The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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北京ユナイテッドファミリー病院

今日は都合あって病院に行きました。娘の出産でお世話になった「北京ユナイテッドファミリー病院」(“北京和睦家医院”)です。

この病院に来ると、妻の妊婦健診に付き添ったときのことや、娘が生まれたときのことを思い出します。出産直後に妻が手術を受けることになったのも、ここでした。いやあ、あのときは本当に大変でした。当時のあれこれが胸に去来して、ちょっと泣けてきます。

ちなみに、病院にいるあいだ娘はずっとおとなしくしていてくれました。お医者さんにも「いい子ね~」と言ってもらえて、娘もなんだか得意げに見えます。いろいろなことがあったけれど、今こうして家族みんなが元気でいられることに、心から感謝です。

蘇州の女

上海出張の最終日。今日は上海随一の観光地「外灘」(ワイタン)に行きました。観光ではなく、もちろん仕事です(^^)。

今日は少し霞がかっているかな、ぼやけているようです。

ここ外灘は英語名で「バンド」とも呼ばれますが、なぜそう言うのか知りませんでした。中国語のほうは何となく分かります。漢字の「灘」()は岸のことを指すので、おそらく「外側の岸」とかそういう意味でしょう。調べたところ、上海では川の上流を「裏」、下流を「外」と言うそうです。なので外灘は外側の岸ではなく「川の下流側の岸」という意味で、これが固有名詞になったんですね。一方、英語名の「バンド」は埠頭、堤防を意味する”Bund”に由来するようです。

ちなみに最初にあげた写真は外灘ではなく「外灘から対岸を見た様子」です。あのビルやタワーが建ち並んでいる地域は「浦東新区」で、私たちが立っている側が外灘。写真のように19世紀後半から20世紀前半にかけて建てられた西洋建築が建ち並んでいて、レトロを売りにしたバーやレストランが多く入っています。

以前、東京で働いていた頃に上海に出張する機会があったのですが、その際に上海オフィスの先輩が外灘のバー、というかクラブ?に連れて行ってくれました。先輩が飲み物を注文しに行ってくれたのですが、戻ってくるとなぜか女性を連れているのです。どう見ても東南アジア系ですが、外国語訛りの中国語で「アタシは蘇州人」と言い張ります。年齢は私より10歳は上だったかなあ、正直おばさんです(失礼)。私の隣に居座って「疲れたからホテルに行きたい」なんて言い出すので、私が絶句していると先輩がケラケラ笑っていたなあ。外灘に来ると、そんなことを思い出します。

上海大学再訪

出張で上海に来ました。

以前、広州に出張した日本人の同僚が「北京に比べて広州の人はみんな『生きている』感じがする」と言っていましたが、上海も同じですね。ふとした小さな通りでもオシャレなレストランや雑貨店が溢れ、人々が生活を楽しんでいる感じがします。

んなことを言ったら「北京の人は『生きていない』ってのか」なんて言われちゃいそうです(^^;)。いえいえ、北京には北京の良さがあると思います。ただ経済の都市・上海と政治の都市・北京ではどうしても違いがあるのは事実です。実際、今回一緒に出張した中国人の同僚は上海のほうが“开放”(開放的)だと言っていました。

私は今北京に住んでいて、学生時代に留学したのも北京です。中国語を話せば「発音が北京寄り」と言われることが多く、どちらかというと私は北京と縁の深い人間だと思います。け・れ・ど、実は上海とも縁があるんです。と言うのも、私が中国で初めて訪れた都市は北京ではなく上海なんです。高校時代に日中の高校生が交流するプログラムに参加し、地元・岡山の高校生で作る訪問団の一員として上海を訪問しました。当時は2005年、もう20年前のことなんですね。確かこの年は中国各地で反日デモが起きて大変な1年でした。プログラムの主催者からは再三「安全はきちんと確保します」という説明があったことを覚えています。

今日は仕事で上海大学に行きました。ここ当時も訪れた場所です。いくつかキャンパスがあるそうなので、本当に当時訪れた場所と同じかどうかは分かりませんけど。初めて訪中した際に訪れた場所に、こうして中国で働くようになって再訪する。何だか感慨深いです。

短い北京の春

先週、北京の道ばたでバラが咲き始めたという話を書きました。

北京のバラ
北京はこの季節になると途端に道ばたで花が咲き始めます。もちろん突然咲くはずもなく、これらは人為的に植えられたものです。最近だとバラを見かけることが増えました。日の沈んだ後に撮ったので少々見にくいですが、会社近くの道ばたにバラが植えられています。日本語では「バラ」と一括りに言いますが、中国語ではどうも言い分けているようです。日中辞典でバラと調べて大体出てくる“玫瑰”というのが1年に1度だけ咲く花。もうひとつ、“月季”というバラがあって、こちらは年に数回咲く四季咲きなんだそうです。最近北京の道ばたで見...

このときにアップした写真が日没後の味気ないものだったので、昼食を取ろうと外に出た際に改めて写真を撮ってみました。

色とりどりのバラが軒先に植えられています。これがおそらく“月季”という品種のバラなんだと思います。日本語では「コウシンバラ」(庚申薔薇)、干支の数え方で60日に1度巡って来る「庚申の日」になぞらえ、それほどたびたび開花するという意味から来ているようです。

まだ5月だというのに外を歩いていると汗ばんできます。今日は湿気もあって、不快指数も若干高く感じます。もしかしたら日本の今頃より暑いんじゃないかしら。ちょっと前まで卓上の湿度計では「Lo」*1と表示されていたのに、今日の数値は50%を超しています。北京の春と秋は短いと言いますが、いやあ、本当に短いです。

References
*120%未満になって測定不能の際に「Lo」と表示されます。

初めての採血法

肺炎の経過観察のため、会社に半休をもらって病院に行きました。

例によって今日も採血。私がワイシャツのそでをまくろうとしたら「まくらなくて結構です」と言います。どういうこと?と思ったら、今回は指先から採血するとのこと。日本語では「指先穿刺」と呼ばれる方法なんだそうです。

文房具みたいな道具を人差し指に当て、ペコッと音がしたと思うと指先から血が滲んできました。どうやら一瞬、針が出てきて指を刺したようです。看護師さんが私の指をつまんで血を1滴1滴しぼり出します。ある程度、血を採ったら止血用の絆創膏を貼って終了。あっという間でした。あまりに一瞬だったので看護師さんに「こんな採血の方法があるんですね」と聞いたら「採血が苦手な子どもはこの方法が多いですよ」と教えてくれました。

まず、分からないくらい針が刺さるのが一瞬でした。何か当たった?くらいの感覚しかないので痛くありません。そもそも採血って、あの針の見た目が痛々しいですよね。あの針を見なくて済むだけでもストレスが大幅に軽減されます。私の腕は血管が見つけづらいようで、毎回採血に苦労するんです。右腕を見て、左腕を見て、それでもやはり右腕をもう一度見て……いざ針を刺して血が出てこないと「勘弁してよ」という気分になっちゃいます。

結果、肺炎は大幅に良くなっているということで、再度来院する必要はなくなりました。残りの処方された抗生物質の飲み終われば治療は完了です。一時は医師から「入院しますか」「いやいや、そんな急に言われても困ります」なんてやり取りもありましたが、無事に回復して安心しました。それより1歳の娘に影響しないかが心配だったので、とりあえずホッとしています。健康は大切ですね。

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