The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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中国でしめ飾り

先日、イトーヨーカドーで購入したしめ飾りを玄関に飾った。

うーむ、正月って感じだ。このしめ飾りを眺めるだけで正月気分になるところ、やはり自分も日本人なんだなあと少しうれしくなった。私が通っていた小学校では年末年始が近くなると、しめ飾りを作る行事があった。体育館一面にブルーシートが敷かれ、大量のわらがドサッと用意された。わらをあざなう(という動詞でいいのかな?)のに結構力が必要で、指導に来てくれた近所の方に手伝ったもらいながら作ったのを覚えている。

中国の人はこれを見てめでたいものだと分かるだろうか。まあ「賀正」の文字があるし、紅白の飾りも付いているから想像はつくかな。しかしお祝いにもっとギラギラしたものを好む中国の人からすれば「何で草なんだ」と地味に見えるかもしれないなあ。

オンライン飲み

今日は会社の同期とオンライン飲み。中国と日本をLINE通話で結んで乾杯した。

彼は本当に「酒の波長が合う」飲み仲間で、日本にいた頃はしょっちゅう朝まで飲み明かした。私が中国に赴任することが決まったときも、念願の中国異動を喜んでくれた一方、頻繁に飲めなくなることをお互い心底残念がった。早くオンライン飲みをしようと話していたのだが、私も彼も仕事でバタバタしていたため、このタイミングになったというわけ。

私はせっかくだからということで日本料理の店にフードデリバリーを頼み、刺身や唐揚げなど「居酒屋」気分を楽しめるものを用意。彼は食事を早めに済ませたらしく、簡単なつまみを用意していた。私は青島ビール、彼はバドワイザーで乾杯。

いやあ、本当に楽しかった。時間も忘れるほどで気付くと午前様だった。オンライン飲みは確かに味気ない部分はあるものの「飲み過ぎても、すぐベッドにダイブできちゃうからいいね」とゲラゲラ笑い合った。やはり「酒の波長が合う」人と飲みのは楽しい。相手が飲まない人だと「自分だけ飲むのも」と遠慮しちゃうし、逆に飲み過ぎる人でも「合わせなきゃ」と無理しちゃうもんね……と、こんなことを言ったら「いや、おまえより飲む奴はいないよ」と返されちゃうかもしれないけど。

中国と日本でこれだけビデオ通話しても、インターネットならタダ。国際電話だとどのくらいかかっただろう……なーんて考えると、いや、本当に技術の進歩に感謝。少し飲み過ぎたけど、金曜日だったので許して下さい。

コーヒー豆の贈り物

先日中国の友人たちと夕食を共にした際、コーヒーの話題になった。いつかブログにも書いたが、ここ数年で中国でのコーヒー消費量は倍増している。カフェも増えたし、周りでコーヒーを嗜むという人も増えた。友人たちもその1人だ。

今のところ、私は日本から持ってきたコーヒー豆をチビチビ飲んでいるところ。それを話すと友人の1人が中国でも最近は良い豆を栽培するようになっているので紹介すると言ってくれた。

家に届いたのがこちら。この豆には“酒心巧克力”(ウイスキーボンボン)と書いてある。へええ、どんな味がする豆なのだろう。ほかにもいろんな味の豆が入っていた。

友人にお礼とともに料金を支払う旨伝えると「いらないよ。僕からの新年の贈り物」と、また粋なことを言う。ありがたいなあ……また味の感想を伝えるとともに、何かお礼をしよっと。

大好きな店も営業再開

今日のお昼は以前よく通っていた蘭州牛肉麺の店を訪れてみた。北京で店内での飲食が再開されるようになっても、営業をずっと停止していた店だ。

すると果たして営業再開していた。遠くから見るとまだ臨時休業しているように見えたが、女性が入店するのが見えたのだ。以前はお昼になると大混雑だったが、今日はそこまでではなかった。まだ休業したままだと思っている人も多いのかな(私がそうだったように)。

いただいたのはラグメン(新疆拌麺)。肉や野菜がたくさん載っていて、麺ももちもち。うーん、相変わらず食べ応えがある。これで22元(約430円)だからコスパが良い。

入店してきた人が店主と「おお!」みたいに抱き合っていたけど、あれは店の営業再開を喜んでいたのかな。イスラム教の方々が挨拶するときのような、あんな感じです。

むしろこれからが年末

日本では松の内を過ぎようとしているところ、中国はむしろこれから春節(旧正月)を迎える。昨夜、一緒に火鍋をつついた中国人の友人たちも「もう年末モードで、働く気が起きない」と話していた。わはは、日本で少し前に見た光景だ。

北京のイトーヨーカドーに行くと入り口近くに正月用品が並んでいた。日本だと「まだ並べているんですか」という反応になるだろうが、中国はむしろこれからだ。おそらくそれに合わせて日本の正月用品も並べているのだろう。

見ていると、隣に販売員がピッタリと張り付いて「それは日本の縁起物でして」なんて説明をしてくれる。まさか私が日本人だとも思っていないのだろう。丁寧に接客してくれるのを遮るのも申し訳ないと思い、ウンウンと話に耳を傾ける。この年末年始は北京で正月らしいこともしなかったので「せっかくだし」ということでしめ縄を購入。79元(約1500円)、少々値は張るが縁起物だもんね。

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