The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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久しぶりの“物美”

今日も朝からPCR検査を受けに会社近くまで行った。明日、仕事でどうしても24時間以内の陰性証明が必要な場所に行かないといけないのだ。

自宅近所で受けられるところがあれば良いが、北京中にあれだけあったPCR検査場が次々と閉鎖されていてどうも見当たらず、仕方がない。

検査場はガラガラだった。こんなにガラガラだと、ここもいつ閉鎖するかとヒヤヒヤする。ちょこちょこ受けに来る人がいるのは、やはり彼らも陰性証明が必要な場面があるからだろうか。

帰宅途中にスーパーに寄って買い物。“物美”(ウーマート)という店で、学生時代の北京留学の際にはよくお世話になったスーパーだ。最近は食材でさえもネット通販で購入するようになったため、実店舗のスーパーは減少傾向にある。“物美”もご多分に漏れず、以前はそこら中にあったのに、今や探さないと見つからないようになってしまった。

海外のスーパーは日本で見慣れないものも並んでいて、見ていて楽しい。

中国に来ていつも思っていたが、こちらのキュウリは太くてデカイ。写真では分かりづらいと思うが、大体30センチほどあるだろうか。

店内はガラガラだった。何だか暗い気もするし、寂しい。これはコロナ禍で客が少ないからこうなのか、それともネット通販におされて斜陽な業界の実態をあらわしているのだろうか。

ただ商品はきちんと並んでいて、買い物には困らなかった。いろんな野菜を買ったほか、豚のバラ肉を量り売りで購入。買い物はイトーヨーカドーが御用達だが、こうした日常の食材を買うだけなら現地のスーパーのほうが気持ち安いかな?

豚肉はブロックで買ったので、夜に角煮を作ってみた。

ただ、うーん、ちょっと臭い。生臭い?獣臭?と言うか、何と言うか……でも、思い返すと昔から中国の豚肉はこんな感じだった。日本の豚肉が無臭すぎるのだろうか。イトーヨーカドーの豚肉はそうでもなかったけどなあ。今後、肉を買うなら日系のスーパーかなあ*1

References
*1調べてみると、やはり豚肉本来の臭いのようだ。だから中国ではネギ、ショウガ、八角などを入れて臭みを取ったり、スパイスで臭いをごまかすのが必須らしい。日本人はこの臭いが苦手な人が多いため、臭いを減らすような飼育をしているそう。

日本製の天然抗体

北京のオフィスで新型コロナウイルスの感染者が相次いでいる。

街なかの薬局はどこも抗原検査キットが売り切れているそう。自宅で検査するにはこれしか方法がないもんね。家を探すときにお世話になった不動産屋さんから「もし抗原検査キットが足りないようであれば、いくつか手持ちがあります」というありがたい連絡もあった。

街は相変わらず人の姿が見えず閑散としている一方で、近所の病院の発熱外来には引っ切りなしに人が訪れていた。ここだけ人がいて異様な光景……うーん、肌で感じる感染拡大からすると、今後医療崩壊のフェーズにも入っていくんじゃなかろうか。

しかし、みんな全然出歩いていないのになぜここまで感染が広がるのだろう。そのスピードは感覚的に(自分も感染した)日本のこの夏より速いような気がする。本当に謎だ。

ありがたいことにいろんな方から心配していただいているが、私は今のところは大丈夫。一度陽性になった身だから「あんな前兆があった」とか「こんな症状があった」ということをよく覚えているが、そのどれも出ていない。職場の両隣の同僚が陽性でありながら、私は結構元気だ。

やはり一度陽性になったので免疫が出来ているのだろうか。これこそ「災い転じて福となす」……というところか。”MADE IN JAPAN”の天然の抗体で乗り切りたい。

 

ノンストップな一日

今日も在宅勤務。ただ明日仕事で24時間以内のPCR検査の陰性証明が必要な場所に行くため、朝から職場近くのPCR検査場に向かった。

恐ろしいほど強い風が吹いていた。増してや気温が氷点下なことも手伝って、体が凍ってしまうかと思った。しかし強風が汚い空気を飛ばしてくれたのだろう、今日の空は昨日より改善していた。

