最寄り駅のベイズウォーター駅に着いたらGoogleマップを頼りにホテルまで向かいました。

ウェッジウッドホテル

たどり着いたのは長屋のようにいくつもの玄関が立ち並ぶエリア。そのうちの1つに今回泊まる「ウェッジウッドホテル」(Wedgewood Hotel)がありました。

ベイズウォーター駅から徒歩で5~6分くらい。そんなに歩きませんでした。

ホテルのフロント

フロントの女性はとても親切でした。

僕の前に欧米系の老夫婦二人がチェックインをしていたのですが、パスポートがないだとかスーツケースを開けてゴソゴソし始めたら、フロントの女性が「後ろにもお客様がお待ちですから」と僕のチェックインをしてくれました。

ホテルのロビー

僕の部屋は3階でした。

スーツケースを担いで階段を上るのですが、狭い!(笑)。エレベーターもあったみたいですが、最初は気付きませんでした。細い階段がクネクネと続いていて、まるで増改築を繰り返したからくり屋敷みたいでおもしろかった(^^;)。

客室①

とにかく狭い部屋です(笑)。

部屋の扉もホテルのドアというより、一般住宅の仕切りに使うようなドア。隣の部屋の音もよく聞こえます。だから隣の部屋の人が帰ってきたら、まるで自分の部屋のドアを開けようとしているかと驚くほどでした。夜はスーツケースでドアの前にバリケードを作って寝ました(笑)。

客室②

鏡台があって、湯沸かし器、ティーパック、カップ、ドライヤーなどが置いてあります。あと部屋にはテレビもありました。

冷房はありませんでしたが、ロンドンの夏は涼しいので問題ありませんでした。逆に夜は寒いくらい。でも冷蔵庫がなかったのは少し不便だったかも。

クローゼット?

そしてクローゼットのような扉が2つ。

それはそうと、水回りはどこにあるのかしら?…と考えるのですが、実はこの扉、右側がクローゼットで左側が水回りとなっています(笑)。

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でも水回りは想像していたよりきれいでした。

僕は小柄なアジア人だからいいけど、欧米人はこれで大丈夫なのかっ!(笑)というような狭いシャワールームでしたが、お湯もきちんと出ます。僕は日本からシャンプーとボディーソープを持参しましたが、部屋にちゃんと用意もしてありました。

ホテルが高いことで知られるロンドン。駅から徒歩5分程度で、静かな住宅街の中にあり、古くて狭いものの、まあまあ水回りは良い。格安なんだなーと思いきや、朝食はちゃんと付いている。(僕は食べませんでしたが)夜に寝に帰るだけなら問題ないかな、と思います。

ホテルのすぐ外

成田空港ぶりのシャワーですっきりして、外を散策することにしました。時間は18時頃、かわいい建物が並びます(≧▽≦)。

ロンドンでMINI発見

おおおおーーーー!!!!

ロンドンに来てMINIを初発見!コンパーチブルタイプです。女性が運転席に座ってスマートフォンをいじっていました。イギリスは日本と同じ右ハンドルなので違和感がありませんね。実はこの直後にMINIを続けて2台発見しました。ロンドンでは本当にそこら中でMINIが走っていました。さすがイギリスの車です( ̄∇ ̄)。

看板

ヨーロッパでは何でもない普通の看板や標識まで可愛らしいです(*^^*)。

ボンドストリート駅

ホテルからセントラル線(Central Line)のクイーンズウェイ駅(Queensway Station)まで歩き、向かった先はボンドストリート(Bond Street)!

両親が乗っているMINI CLUBMANがボンドストリート限定タイプ(→参考)で、その名の由来となった本物のボンドストリートを是非見ておきたいという思いから向かいました(*^_^*)。

ボンドストリート

本物のボンドストリート!

ブラックキャブが列を作って信号を待っています。もう18時近いからか、お店はもう閉まっているところが多かったです。でも買い物をしに来たわけではなく、雰囲気を楽しみに来たのでそれはそれで構いません(笑)。

ボンドストリート看板

北側が「ニュー・ボンドストリート」(New Bond Street)で、南側が「オールド・ボンドストリート」(Old Bond Street)と言うそうです。

世界中の、というわけにはいきませんが、イギリスの高級ブランドはほぼありました。すごい密集度。ここで買い物をする人は値段を気にしない人たちなんだろうな、と思います。僕はウィンドウショッピングで十分です(^^;)。

信号押しボタン

イギリスに来て驚いたのは、みーんな赤信号を平気で無視していること。老若男女問わず、みーんな、本当にみーんな信号無視します( ・_・;)。

そして信号がいつまで経っても青にならないんです。あれれれ?と思い、脇を見てみると信号の押しボタンがありました。これを押すと信号がやっと青になります。

赤信号

インターネットで調べたらイギリスでは車が来ていなければ自分の判断で渡ってもいいことになっているそうです。お巡りさんも注意しないとか。

赤い電話ボックス

これぞロンドン!テンションが上がってしまいました(*^_^*)。

このあと、写真の建物の鐘がゴンゴン鳴り始めました。「うわー、素敵ー」と写真を撮っていたら、ターバンを巻いたインド系?の人が突然「You are lucky man」(君は幸せな人だ)と話しかけてきました。てっきり鐘が鳴ったタイミングに居合わせた僕のことをラッキーと言ってくれているのかと思い、アホまるだしの笑顔で「せんきゅー、せんきゅー」と答えていると「私はヨガ行者の○○だ」と名乗ってきました。

よく考えれば怪しすぎるわけですが、話を聞き続けてしまいました。

いきなりメモを書き出し、それをちぎると紙を丸めて、「それ持ってて」と言ってきます。そしたら「1から10の間で好きな数字は?」「兄弟は何人?」「好きな花は何?」と聞いてくるので、「うーん、数字は『3』かなあ」「弟は2人です」「好きな花は…考えたことないけど、桜かなあ」と答えました。

そしたら「持ってる紙を額にくっつけて、祈ってみな」と言うので「ヤヤッ!こういうことに僕が気を取られている間に仲間が背後から何か盗むつもりかっ!」と思い、周りをキョロキョロしましたが、特に誰もおらず。警戒しながら紙を額にくっつけてみると、男が「広げてみな」と言うので、持っていた紙を広げると…「3、2、Cherry」と書いてあるのです。

ヒョエ~!この人何者~!

