港

現地時間の午後1時に到着。

イギリスの入国審査は時間がかかる、厳しいと色々聞いていたのですが、意外とあっさりでした。「なにしに来たの?」「Siteseeing」(観光です)、「期間は?」「4days」(4日間です)と答えたくらい。時間は15分並んだくらいかなあ。

ヒースローのターミナル4

中東の飛行機はターミナル4に到着します。到着ロビーには出迎えの人たちでいっぱい。

SIM自動販売機①

SIM自動販売機②

事前情報の通り、到着ロビーには飲み物の如く自動販売機でSIMカードが売られていました。

市街地で買うより割高になるので買うな!というアドバイスもネット上には多々あったのですが、でもネットないとホテルまでたどり着けんかもしれん!というのと、空港からの移動中から色々調べたいというのがあったので、ここで買うことにしました。

買おうとして気付いたのですが、この自動販売機、£10紙幣か£20紙幣しか使えない!成田空港の両替では£5紙幣ばかりでもらっていたのでした。そこらの売店で両替してもらえたのかもしれませんが、そんな勇気もない僕は1万円、またヒースロー空港で両替することに。この自動販売機、クレジットカードも使えるみたいですが怖いもんね。てょほほ。

購入したSIMカード

買ったのは「Lebara mobile」という、Vodafoneのネットワークを利用した会社のもの。

250分通話、1GBのデータ通信、SMSは使い放題というもの。SIMカードはNANOサイズ、MICROサイズ、通常サイズとどれでもいけるようになっていました。

あまり深く考えずに選びましたが、後日コッツウォルズに行ったときには3Gも繋がらなくなってしまいました。このLebara mobileがそうなのか、それともロンドンがそういうものなのか、僕はよく分かりませんでしたが、購入される方はご参考にしてくださればと思います。

料金は£20(約3600円)でした。

Lebara①Lebara②Lebara③

検索したら出てきました。

空港で通信速度を測ったところ、下りで6.90Mbps、上りで3.08Mbpsほど出ていました。普通にインターネットを利用する分には十分です。このおかげで、とにかくイギリスではGoogleマップが大活躍でした。もう、これがないと成り立たなかった!と言えるほど。ロンドンに行かれる方は是非ご検討なさってみては。

地下鉄の駅

今回の旅行はツアーとはいえ、用意されているのは飛行機と宿だけ。ホテルまでも自分で行けよ~という内容だったので、地下鉄で市内へ向かうことにしました。

事前情報では今日の夕方からロンドン地下鉄がストライキに入るという話があったのですが、入国後にメールチェックしたら、どうやらそれは回避されたそうです。良かったあ、地下鉄使えないんじゃどうにもならないもの。

券売機

ロンドン地下鉄の券売機は言語設定で日本語も選べるので操作には困りませんでした。

日本で言うSUICAみたいなチャージ式のオイスターカードを入手。デポジットで£5(約900円)とチャージで£10(約1800円)入れておきました。

ちなみに支払いにはクレジットカードも利用できました。あ、そうそう、イギリスではどこでもクレジットカードが使えるので本当に便利でした。でも持って行くのはICチップ付きにしてください。日本ではサインを書くのが一般的ですが、イギリスでは暗証番号4桁入力でした。どの場所でも!

ピカデリー線

ヒースロー・ターミナル4駅(Heathrow Terminal 4 tube station)から「ピカデリー線」(Piccadilly Line)に乗車します。これで45分ほどかけて市内まで向かいます。

もっと早く市内まで行ける「ヒースロー・エクスプレス」(Heathrow Express)や「ヒースロー・コネクト」(Heathrow Connect)というのもあるのですが、それぞれ£21.50(約3900円)と£10.10(約1800円)だったので却下。ロンドンは物価が高いのですが、交通費も本当にかかります。

車窓から見える景色は本当に異国でした。メリーポピンズの世界、ああ素敵…ウットリ。ぼけーっと眺めたり、スマホをいじったりしながら市内までの時間を過ごしました。頭の中で流れる音楽はメリーポピンズの映画冒頭に流れる音楽(https://www.youtube.com/watch?v=-9012SGz-yY)。

ベイズウォーター駅

ホテルの最寄り駅は「ベイズウォーター駅」(Bayswater station)でした。

途中、ピカデリー線からサークル線(Circle Line)に乗り換えるのですが、またまたシステムがよく分かっていないので苦労しました。

日本では、例えば千代田線のホームに千代田線以外の電車が来ることはありえません。千代田線の電車は千代田線のホームに来ますし、半蔵門線の電車は半蔵門線のホームに来ます。ただロンドン地下鉄は1つのホームに色んな路線の電車が来るんです。例えば銀座線のホームかと思って待っていたら、来た電車は東西線の電車だった…みたいに。

だからロンドンで地下鉄に乗る方は電光掲示板を見て、次に来る電車が「どの路線の電車」で、「どこ行きの電車」なのかを確認しておいてください!丸ノ内線の方南町に向かう支線みたいに、行き先が複数の場合もあります。僕は何度も間違えました(>_<)。

その②に続く…