少し前まで大混雑していたPCR検査場は閑古鳥が鳴いていた。閉まっているのかと思ったくらいだ。口の中を綿棒でチョンチョンとさするだけの検査を終えて、すぐ家にとんぼ返り。

在宅勤務なのに普段より仕事が忙しくて、今日は早朝5時から午後10時頃まで休む間もなく動きっぱなしだった。仕事を終え、ビールを飲んでぼーっとしていたらウトウト。寝支度してベッド向かったらバタンキューだった。

我が家のコックさん

日本から持ってきて便利なのがシャープの「ホットクック」。材料を入れてボタンをポチッと押すだけで料理を作ってくれるという優れものだ。

見た目は炊飯器みたいな感じで、ちょっと大きいかな?くらい。実際に米も炊けるようだが、最も大きな違いは調理中に鍋の中の食材を自動でかき混ぜる「まぜ技ユニット」なるものが備わっている点。それによって、より多くのメニューが作れるらしい。

最大15時間の予約調理の設定が可能で、予約の待機時間も中の温度を調整して食材が腐らないようにしてくれる。朝に仕込んでおけば帰宅時にはアツアツの料理が完成しているわけだ。さらにWi-Fiにも接続できるので、外出先から予約時間を変更することも可能。例えば「帰宅が遅くなりそうだから、完成する時間を1時間遅らせよう」みたいなこともできちゃう。

今日作ったのは厚切り大根と鶏手羽元のさっぱり煮。ポン酢を使ったのだが、大根によーくしみていた。自分で作るよりもおいしいからちょっぴり悔しい。ポテトサラダはいもをふかすのに「ホットクック」を使った。ちなみに右上の筑前煮も昨日「ホットクック」で作ったもの。火を使うとずっと見ていないといけないが「ホットクック」ならボタンさえ押しておけば後は手が離れるのが楽ちんだ。

イトーヨーカドーで買い出し

土曜日だったけど終日自宅で仕事。

金曜日の夕方になって「月曜日の朝までに済ませておいてください」と東京から連絡があった。自分たちはウィークデーに仕事を終えたつもりかもしれないけど、こちらは週末返上で仕事をしろということか。はいはい、自分の仕事だからやりますよー。

夕日が差し込む時刻になって冷蔵庫の中を見ると食材が少なくなってきていることに気付き、気分転換を兼ねて買い物に出かけた。

来たのはイトーヨーカドー。日本の商品や食材が売っている北京在住の日本人の強い味方だ。

フロアの片隅にクリスマスツリーと一緒におもちゃがディスプレイされていた。私が留学していた頃もクリスマスを祝う文化はすでにあったけど、正月間近になってもサンタクロースの絵が飾ってあるなど、分かっているのか分かっていないのか、適当だなあと思ったのを覚えている。

小売店にとってクリスマスシーズンは稼ぎ時。けどイトーヨーカドーはガラガラだった。中国ではみんなネットスーパーで買い物をするようになっているのに加え、みんな新型コロナウイルスに感染するのが怖くて出歩かなくなっている。厳しい感染対策はいろいろ緩和されたけど、街が元の姿を取り戻すのはまだまだ先かなあ。

切り方といい、並べ方といい、相変わらず大胆。北京は内陸なこともあって伝統的に海水魚より淡水魚のほうが食べられてきた。日本人はフナとかあまり食べないし、ちょっと見た目も……うーん、あまりおいしそうに見えない(^^;)。

もともと食料油メーカーの“金龙鱼”(金龍魚)、実は米も出している。

中国の東北で生産されていて、日本の米とそっくりらしい。しかし魚マークのインパクト……そして激安な値段も何だか怖くて手が出せないでいる。

肉や野菜、それに日本の調味料などを大量に購入。スーパーのレジ袋がちぎれるんじゃないかというくらい重くて、帰りの地下鉄が大変だった。ネットスーパーなら家まで届けてくれるし苦労しないのだろうが、私は店頭でいっぺんに揃えられるほうがいい。やはり自分は実店舗で買い物を楽しみたいタイプなんだなあ、としみじみ思った。

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