男は続けて「君の願い事は何かな」と聞いてくるので、もう怪しさプンプン、我慢できなかったので「そーりー、いんぐりっしゅ?のーのー!」とコテコテのジャパニーズ・イングリッシュで逃げようとしました。振り払って歩き始めると男が後ろから「寄付をしてくれんかね?お金を!」と言いながら追いかけてきます。

人の多い大通りまで出てくると追いかけて来なくなりました。

帰ってから知ったのですが、詐欺まがいの「インド人街頭占い師」として世界中にいるそうです。最終的にATMまで誘導されて金を引き出すように言われたり、高額な料金を支払っている日本人観光客も少なくないとか。こわいこわい…皆さん、英語圏の国に行かれるときは気をつけてください(>_<)。

ピカデリーサーカス

気を取り直してピカデリーサーカス(Piccadilly Circus)にやって来ました。周りには劇場、レストラン、高級ブランド店などなどが並び、人通りもすごい数です。

そして有名な巨大ネオンサイン。韓国企業はサムスン(SAMSUNG)とヒュンダイ(HYUNDAI)が並びますが、日本企業の広告はありません。昔はTDKや三洋電機の広告があったそうですが、時代の流れかもしれません。日本人としては寂しい限りですが…(T_T)。

リージェントストリート

リージェントストリート(Regent Street)が伸びています。この曲線と建物の美しさ!すごい、すごすぎる。ますます圧倒されます。

歩いていたらユニクロがあったのでビックリしました。おしゃれ店舗!ネオンサインから撤退する企業が出てしまう一方で、こういうところで頑張っている日本企業を見ると嬉しいですね。「Superdry(極度乾燥しなさい)」はどうにかならぬか、と思う…

地下鉄の駅

何でもない普通の地下鉄の入口までオシャレに見えます。

地下鉄のことをアメリカでは「subway」(サブウェイ)と言いますが、イギリスでは「underground」(アンダーグラウンド)とか、愛称で「tube」(チューブ)と言うそうです。イギリスで「subway」は地下道を指すことが多いとか。

エロスの像

下界に向かって矢を放つエロスの像。周りには観光客と思わしき人たちでいっぱいです。

こっちの人たちって教会や階段の前に座っている人多いですよね。僕も一緒に座ってみて、しばしピカデリーサーカスを眺めながらボーッと。成田から長かったなあ、なんて考えたりしつつ(^^)。

横断歩道

先ほども書いたようにイギリスでは赤信号でも普通に横断するので、横断歩道には「LOOK RIGHT」(右を見よ)とか「LOOK LEFT」(左を見よ)なんてことも書いてあります。

源吉兆庵

テクテク歩いていたら源吉兆庵がありました(^^)。

ボンドストリートとMINI

またボンドストリートをテクテクしているとMINIが停まっていました。オシャレな町並みにMINIがとーっても良く似合っています(*^_^*)。

ブラックフライヤー①

イギリスに来て初めての食事はパブでいただきます。

やって来たのは「ブラックフライヤー」(The Black Friar)。テムズ川のすぐ近くにあって、もともと修道院だった建物だそうです。ロンドンは8月だというのに、初冬みたいな寒さなんですが、外でビールをおいしそうに飲んでいる人もいました。

ブラックフライヤー②

どうやって注文すれば良いのか分からず、見よう見まねで女性の黒人店員にラガービールを1パイント!と注文したら、すごい小さいグラスに注がれたので「?」と思っていたら、「お味はいかが?これでいい?」と聞いてくれました。試飲だったんですね。

すごくおいしかったので「是非!」とお願いすると、「ここは初めて?どこから来たの?日本?素敵ね」と少し会話してくれました。

フィッシュアンドチップス

フィッシュアンドチップス(fish-and-chips)も頼みました。

こんなに大きいなんて知りませんでした。白身魚が頭から尻尾までまるまる揚げてあります(^^;)。ケチャップソースも用意してくれて、ぱくぱく食べました。

イギリスの食事はおいしくないなんて声もありますが、結構イケる味でした。ビールが進む進む。でも食べ終えたときにはお腹いっぱい。他にも食べてみたいものがありましたが、これでギブアップでした。

TESCO

パブを出たところにスーパー(TESCO)があったので、ビールやら水やらを購入しました。

イギリスのスーパーはどこにでもセルフレジがありました。仕組みは日本とほとんど同じで、自分でスキャンしたら袋に入れていきます。イギリスの小銭はどれがどれかよく分からず、レジでよく時間かけていたので、セルフレジだと焦らずに小銭を消化できたので助かりました(笑)。

ビールを購入したからか、店員さんが近付いてきて「身分証明書を見せください」と言ってきました。僕はパスポートを見せましたが、どこの店でも必ず確認されました。もう26歳ですが…僕の顔が幼く見えたのか、イギリスが厳しいのか。

ブラックフライヤーズ駅

パブと同じ名前の「ブラックフライヤーズ駅」(Blackfriars station)です。

時差ぼけなのか、日本からの大移動で疲れていたのか、ホテルに帰ってバタンキューでした。明日は今日よりもっと歩くからしっかり体力つけなくちゃ!

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