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9月16日(水) ソウルの旅 二日目

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2日目の昼ご飯はビビンバを食べると決めているのだ!
ビビンバといえば、全州中央会館(전주중앙회관/チョンジュチュンアンフェグァン)が有名!


と、いうのも、前回ソウルに来た時も現地の大学生にここに連れてきてもらったのだ!
全羅北道の道都であるチョンジュ(全州)に本店があるらしい。


韓国の飲食店はどこでもこんなオマケをくれるけど、これが意外とうまくて嬉しい。


これが名物のビビンバか!んんんん~おこげが香ばしい~。
いろいろな材料が溶けあって、一口ごとに微妙に違う味~。楽しんどったらあっという間に平らげてしまった。


おいしそうなビビンバを前に驚きの自分。


おばあちゃんも一緒に!

向こうのほうの席で、日本人のおっちゃん四人が
「すいませーん、プルコギとビビンバと、ビール4本!」
みたいな調子で、まるで新大久保の韓国料理店にいるような気分だった。あ~おいしかった。9000ウォン。


今度は「新世界百貨店(신세계백화점/シンセゲペックァジョム)」に来る。
デパート。ここで三男の土産にポロジーンズのTシャツを買う。

デパートでも免税店じゃなければ、店員さんは日本語できないのねー。ものすごい必死に僕も韓国語で伝える。

이것은 여자한정 이예요?(これは女性限定ですか?)

知っている単語をつなげて必死に文章を作る。店員さんも何とか意思疎通を図ろうと、簡単な単語でいろいろ言ってくれる。

남자 여자 같이(男性、女性、一緒)

いろいろ聞いたらしたら、本社(?)のほうに問い合わせの電話をしてくれたりして、なんてええ人なんじゃ…。
僕の拙い韓国語による質問にも「잠깐만요(ちょっと待ってくださいね)」と調べてくれたり。


続いて、徳寿宮(덕수궁/トクスグン)に来る。

新世界百貨店からずっと歩いて来たけん、僕も母さんもおばあちゃんもへろへろ。
徳寿宮でチケット買おうとしたら、スタッフが「ソールドアウト」って言うたように聞こえたけん、思わず「売り切れ!?」って言うたら母さんが「スリーサウザンドって言うたんじゃが!」って言う。確かに3000ウォン請求しとった。

サンチョヌォン(三千ウォン)って言えばいいのに、なんで中途半端に英語使うかね!?って一人でキレとった。
それも韓国人が発音すると「スリセウゼン」で、よう分からんし。いやはや、人は疲れると理由もなしにイライラしてしまう。気をつけよう。


元々は朝鮮時代の王族が住んでいた邸宅じゃったんが、朝鮮時代中期に起きた豊臣秀吉の文禄の役でソウルのほとんどの宮殿が破壊された際、臨時に王の居所がここに移されたそうな。


ちょうど徳寿宮から出てきたところで、衛兵交代式が始まった。
たくさんの兵隊さんが音楽に合わせて行進、門の前に集まってきた。


状況の説明を韓国語、英語、日本語、中国語でしてくれる。

韓国語と中国語の説明は同じ人がやって、まあまあ上手に発音しょんじゃけど、英語と日本語の説明しょうる人の発音が全く分からん。日本語話しょんのに、異国の言葉に聞こえる。韓国式日本語?


微動だにせん兵隊さんとおばあちゃん。


貝殻の形をした謎のオブジェ。


文禄・慶長の役で朝鮮水軍を率いて、豊臣秀吉の水軍と健闘したという李舜臣(이순신/イスンシン)。
韓国では国民的英雄のような感じらしい。日本でも教科書で習うよね。


そして来たんが、ソウル最大級の書店、教保文庫(교보문고/キョボムンゴ)。
ものすご広くって、分野別に仕切られとるけん探しやすい。


韓国人向けの中国語学習本と、中国人向けの韓国語学習本を買うた。


中国語を見ようたら、簡体字と繁体字がごちゃごちゃになっとる気がするんじゃが…。ええんか?

ちなみに、韓国の世界地図を見とったら…北朝鮮が!無い!
朝鮮半島が全部大韓民国になっとった。そういうもんなんかのー?

本探しは僕のリクエストじゃったけん、母さんとおばあちゃんは本屋に付属しとった喫茶店でまったり。
後で行ってみたら、アイスコーヒーを飲みょうた。おばあちゃんが韓国語で注文したらしい。さっすがーー!!

本屋で買い物したあとは、ホテルに帰って、買い物した荷物やこを置いて、ちょっと休憩することに。
地下鉄で帰ろうって思ったんじゃけど、階段の上り下りがメンドイ…。
(ソウルの地下鉄は深いくせに、階段ばっかりでエスカレーターやエレベーターも中途半端)
僕や母さんはええかもしれんけど、おばあちゃんがおるし…ってことで、初めてタクシーに乗ってみることに。

인사동 크라운 호텔에 가고 싶은데요~(仁寺洞クラウンホテルへ行きたいんですが)

朝鮮語の授業で習ったフレーズがむちゃくちゃ役に立った。
ホテルの名刺を見せたら、分かりましたって言うてくれて、ホテルまですいすい。

韓国には一般タクシーと模範タクシーがあって、トラブルを避けたいなら模範タクシー!って言いようる。一般タクシーに比べて模範タクシーはちょっと値段が高いけど、日本語が通じたり、トラブルも少ないらしい。じゃけど、一般タクシーも運転手さん親切じゃし、トラブルの「ト」の字も思い浮かばん。韓国のタクシーは日本に比べて安いけん、結果的に地下鉄と同じくらいの値段で帰ることが出来た。すごい、すごすぎる。地下鉄と違って地上、地下の上り下りも無いけん、楽じゃし!

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