10月3日(日) 上海万博

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続いてやって来たんが、ポルトガル館。

日本語 : ポルトガル共和国
英 語 : Portuguese Republic
中国語 : 葡萄牙共和国
現地語 : República Portuguesa(ポルトガル語)


入館すると中国語、ポルトガル語、英語でメッセージが。

葡萄牙:一个面向世界的广场,面向世界的能源。
ポルトガル:世界に目を向けた広場、世界に目を向けたエネルギー。


ポルトガル語と中国語の辞書。ものすごい古いものらしい。
しかし中国語が横書きになっとる点に注目。(昔の中国語は縦書き)そして横書きも左から書いとる。(昔の中国語は右から)

日本にも「日葡辞書(日本語-ポルトガル語)」が存在し、日本語の発音をポルトガル式ローマ字で表記しとることから、当時(室町、安土桃山)の日本語の発音を知る上で重要視されとるらしい。当時の日本語を知る良い材料にもなっとんよ。

例えば、日葡辞書から分かることは、
・「日本」という漢字には「にふぉん」「にっぽん」「じっぽん」の3通りの読み方があった。
・進退は「しんだい」、人数は「にんじゅ」、因縁は「いんえん」、抜群は「ばっくん」と読んでいた。
・「ろりろり」とは、恐ろしくて落ち着かない様を表す語だった。


中国の皇帝に宛てて送られたと見られる手紙。達筆な漢字が書いてある。


僕たちが最後に見たパビリオンが、オランダ。

日本語 : オランダ王国
英 語 : Kingdom of the Netherlands
中国語 : 荷兰王国
現地語 : Koninkrijk der Nederlanden(オランダ語)


空に向かって道路が8字型にうにょーって延びとる。
キラキラと電気が光りょうて、きれい。


大量のテディベアたち。台の上のくま、センサーで人間のおるほうに目がギョロっと動くようになっとる。こわい!!!!


こちらにはゴッホの作品が。


宙を舞うミッフィー!ミッフィーはオランダで生まれたのね。
こちら、うさこちゃんの本名、実は「ナインチェ・プラウス(Nijntje Pluis)」って知っとった?


こちらはドイツのパビリオン。未だにすごい列が並んどる。
すごい形の不自然なパビリオン。変わった形でも調和がとれとる、とそういう意味らしい。

日本語 : ドイツ連邦共和国
英 語 : Federal Republic of Germany
中国語 : 德意志联邦共和国
現地語 : Bundesrepublik Deutschland(ドイツ語)


こちらはポーランドのパビリオン。切り紙のような外観。
この切り紙はポーランドの伝統芸術だそうで、すきまからライトの光が…という仕組み。

日本語 : ポーランド共和国
英 語 : Republic of Poland
中国語 : 波兰共和国
現地語 : Rzeczpospolita Polska(ポーランド語)


スペインのパビリオン。外観は全て藤(とう)の板で作っているとか。
その籐の板は山東省の手工業者が作ったもので、全部に番号が付いとるらしい。

日本語 : スペイン王国
英 語 : Kingdom of Spain
中国語 : 西班牙王国
現地語 : Reino de España(スペイン語)


最後に三人で中国館をバックに。並んでも長く、並ぶにも予約券がいるという中国館。
見たかったけど、何時間も並んどるよりはいろんなパビリオンが見れたし、これで良かったかなと満足。

お疲れ様でした。

日本語 : 中華人民共和国
英 語 : People's Republic of China
中国語 : 中华人民共和国
現地語 : 中华人民共和国(中国語)

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