きょうは今回のロンドン旅行で唯一のツアー。

コッツウォルズ地方(Cotswolds)に行きます!コッツウォルズとは昔の英語で「羊小屋のある丘」という意味だそうで、シェイクスピアの『リチャード3世』の中には”High wild hills and rough uneven way”(高く荒々しい丘とでこぼこで平坦ではない道)と書かれているそうです。「みゅう」というオプショナルツアーだけを扱うところの「憧れのコッツウォルズ周遊1日観光ツアー」(£55)に参加しました。

ローバーミニ

ホテルから駅まで歩いていたらクラシックミニが止まってる!今回のロンドン旅行で初めて見つけたクラシックミニです(^^)。

ヴィクトリア駅

集合はヴィクトリア駅(Victoria station)、2日目に集合場所を確認しておいたので問題なく来ることができました。しばらくすると同じツアーに参加すると思わしき日本人たちが集まり出します。みんなおとなしく、黙って集合場所にポツンと立つ姿、一目で日本人って分かりますね(笑)。

何も食べていなかったので近くの売店でホットコーヒーとサンドイッチを買い、移動するバスの中でゆっくり食べようかと思ったら車内飲食禁止!慌てて全部食べました(汗)。

コッツウォルズへのバス

みゅうは日本人向けのツアーなので、ずっと日本人の添乗員さんが付いてくれます。けれど、それぞれの場所では自由行動なので僕みたいに縛られたくない、けれど一人で行くのは不安だし、分からないことは説明聞きたい!みたいな人にはピッタシです。コッツウォルズまではロンドン中心部から2時間ちょっとかかります。添乗員さんからガイドブックでは分からないようなロンドンの生活事情なんかを聞くことができて、すごく楽しかったです。

コッツウォルズの1つ1つの村は30分もあれば見て回れるほど小さいですが、それぞれの村が離れている上それを結ぶ公共交通機関がないに等しいので、いくつもの村を見て回りたいときにはバスツアーかレンタカーがいいと思います。

ロンドン中心部を出たあたりで爆睡しました、朝早かったので(笑)。

コッツウォルズに入りました

起きたら午前9時すぎ、窓の外は一面の大草原!美しい田園風景が広がります。

バーフォード①

最初に到着した村はバーフォード(Burford)。ほんのわずかな距離のメインストリート沿いにお店が並んでいます。

添乗員さんから言われたこと。コッツウォルズは観光地とはいえ、人が住んでいる村。見学する側はじゃまにならないように…静かに見学します。

バーフォード②

ツーリング?をしているのか、脇に立派なバイクを止めてお茶をしているダンディーなおじさま方。こんな田舎道をバイクで駆け抜けたらさぞ気持ちいいだろうなあ…すごく羨ましいです!

バーフォード③

こんな感じにお店が並んでいます。本当にかわいらしい村です(≧∇≦)!こんな世界、絵本でしか見たことがなーい。

バーフォードの雑貨屋

ちょっと店内に入ってみると雑貨屋でした。

イギリスっぽい皮肉の効いたメッセージの書かれたコースターや、かわいらしいコッツウォルズを絵にしたマグカップなどなど。イギリス土産もここでそろいそうです。

ハフキンス①

添乗員さんにおいしいよ!とオススメされて向かったのがハフキンス(Huffkins)。フルーツケーキやスコーンなどで、2011年には英国で権威ある素晴らしい食品に贈られる「グレートテイストアワード」(Great Taste Award)にも選ばれているそうです。

ハフキンス②

おいしそうなパンがたくさん並んでいて、店内では食事もできます。

僕はとりあえずイギリスなんだから!ということでプレーンのスコーンをいただきました。できたてホクホクでおいしい!ジャムなんかを付けてもおいしいそうですが、そのままでもすごくおいしかったです!思わずもう1個買い、パクパク食べながらバーフォード散策。あとハフキンスではエコバッグも有名だということで1つ買いました。

バーフォード④

お花がすごくきれいなお庭!

バーフォード⑤

ガレージ?最近では見ないようなレトロ感漂う車がまたよく似合っています。

バーフォードの教会①

村の中心部からちょっと外れたところにあるセントジョンズ教会(St Johon the Baptist)。田舎の静かな教会って感じです。何だか、どこかで一度来たことがあるような…そんな不思議な感覚に陥るのは何でだろう。

バーフォードの教会②

お墓もたくさんありました。日本のお寺なんかとはまた違う、独特な雰囲気が漂っています。

滞在時間は大体40分くらいでした。もっと時間があれば、メインストリート沿いのカフェでお茶を飲みながらのんびりしたいところですが、まだまだコッツウォルズを見て回らないといけないのでバーフォードはこれにてお別れです。

バイブリー①

バーフォードから30分ほどで着いたのがバイブリー(Bibury)という村。イギリスの詩人、ウィリアム・モリスが「イングランドで一番美しい村」と言ったそうです。

写真のコテージは「アーリントン・ロウ」(Arlington Row)と言って、中世に建てられたそうです。地元で採れる石で作られていて、今でも人が住んでいるとか。なので僕たちもじゃましないように。扉の中からひらひらのエプロンを付けたウサギさんや、丸眼鏡をかけたリスさんが出てきそう!かわいい!

バイブリー②

期待を裏切らないかわいさ♪

バイブリー③

村のすぐ脇にはコルン川(River Coln)が流れていて、その付近は湿地帯のようになっています。自然ですね…時間は午前10時半、昼前の爽やかなひとときです。

バイブリー④

湿地帯の向こう側にも建物が見えます(^^)。

バイブリー⑤

このコルン川の清らかな流れがバイブリーの景観に一役買っているのは間違いないと思います。川の流れは透き通っていて、底が見えます。美しい!

マスの養殖場①

バイブリーには有名な「マスの養殖場」(Bibury Trout Farm)があります。

1902年に開業したそうで、今の時期はマスを放流していてエサをやったり、釣堀が楽しめたりするそうです。僕は時間がないので中には入りませんでした(^^;)。

マスの養殖場②

売店ではマスが売られていました!おいしそう~じゅる~。

日本まですぐなら買って帰りたいところですが、そういうわけにもいかないのでここは泣く泣く断念。それにしてもおいしそうです。

マスの養殖場③

養殖場の脇を歩いていると、中をのぞくことができました。

ポストマンパット

養殖場の売店の入り口にポストマンパットが!

懐かしい~小さい頃、ポンキッキで見ていました!ポストマンパット♪ポストマンパット♪郵便屋さんとぶち猫ちゃん~♪しかしぶち猫ちゃん、こんな目をしていたっけ…?

スワンホテル①

こちらはスワンホテル(The Swan Hotel)、日本人にも人気があるそうです。コルン川のそばにたたずむホテルもまた風格あって立派です。

スワンホテル②

絵画の中の世界みたい、ため息が出ちゃう美しさですね。スワンホテルは中庭もすごいきれいらしくて、いつか泊まってみたいです。

バイブリーでの滞在時間も40分ほど、もうちょっとゆっくり見ていたかったです(>_<)。でもまだまだ見なきゃいけない村があるので、これにてバイブリーはお別れ。

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