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3月31日(土) 天安門広場 & 故宮 & 天壇 【 その1 】 【 その2 】 【 その3 】 【 その4 】 【 その5 】 ガイドの朴さんに、「4時までには戻ってきてください」と言われたので、スタバもさっさと済ませ、夕食を食べる予定の場所へと帰る。10分前には到着したんだけど………。 ガイドの朴さんたちがおらんようなっとる~~~~!!!!うは~~~~ん。 仕様がないからじっと待つけど、いつまで経っても来ない。時間はすでに50分以上経過。 じーっと座って待っていたベンチのすぐ裏にあった壁。 中国文学の有名な人たちが載っている。でも…僕は魯迅しか知らん(笑)。 この日は風がめちゃくちゃ強くて、北京の冷たい風が容赦なく直撃する。おばあちゃんも辛そう…。 ちょうど1時間くらい経ったぐらいの時、レストランの支配人?ぽい男性がこちらへ歩いてくる。 男性「コ、コンニチハ」 ……??何だろう、だましにきたのだろうか(笑)。携帯電話を片手に支配人ぽい男性が話しかけてきた。母さんとおばあちゃんが中国語で話してくれ、と言うから僕が中国語で返事をする。 自分「あの~、僕たち旅行会社の人を待っているんですよ。」 すると男性は「ああ、中国語が話せる人がいて良かった」という感じで、 男性「はい、聞いております。その旅行会社の方からレストランへ通すように言われました。」 男性の言った内容をそのまま母さんとおばあちゃんに通訳すると、ますます怪しい!ということに。とにかく料理は食べなければ料金は発生しないから(笑)、寒かったし中に入ることにした。すると男性が独り言をボソッと。 男性「おかしいなぁ、中国人の子がいるなんて聞いていないけど…。」 自分「え?僕のことですか?」 男性「そうだよ。日本語が話せるんだね、中国のドコの人?」 ……まただ。 自分「日本人ですけど…。」 男性「えっ、え~~~~!!!!」 と、男性は驚く。何でか僕を中国人と勘違いする人が多い。まあ、しばらく話せば、あまりにヒドイ中国語ですぐに外国人だとバレるとは思うけど、一言二言話しただけなら中国人だと偽ることが可能ならしい(笑)。ふふ~~。 男性が「旅行会社の方と話をしますか?」と言って携帯電話を差し出してきた。電話に出てみると、確かにガイドの朴さんだった。別のツアーで事故が起きたらしく、緊急で向かっていたとのこと。30分くらいでソチラに向かうから、先に食事をしておいてほしい、とのことだった。ふむふむ、と、いうことは支配人らしき男性は怪しい人じゃなかった!ゴメンね。 ここの料理は四川料理で、辛いのを覚悟していたのに…全然辛くない。 でも、味はめちゃくちゃおいしい!おばあちゃんも、中国滞在中に食べた中華料理で一番おいしかったと、絶賛。なんでだろう、1時間も寒い中待った後の食事だから?ふふ~、幸せ♪ 中国語のできる日本人高校生が珍しいのか、店の従業員がよく集まってくる(笑)。 僕が出されたジャスミン茶を「このお茶は香りもいいし、味もいい。最高ですね!」と褒めたら嬉しそうに何度もお茶を注いでくれた。お茶が冷めたらすぐに取り替えてくれるし、親切だなぁ~。 さっきの支配人ぽい男性もチャーハンが無くなっているのを見て、おかわりを持ってきましょう!と言ってくれた。中国の礼儀として「食事は残す」のがマナー。つまり「食べきれないほど食べさせていただきました」という気持ちを表しているんだけど、もしかして余計な気を遣わせてしまったのかなぁ、と申し訳ないほど親切にしてくださった。 女性支配人みたいな人も笑顔で「お腹いっぱいになりましたか?」と聞いてくれ、嬉しかった~!!最高~~!! その後、ガイドの朴さんと合流。旅行会社からのお詫びで、京劇観覧を1人無料にしてくれるそうな。 と、いうことで京劇を見に行くことにした。入口のところで役者がお化粧をしとる~~。 今日の演目は、まず「三岔口」。これは東京にいた頃、「横浜大世界」で見たものと同じだ~。 「三岔口」 三叉路に面した場所にある宿屋の主人「劉利華」は、「焦賛」という名前の豪傑をかくまっていました。その宿屋に、偶然、焦賛の親友である「任堂恵」が泊まります。実は、任堂恵は焦賛を助けるために旅してきたのですが、宿屋の主人は、てっきり任堂恵が焦賛を殺しに来たのだと誤解します。夜更け、宿屋の主人は任堂恵の部屋に忍び込み、殺そうとします。二人は何も見えない闇のなかで戦います。最後に焦賛と宿屋の主人の妻が駆けつけて、みんなが実は仲間だったことがわかり、めでたく幕となります。 セリフが少ないけど、「暗闇の中で闘ってます!」という雰囲気が動作だけで伝わってくるのがすごい!! 続いての演目は「覇王別姫」、見ているときは何をしているのか全然分からなかったけど、項羽と虞姫が別れるシーンらしい。ははぁん、それを聞いたらなるほどぉ、と思った。四面楚歌ですな。 虞姫が項羽のために剣舞を舞う。京劇のことを英語で「Beijing Opera(北京オペラ)」と言うけど、まさのその通りだなぁと思う。虞姫が高い声で歌うシーンなんかは見ててウットリするもんなぁ…。 次は孫悟空の登場。僕の記憶が正しければ「孙悟空闹天宫(孫悟空鬧天宮)」というタイトル。 孫悟空が三蔵法師に弟子入りする前の、まだ暴れん坊だった頃のお話し。天の神さまの宮殿にやってきて、不老長寿の桃を勝手に食べたり、不老不死の薬を盗んで食べてしまったりしていたらしい。 はぁ~、確かに孫悟空暴れ回っとるわ~~。如意棒を巧みに回して相手を倒している!! ただ京劇を見てショックだったのが、何と言っているのか中国語が全く聞き取れん。歌を歌うから声調もあったもんじゃないし、全然分からんよ~~。ガイドの朴さんが言うには、ネイティブ中国人でも字幕がないと聞き取るのは難しいと言っていた。ふふ~、なるほど、安心した~~はぁ~~。 【 その1 】 【 その2 】 【 その3 】 【 その4 】 【 その5 】 |
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