8月12日(火) 小豆島

【 その1 】 【 その2 】 【 その3 】 【 その4 】 【 その5 】

この大観音は来てみたら分かるんじゃけど、仏教は仏教でも日本古来の仏教よりスリランカの方の仏教っぽい雰囲気。というのも、ここの観音様は仏陀の犬歯を保存しているとされるスリランカの「仏歯寺」から仏陀の歯を分けてもらっているそうな。


観音様の足下になる、一階の「護摩殿」から最上階の「釈迦殿」まで、観音様の胎内を登っていく。
螺旋階段があるけど、もちろんエレベーターもあるけん大丈夫。


そんで階段を登って行きょうたら、ずーーーーっと永遠にミニ観音様がおる。
気が遠くなるほどの数で、とても数える気にはなれんかったけど、どうやら一万体おるそうな。


そんで最上階の釈迦殿に到着。ここにはスリランカの「仏歯寺」から分けてもらった、仏様の歯が祀られとるらしい。

<背景の説明>

釈尊入滅後、時の経過によって御遺骨の消滅を恐れ八カ所に分割保存する方法がとられる。そのうちの一つとして仏歯寺(スリランカ)にお釈迦様の歯が祀られることになった。

今回日本は小豆島に大観音が建立されるにあたり、スリランカの仏歯寺がお釈迦様の歯を分与してくれることになったのである。

仏歯寺 正式名称:ダラダー・マーリガーワ寺院
シンハリ語:
ශ්‍රී දළදා මාළිගාව タミル語:தலதா மாளிகை



釈迦像が鎮座しとって、仏様に今回の小豆島の旅が無事に終えられるよう祈願。


仏様の手元にはこんなに小銭が…。今にも雪崩みたいに崩れそう。
真ん中の小銭を抜き取って上に重ねるとか、ジェンカみたいなことができそう。(…不謹慎)


釈迦像の膝元にはミニ釈迦像がこれまた大量におって、頭には五円玉が…。


そんで、仏様の歯を祀る「仏歯の間」の前には甘茶が置いてある。
これを器の真ん中におる仏様にかけてあげるそうな。


これが甘茶の真ん中におった仏様。どう見ても、サタデーナイトフィーバーにしか見えん。


大観音の背にあたる方から外を見ると、そこには瀬戸内海が。


大観音の首飾りのとこに付いとる窓から外を眺めてみる。
小豆島は「島」とはいえ、3つの島があるほどデカい。日本では19番目の大きさらしい。

【 その1 】 【 その2 】 【 その3 】 【 その4 】 【 その5 】


今日のメモカレンダーへ戻る